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自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

戸隠山高妻山縦走登山〜楽しい岩場と雲上の高妻山〜(2023年7月)

スリリングな岩場の戸隠山と、百名山高妻山に縦走登山。

戸隠山へのルートは想像以上にスリリングでした。鎖で登る楽しい岩場。登りは良いが降りるの怖い展望岩、景色は最高。個人的にはジャンダルムより怖い蟻の塔渡り。まぁこのスリルが楽しいんですけどね。

ガスの中の高妻山は、山頂は雲海の世界。1人テンション上がりまくりです。登る人に、山頂は最高の景色でしたよ!と言っても冗談と受け取られてみんな信じてくれませんでした。笑

場所:長野県

日程:2023年7月18日(火)平日、1人

獲得標高:1874m

距離:16.6km

登山時間:7時間40分(標準CT11時間)

心踊る自然

早朝の誰もいない戸隠神社。神聖感凄い。f:id:kuromenboo:20230729060155j:image

登りは良いが降りるのが怖い展望岩。
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景色はこの山行で1番良かった。
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蟻の塔渡り。最後の1番細い部分が最恐!f:id:kuromenboo:20230729060415j:image

楽しいけどね。
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ガスの中の高妻山f:id:kuromenboo:20230729060259j:image

山頂は雲海の世界で最高!
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登山計画

道の駅あらいで車中泊して、03:00出発。ウォシュレットもついていて、駐車場も広く快適でした。

ルート

04:20高妻山駐車場→戸隠神社を抜けて、05:00登山口→06:00岩場ラッシュ→06:35戸隠山→09:20高妻山、20分のんびり→12:00駐車場

登山時間:7時間40分(標準CT11時間)

駐車場

高妻山登山者駐車場。戸隠神社の駐車場に停めようと思ってましたが、有料でまだ閉まってて断念。前日の3連休中は埋まることもあったようですが、今日はガラ空きです。f:id:kuromenboo:20230729145112j:image

登山装備

  • 服装上(半袖)
  • 服装下(半ズボン)
  • 足元(トレランシューズ)
  • キャップ、ヘルメット
  • サングラス
  • タオル
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105)
  • ミニ三脚
  • ドリンク(ハイドレーション3L)2L使用
  • 行動食(ゼリー2、バー2)

予備装備

  • レインウェア上下
  • 手袋
  • 救急セット

合計8.5kg

登山

04:20駐車場出発。戸隠神社への道は、スニーカーでも行ける程度に整備されてます。f:id:kuromenboo:20230729151309j:image

大杉が蔓延る戸隠神社。誰もいない薄暗い雰囲気は、とても好きです。
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むかーし来た時もこの大きさに感動したけど、いつ見ても凄い。
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05:00戸隠山登山口。戸隠神社の1番奥に登山口がありました。いざ、楽しい岩場へ!
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立派な鱗雲と戸隠山の絶壁。
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20度ぐらいで涼しいですが、登ってると暑い。
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あれは登山道ではないよなー?海底に溜まった堆積岩が隆起してできた山らしく、全体的に脆そうに見えます。
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大きめの巌窟。昔の修行僧はここでお祈りを捧げていたのでしょうか?草木でわかりにくいですが、右側は崖で、傾いてるので危険。
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今日の大気は不安定予報だったので、太陽は見えたり見えなかったりです。
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上を見ると、え、やばくない?そそくさと先に進みます。
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こういう歴史のある山は面白いですね。
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ついに、登場してきた岩場。実際に脆い訳ではないですが、岩が脆そうに見えるので慎重な3点確保が重要な気がします。
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06:00展望岩到着(勝手に名前つけた)。とりあえず登るっしょ!と思って登るのは良いが案の定降りるのは怖いので注意。
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景色最高!上も馬の背の広さしかありません。西岳方向、破線ルートですが、とても楽しそう。
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遮るもののないとても気持ちの良い景色。
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戻りが、やばい。鎖までいければ怖くないのですが、ない区間が怖い。細い足場を登るのは良いのですが、下がる方に足を出すのが中々のスリルです。
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ここから戸隠山への登りは岩場だらけです。岩がぽろっと取れそうで、鎖がないと辛いルート。
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危険箇所には鎖があるので、緊張感なく怖くはないです。

