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自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

戸隠山高妻山縦走登山〜楽しい岩場と雲上の高妻山〜(2023年7月)

スリリングな岩場の戸隠山と、百名山高妻山に縦走登山。

戸隠山へのルートは想像以上にスリリングでした。鎖で登る楽しい岩場。登りは良いが降りるの怖い展望岩、景色は最高。個人的にはジャンダルムより怖い蟻の塔渡り。まぁこのスリルが楽しいんですけどね。

ガスの中の高妻山は、山頂は雲海の世界。1人テンション上がりまくりです。登る人に、山頂は最高の景色でしたよ!と言っても冗談と受け取られてみんな信じてくれませんでした。笑

場所:長野県

日程:2023年7月18日(火)平日、1人

獲得標高:1874m

距離:16.6km

登山時間:7時間40分(標準CT11時間)

心踊る自然

早朝の誰もいない戸隠神社。神聖感凄い。f:id:kuromenboo:20230729060155j:image

登りは良いが降りるのが怖い展望岩。
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景色はこの山行で1番良かった。
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蟻の塔渡り。最後の1番細い部分が最恐!f:id:kuromenboo:20230729060415j:image

楽しいけどね。
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ガスの中の高妻山f:id:kuromenboo:20230729060259j:image

山頂は雲海の世界で最高!
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登山計画

道の駅あらいで車中泊して、03:00出発。ウォシュレットもついていて、駐車場も広く快適でした。

ルート

04:20高妻山駐車場→戸隠神社を抜けて、05:00登山口→06:00岩場ラッシュ→06:35戸隠山→09:20高妻山、20分のんびり→12:00駐車場

登山時間:7時間40分(標準CT11時間)

駐車場

高妻山登山者駐車場。戸隠神社の駐車場に停めようと思ってましたが、有料でまだ閉まってて断念。前日の3連休中は埋まることもあったようですが、今日はガラ空きです。f:id:kuromenboo:20230729145112j:image

登山装備

  • 服装上(半袖)
  • 服装下(半ズボン)
  • 足元(トレランシューズ)
  • キャップ、ヘルメット
  • サングラス
  • タオル
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105)
  • ミニ三脚
  • ドリンク(ハイドレーション3L)2L使用
  • 行動食(ゼリー2、バー2)

予備装備

  • レインウェア上下
  • 手袋
  • 救急セット

合計8.5kg

登山

04:20駐車場出発。戸隠神社への道は、スニーカーでも行ける程度に整備されてます。f:id:kuromenboo:20230729151309j:image

大杉が蔓延る戸隠神社。誰もいない薄暗い雰囲気は、とても好きです。
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むかーし来た時もこの大きさに感動したけど、いつ見ても凄い。
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05:00戸隠山登山口。戸隠神社の1番奥に登山口がありました。いざ、楽しい岩場へ!
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立派な鱗雲と戸隠山の絶壁。
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20度ぐらいで涼しいですが、登ってると暑い。
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あれは登山道ではないよなー?海底に溜まった堆積岩が隆起してできた山らしく、全体的に脆そうに見えます。
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大きめの巌窟。昔の修行僧はここでお祈りを捧げていたのでしょうか?草木でわかりにくいですが、右側は崖で、傾いてるので危険。
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今日の大気は不安定予報だったので、太陽は見えたり見えなかったりです。
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上を見ると、え、やばくない?そそくさと先に進みます。
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こういう歴史のある山は面白いですね。
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ついに、登場してきた岩場。実際に脆い訳ではないですが、岩が脆そうに見えるので慎重な3点確保が重要な気がします。
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06:00展望