来ました、蟻の塔渡り。他の方の記録を見ると四つん這いになって渡ることから、その名がついたと思いますが、さてさて、俺も蟻になるのか?f:id:kuromenboo:20230729151356j:image

良いね良いね。巻道側は、鎖があるとはいえ崖なのに変わりはなさそう。
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出たしはまだ怖くなく、写真を撮る余裕があります。
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通りきって、振り返ってパシャリ。さすがに途中でカメラを出したり動画を撮る余裕はなかったですが、二足歩行で行くことはできました。最後の1番細い部分が唯一の難所かな?巻道でもそこは通らないと行けないようだし、高所恐怖症の人は無理じゃないでしょうか?
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三脚でパシャリ。久々にスリルを感じた良いルートでした。個人的にはジャンダルムより怖かったですが、二足で行ったから?蟻になったら怖くないのでしょうか?
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これから向かう高妻山。こんなに遠いの?笑。いや、まだこんなにも山を楽しめる!
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あまり写真撮ってませんが、大量に花が咲き乱れてます。クガイソウ
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06:35戸隠山。スリリングな岩場の後だと標識に価値を見出せない。
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蟻の塔渡りが終わると、もう危険な岩場はありませんが、崖の横のルートは続きます。むしろこういうルートで事故は多そうなので、集中!
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飯綱山がよく見えます。今度登りに行くからねー!
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ニッコウキスゲは色合い的に良く映えますね。
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おっと、さっきまでスッキリ見えていた高妻山にガスが湧いてきました。
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ふーむ、これは真っ白か。3時ぐらいから雨予報のサイトもあったので、厳しいかもしれません。
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一から十まで名前のついた祠?がありました。
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黙々と山頂へ。

何と!雲上の世界!これは予想外!f:id:kuromenboo:20230729151152j:image

山頂は岩がゴロゴロしていてぴょんぴょんと楽しい。山頂に十番目。一つ一つの名前がカッコ良い。f:id:kuromenboo:20230730142430j:image
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09:20高妻山!雲の上!独り占め!
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乙妻山。登りたくなる面構えしてらっしゃる。
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戸隠山方向。あっちだけがガスガスだったようです。
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やっほー!せんけど。f:id:kuromenboo:20230730142501j:image
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存分に1人時間を楽しんだので、ガスの世界に戻ります。f:id:kuromenboo:20230730142518j:image

登ってきてる人に、「山頂はいい景色ですよ」と言っても冗談に受け取られるのは仕方がない。笑
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戸隠山方向。来た道とは違うルートで戸隠牧場に戻ります。
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中々やらしい土質で何度か滑りました。
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戸隠牧場到着!平和な山景色でいいですね。動物と触れ合えるいい場所なので、機会があれば子供を連れてきたいですね。
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12:00駐車場に帰ってきました。3連休中は満車で凄い人だったようですが、その翌日となると静かな山行でのんびり楽しめました。

昼は、物産センターの地下にある黒姫蕎麦。天ぷら蕎麦大盛り600円って凄い!思ったら値段通りの味で残念…良いもの食いたかった。f:id:kuromenboo:20230730143811j:image

その後は釜豚の湯へ。ここは良かった!店員の対応も良いし、サウナが異常に熱いのは私好みで、温泉も気持ちよく、疲れが吹っ飛ぶ素晴らしい温泉でした。リピートかな。

 

戸隠山のスリルの印象が強すぎて、百名山高妻山の印象は弱い山行でしたが、楽しかった!

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

kuromenboo.hatenablog.com

kuromenboo.hatenablog.com

登山の時はいつもSEL24105F4!

登山装備

使っているトレランシューズはアカシャ。

いつも愛用しているファイントラックのナノタオル。よく乾きよく吸う良いタオル。

kuromenboo.hatenablog.com

サングラスは、E-NOX EIGHTの調光レンズ。縁がなく視界性抜群です。

kuromenboo.hatenablog.com 

特に印象に残った登山まとめ

過去の登山まとめです。

kuromenboo.hatenablog.comkuromenboo.hatenablog.comkuromenboo.hatenablog.comkuromenboo.hatenablog.com

登山のハイドレーションや水筒の乾かし方〜プラティパスをひのきの棒で乾燥〜

登山で使っているハイドレーションですが、使った後、中々乾かなくて困っている人は多いと思います。私も困り試行錯誤してましたが、最適な方法を見つけたので共有します。

方法は、「ひのきの棒を突っ込んで、後は自然乾燥」です。武器ではありません笑。吸水性の高い木材を入れておけば、中の水分を吸い取り、外に排出してくれます。ハイドレーションだけでなく、乾かしにくい給水容器にも使えますし、とても簡単なので、オススメです。f:id:kuromenboo:20230612215408j:image

これまでの取り組み

まず私が使っているハイドレーションは、「PLATYPUSのBIG ZIP LP3.0L」です。手も入るほどガバッと開けられるタイプですが、洗った後そのままにしているだけではそう簡単に乾きません。

色々試してきましたが、どれもイマイチでした。

  • 吊るして乾かす→全然乾かねぇ。
  • タオルで拭き取る→丁寧に拭き取れれば可能だが、めんどい。
  • ドライヤーで乾かす→めんどい。
  • 冷凍庫で凍らせて、水滴を凍らせてとる→めんどい。

ハイドレーションの乾かし方

私の最適と思う方法は、ひのきの棒を突っ込んで、後は自然乾燥です。

私は、何かのおまけでもらったひのきの箸を繋げて長い棒を作り、使っていますが、奥まで届いて、外にでる長さであれば良いと思います。

差し込んでそのまま放置で、少なくとも2-3日で乾きます。乾きが悪そうなら、箸をひっくり返したり、乾いたものに入れ替える方が早いです。乾いたひのきが水分をグングン吸って、気づいたら乾いています。洗って、ひのきの棒を差して、後は放置、楽で良いです。ひのきの棒は乾けばまた使えるのも良い点です。

ただ、チューブに関しては諦めてます笑。

愛用しているひのきの棒。f:id:kuromenboo:20230611125231j:image

箸をテープでつなげている簡易的なものです。
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これを突っ込んでおけば乾きます。
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その他、オススメの登山装備

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

α7Ⅲは登山の相棒です。寒冷地でも十分使用できるのでα7IIから乗り換えました。

登山は基本SEL24105F4。これ一本あれば十分です。

重量を絞りたい時に便利なミニ三脚です。しっかり固定できるので、α7Ⅲでも安定しています。

登山装備

夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

沢でのインナーはアクティブスキン上下がオススメです。雪山でも使えますし、沢登りでは、インナーとして使えば、肌部分の乾きをキープしてくれます。これ単体で使うとあまり効果の実感はありません。

ファイントラックのナノタオルは、小さいながらもしっかり汗を吸いますし、水をつけて体を拭けば結構さっぱりします。温泉での体ふきでも何とか使えます。

冬のインナーグローブはこれを使っています。寒くない場合はアウターなしでこれだけで行動することも多いです。

kuromenboo.hatenablog.com

アイゼンでいいじゃんと思ってた時もありましたが、チェーンスパイクは軽いですし、とても便利です。

kuromenboo.hatenablog.com

登山でみた絶景

登山の中で特に感動した絶景たちです。

その他山行記録

子供と登っている記録。人が多い山を選んで登ってます。

雪山登山のオススメ

沢登のオススメ

荒島岳の中出コース〜3歳の子供を背負って登山〜(2023年5月)

中出コースから、小荒島岳を越えて荒島岳へ、3歳の子供を背負って登ってきました。出発時と山頂からの下山時に少し歩いて、後はパパの背中のゆりかご登山。増えるウェイトは13kgになり、標準タイム8時間は中々にしんどい山行でしたが、ニコニコする時間も多く、楽しんでくれたようで良かったです。
場所:福井県

日程:2023年5月21日(日)

獲得標高:1357m

歩行距離:11.4km

登山時間:6時間25分(標準CT7時間50分)

登山のハイライト

駐車場からすぐ光のカーテン。f:id:kuromenboo:20230523212911j:image

中出コースは緑が美しい。
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山頂でニッコニコ。パパも。
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福井の街並みというか田んぼ並み。
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日程と装備

ルート

07:20駐車場→09:10小荒島岳、30分休憩→09:40出発→10:40荒島岳、1時間ランチ→11:40出発→13:50駐車場

登山時間:5時間+休憩1時間30分(標準CT:7時間50分)

駐車場

中出コース駐車場に駐車。07:00の時点では10台ぐらいはまだ停めれそうでしたが、ここが埋まると結構戻った場所にしか空きがないと思われます。f:id:kuromenboo:20230523212931j:image

装備

  • 行動着上(半袖)

  • 行動着下(半ズボン)

  • 足元(トレランシューズ)

  • カメラ(α7Ⅲ、SEL55F18)

  • ミニ三脚

  • ドリンク(2.5L)2L使用

  • 昼ごはん(カップ麺、水筒でお湯、パン)
  • 行動食(バー、ジェル、タブレット

  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず

  • ウィンドシェル、手袋(使用せず)

子供用準備

子供は快適そうでした。登ってる私は汗だく。

  • 子供服装上(長袖)
  • 子供服装下(長ズボン)
  • 登山靴
  • ザック(モンベル、ベビーキャリア)
  • おやつ、ジュース
  • オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)
  • 手袋薄手(使用せず)
  • ウィンドシェル、レインウェア、フリース(使用せず)

登山

いつの間にか駐車場のすぐ近くまで高速が通っていて、しかも福井から無料という、登山者にとって最高です。朝早く出たので、子供は車でねむねむしながら到着。

07:20準備して駐車場出発。この場所だけガスで光のシャワーが美しい。f:id:kuromenboo:20230523212622j:image

最近は、登り始めは歩くようになりました。f:id:kuromenboo:20230523212709j:image

と思ったら30mほどで「もう疲れたよー」とのこと。さぁ、山頂直行便のアトラクションに乗って出発。
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中出コースは、新緑が気持ちよくまさしく森林浴という感じです。
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福井の街並みと銀杏峰。あれは田んぼ。トンボ?田んぼ。トンボ?のエンドレス会話しながら登ってます。
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09:10小荒島岳到着、30分休憩。ここで第一弾登山のご褒美チョコ投入。ただ、虫がかなり飛んでいて、虫イヤー虫いやームシイヤー泣。もう帰ると言い出しました。
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何とかなだめながら、荒島岳を目指します。少し登ると虫のことは忘れたようですが、山頂の虫は少ないよう頼むよー。
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中々の急登が続きます。汗だく。しんどい。
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寝ましたー。乗ってるだけでもちょっとしんどいよね。付き合ってくれてありがとう。
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振り返って小荒島岳
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もちが壁。ここが有名どころですが、小荒島岳から荒島岳のルートは他にも急登ポイントが多いです。
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安定の撮影ポイント。白山は少し雲隠れ。
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夏に荒島岳登るのは久々で、こんなに草が高くいんどと景色の違いを楽しみながら登ります。冬の方が圧倒的に好きな山かな。
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10:40荒島岳到着、1時間ランチ。そういえば、3歳になり顔出しNG令が出ました。いい笑顔を見せられないのが残念。こちょこちょして笑わせるのがコツです。
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独立峰からの眺めは素晴らしい。山頂は多くの人で賑わっており、みなさんランチしてました。
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荒島岳は虫だらけでしたが、ここは少ない!良かったー。虫が多かったらご飯食べずに即下山も考えてましたが、お湯を注いでカップ麺とカレーメシです。
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いつも、山頂では少し歩きます。お地蔵さん?にナムナム。
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お、下山も歩く?歩くのは良いよー頑張って行こーと思ってましたが、急登をバックで降りながら子供の手を両手で持ってサポートは流石に怖い…今日の核心でした。
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駐車場直行便に乗せてからは、登りはしんどくてスルーした花々を愛でながら、ハイペースで下山。時間としては2時間ですが、景色が変わり映えしないからかとても長く感じました。
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13:50駐車場到着。水道があるので靴を綺麗にできるのは嬉しい。
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最近は4時間程度の山行ばかりだったので、7時間は中々疲れました。子供の機嫌が持つかを1番心配していましたが、何とか楽しそうにしてましたし、この夏も色々連れていくぞー。

下山後、長い登山に付き合わせちゃったので、子供の大好きな福井遊びマーレで2時間コース。全力で遊んでました。

今回の山行で活躍した道具

子供登山装備

今回初導入の子供用登山靴。0.5刻みでサイズがあるのがありがたい。しっかりグリップして歩きやすそうでしたが、防水なので汗はこもりやすい印象でした。kuromenboo.hatenablog.com

モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。

kuromenboo.hatenablog.com

うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。

カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。

kuromenboo.hatenablog.com

登山装備

子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

kuromenboo.hatenablog.com

ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。

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子供撮影機材

子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。

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いつもはSEL24105F4ですが、今回はSEL55F18です。

子供撮影は単焦点が良く、日常ではSEL35F18を使っています。

子供関連記事

子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。

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その他関連記事

子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。kuromenboo.hatenablog.com

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残雪の毛勝三山周回登山〜毛勝谷から登り猫又谷を下る〜(2023年5月)

毛勝谷雪渓から登り、毛勝三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)、後立山連峰の景色を堪能し、猫又谷雪渓から降りる、残雪期限定の最高のルート。時間、距離は非常に長いが、楽しめる時間がそれだけ長いということ。最高かよ!と雪渓をこれでもかと堪能し、稜線からの雄大な景色を感じられる、また行きたくなるルートでした。

場所:富山県魚津市

日程:2023年5月2日、1人

獲得標高:2482m

距離:24.5km

登山時間:11時間15分(標準CT14〜15時間と予想)

出会った自然の絶景

下から見る毛勝谷。これを詰めるのかと思うとワクワクが止まらない。f:id:kuromenboo:20230505162839j:image

もうザックを下ろせない斜度。太陽が届いてきて何とも美しい光景。f:id:kuromenboo:20230506072637j:image

毛勝谷大詰めで振り返った景色。僧ヶ岳も登りたい。f:id:kuromenboo:20230505162852j:image

真ん中が毛勝谷。あの斜度を登ってきたの?
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毛勝山からの景色。
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毛勝山から見る、釜谷山、猫又山、これから行く稜線。
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釜谷山から見える後立山連峰の大眺望。
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猫又山に来てやっと雲から姿を現した剱岳。やはり男前。
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猫又谷。さぁ、滑走(滑落?)の始まり。
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帰りの林道にいた洞杉。でかい。
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登山計画

有磯海SAで3時間ほど睡眠(仮眠?)をとり、いざ登山口へ。

ルート

04:10駐車地→04:50片貝山荘→09:20毛勝谷終了→09:40毛勝山→10:45釜谷山→12:00猫又山→12:20猫又谷下降開始→13:50林道→15:25駐車地

登山時間:11時間15分(標準CT14〜15時間と予想)

駐車場

片貝第四発電所の空き地に駐車。ここから先は通行止めでしたが、片貝山荘のすぐそばまで雪はなかったです。f:id:kuromenboo:20230506153152j:image

登山装備

  • 服装上(インナー、半袖)毛勝谷の最後にレインウェア
  • 服装下(厚手防風ズボン)
  • 足元(3シーズン靴、ゲーター、アイゼン)
  • キャップ、ヘルメット
  • サングラス
  • インナー手袋(ヒップソリ時にテムレス)
  • タオル
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105)
  • 三脚
  • ピッケル
  • ドリンク(ハイドレーション3L)2.5L使用
  • 食事(行動食、パン、ソーセージ)
  • ヒップソリ

予備装備

  • ツェルト
  • 防寒着上下
  • レインウェア上下
  • バラクラバ
  • 冬用手袋
  • 救急セット

登山

駐車地→毛勝谷終了点

車を降りると、少し雨…え、聞いてない!まぁ晴れ予報だから、昨日の夕方からの雨の名残か…。非常に小雨なので、カッパも着ずそのまま出発。気温は7度で思ったより寒くないので、上着はなしです。

04:10登山開始。歩きやすい林道をひたすら進み、片貝山荘を越え、林道が終わる手前ぐらいで雪が出てきました。f:id:kuromenboo:20230505162827j:image

雪が出たところで、アイゼン装着。
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雪渓はしっかり仕上がっています。手前の方はスノーブリッジは壊れていますが、通行の問題になるような箇所はなく、まだまだ登れそうです。
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スノーブリッジがなくなると、雪崩た跡のデブリーランド。冬は絶対に踏み入れちゃいけない場所で、川の上を進めるのは、新鮮で楽しい。猫又谷側は土の表面ごと雪崩ている箇所はありましたが、こっち側は雪崩ている箇所はなかったです。遠くに見える毛勝山が良い。
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毛勝谷と大明神谷との分岐。f:id:kuromenboo:20230505162653j:image

これは大明神谷。十分に登れそうで、こちらも楽しそうですが、今日は予定通り毛勝谷に向かいます。先行者も毛勝谷に入って行きました。
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毛勝谷を詰めて行くと、上の方が白い…お、霧氷だ。昨日は雪が降ったかもと思っていましたが、風もあり霧氷が育ったようで、ラッキー。
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徐々に斜度が増してきてます。いざ、毛勝谷。
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詰めるにつれて急になり、もうザックをおろすことも難しくなってきました。デブリでできた窪みでストックからピッケル に装備変更して、いざ急登へ!
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続々と登って来ています。最終的に1人に追いつかれました。
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ひたすらに登りますが、斜度がきつく10歩進んでは止まるの繰り返し。また、上の方まで来ると、前日の降雪の痕跡があり、氷の上に雪がついていました。雪崩が不安でしたが、そこまでは降らなかったようで、安心ですが、もし多く降っていたらと思うと、運が良かっただけですね。f:id:kuromenboo:20230505162830j:image

太陽の光が谷に差し込んできて、陰影がすんばらしい。f:id:kuromenboo:20230505162842j:image

久々に履いた3シーズン靴とアイゼンでの、急登が良くなかったようで、靴紐を締めてもかかとよ靴擦れがおき、一歩一歩がしんどい…。八の字、スリーオクロック、ナインオクロック、色々試してもイマイチ靴擦れが辛い。斜めにジグザグ登る何とか靴擦れ防止しながら登ります。
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毛勝谷の終わりが近づくと斜度が緩くなり楽になってきました。振り返ると僧ヶ岳、遠く魚津の街並み、ちっちゃな登る人、いい景色です。
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ラストスパート!斜度も落ちて来たし、寒くなって来たので、ここで防寒用にレインウェア上を着ました。f:id:kuromenboo:20230505162945j:image

09:20毛勝谷登り切りました。昨日爆風だったのか霧氷。まさかこの時期にもまだ見れるとは思いませんでした。f:id:kuromenboo:20230506153331j:image

毛勝山〜猫又山

登りきると、剱岳が、見えない!が、素晴らしい眺望です。f:id:kuromenboo:20230505162703j:image

恥ずかしがり屋の剱岳。雲ひとつない景色より雲がある方が好きですが、顔を見せておくれー。
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まずはすぐそこの毛勝山に登っておきましょう。f:id:kuromenboo:20230511104545j:image

09:40毛勝山到着。昨日の降雪で3cmぐらい積もってて最高!一番乗りで、この時期には珍しい新雪を踏みしめます。


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霧氷と僧ヶ岳。まだ登ってないので今度行かなきゃな。
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少し乗り出すと、登ってきた毛勝谷が見えましたが、上から見ると登れると思えない斜度です。人が写ってないとわかりにくいですが、小さいながら足跡が見えます。
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毛勝谷、僧ヶ岳、良い景色です。
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続々と登って来ています。本日の登山者は、自分を入れて7人ぐらいでしょうか。f:id:kuromenboo:20230511104424j:image

毛勝山南峰付近にスノーモンスターが沢山いて見応えがありました。
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この時、毛勝谷を登りきれば、後は稜線歩いてサクッと下山するだけかなーと思ってましたが、駐車地までの距離が、とにかく、長かったです。

いざ、釜谷山を越えて猫又山へ。剱岳はまだ雲の中。f:id:kuromenboo:20230505162848j:image

雪庇がすごいし、道は所々割れてるし、これ地面が急に崩壊しないよな?と思いながらも楽して崩れてる側を進みます。
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縦走路はそこまで急登ではないし、足はまだまだ元気。途中から(むしろずっと)見える後立山連峰の山々が美しすぎます。欅平駅はあの間にあるのかと、水平歩道を歩いたことを思いながら眺めます。
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10:45釜谷山到着。釜谷山からの景色は特に素晴らしいです。
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ここで昼飯。とは言っても常に少しづつ食べながら登ってるので、景色堪能休憩みたいなもんです。
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どの山もやべぇカッコ良いのですが、唐松岳のかえらずのけんのギザギザが好きです。
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ラストピーク猫又山へ。剱岳さん、そろそろ顔出して良いのよ?
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途中に急登と呼ぶには斜度がありすぎる壁がありました。壁が固く、アイゼンは入りにくいし、滑ったら木に当たりそうだしで、この山行の中で1番緊張しました。ピッケル出すのを面倒くさがってストックで行くのが間違いだったのだけどねー。f:id:kuromenboo:20230505162833j:image

12:00猫又山。11月に一回来て、大猫山まで縦走したのを思い出し、大猫山までの道はヤッブヤッブだったのが印象的でした。
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やっと姿を現したか剱岳
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猫又山〜猫又谷〜駐車地

後は猫又谷に行って下りまくるだけですが、猫又谷への尾根の分岐が非常にわかりにくく、少し彷徨いました。何も考えず行くと左側の尾根に入ってしまうのですが、右側の藪に突っ込むのが正解でした。
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藪に突っ込んだ後、振り返った写真。踏み跡とか消えてたし、ここがルートとは思えない道でした。大きな岩が目印です。


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ここまで来ると剱岳の男前度が高すぎます。縦走で歩いてみたいものです。
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サックサックと下れば猫又谷です。
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12:20猫又谷到着。いざ、ヒップソリ準備!満を持して行ったるでー!という気持ちはすぐに消し飛びました。いや、無理!滑ったとしてどうやって止まるよ?無理だ。ごめん。
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せっかく持って来たのでちょっと乗って、みましたが、滑落停止練習みたいなことになってます。完全に乗るのは無理なので、両手両足で減速しながらぐらいが丁度良かったです。
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斜度が落ちて来て乗りやすくなったのですが、今度は落石がこえぇ。アイゼンで引っ掛けたら足折れるんじゃね?と注意を払いながら積極的にヒップソリ。
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後は長ーい雪渓歩きと、林道歩き。若干川は見えてますが、まだまだ川は埋まっており、不安な箇所はありません。
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猫又谷を振り返る。1人、テント泊装備で登って行ってました。
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道は自由なようで決まっているような感じで、サクサク下山。
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踏み抜いたー!下は川ではないですが、地面がなくなる感覚はびびります。
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13:50林道到着。舗装された道をひたすら歩くだけですが、意外にも見どころがあり、そんなに飽きることはないルートです。


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途中に若者が5人ぐらい座っていて、え、何こんな車も入ってこれない場所で何してるんだ?と思っていると、洞杉の観光地だったようですが、往復10kmを良く歩いてきたなと関心。しんどくて周遊コーススルーしちゃったのですが、道沿いにもとても立派なのいました。
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龍石。その昔、洪水の原因は龍と信じられていたのだとか。確かに珍しい石。これは道を逸れてすぐにあります。この川で装備をもろもろ泥落とし。
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カタクリさんもいました。
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この水たまりは何と、両生類の棲家なんだって。カエルの卵塊だけでなく、サンショウウオも暮らしてるみたいで、観察が楽しい。
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とか色々観察してると洞杉観光の駐車場まで来ました。下の道路が通行止めで、今の時点ではここまで車で来れません。
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15:15やっと帰ってきましたー。10時間を越える山行は、山への没入感が高く、やはり良いものですね。また長い登山に行くぞー。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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登山の時はいつもSEL24105F4!

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。2015年に購入し、既に8年使っても新品同様の丈夫さ。

今日履いたズボン。さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でも基本これで行けますし、残雪期でも暑くなることなく活躍してくれました。オススメ。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。今日は使ってません。汗冷えを感じません。

ストックはBDのトレイルプロショック

kuromenboo.hatenablog.com

インナー手袋はスマートウールのこれ。雪はつきにくく、雪山であっても、終始これだけの時が多いです。

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サングラスは、E-NOX EIGHTの調光レンズ。縁がなく視界性抜群です。

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2019年にも一度行きましたが、目前で雪崩れたため、滝壺まではいけずでした。

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秋に沢登りで行きました。kuromenboo.hatenablog.com

特に印象に残った登山まとめ

過去の登山まとめです。

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カモシカがいた蟹ノ目山〜人少なめの北側ルート〜(2023年5月)

久々に同僚との登山。昔はよく一緒に「石川県の山」の本を頼りに登ったものです。登る山は、近場で登ったことのない蟹ノ目山(がんのめやま)をチョイス。ルートはYAMAPだと南側が主だが、本に書いてある北側のルートから登ることに決定!ちゃんと踏み跡はあるのか?情報のない山の方がワクワクです。

場所:石川県加賀市

日程:2023年5月1日(月)平日、2人

獲得標高:606km

距離:8.1km

登山時間:3時間25分(標準CT:3時間10分)

出会った自然の絶景

登山道にカモシカf:id:kuromenboo:20230514193921j:image

蟹ノ目山からの景色。


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登山計画

ルート

09:00駐車地→09:30分岐→10:45蟹ノ目山→12:20駐車地

登山時間:3時間20分(標準コースタイム3時間10分)

駐車場

東谷生活改善センターに駐車。f:id:kuromenboo:20230514193816j:image

登山装備

  • 服装上(半袖)
  • 服装下(半ズボン)
  • 足元(トレランシューズ)
  • キャップ
  • タオル
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105)
  • 三脚
  • ドリンク(ハイドレーション)

予備装備

  • ツェルト
  • レインウェア上下
  • 救急セット

登山

09:00駐車地出発。登山口には立派な蟹ノ目山の看板。分岐までは、頑張れば車で入れたなという道を進みます。f:id:kuromenboo:20230514193854j:image

09:30分岐到着。ちょっと道を間違えて進み、蜘蛛の巣とか草ぼうぼうすぎて流石に違うだろうと気づいて正しいルートへ。

それなりに踏み跡はありますが薄め。中々の急登を登ります。人気はなく、こりゃクマでてもおかしくないような雰囲気。f:id:kuromenboo:20230514193925j:image

登山道に何かいる?カモシカ!道に居座って中々動かないのは初めて会いました。
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菜畑という休憩地点。
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めっちゃ蜘蛛の巣があるわけではないので、少しは人が入ってそうです。
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上まで登ってくると、シャクナゲや、ツツジが密やかに咲いてます。
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10:45蟹ノ目山到着。YAMAPに記載のルートに出ると立派な踏み跡があり、やはり南側が人気でした。「頂に大木が2本あって、あたかも蟹の目のように見えたから、蟹ノ目山という名前になったそうですが、もうその木はないとのこと」
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山頂付近の木々は切られており、景色はよく見えます。小松市の街。
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白山。
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さくっと帰りましょう。下山は西ルートでしたが、東ルートは急登で長く感じたのに、東より緩やかで距離も短く感じる不思議でした。
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杉の木群。
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分岐手前の渡渉。楽に渡れる場所はなく不安定な石を頼りに何とか渡れました。
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12:20駐車地。久々の同僚との登山は、1人で登るのとは違って面白いものです。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7IIの寒冷地性能は貧弱なので、氷壺付近の爆風地点では、5分に一回温めたバッテリー交換が必要でした。

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この画角が便利すぎる。SEL24105F4。

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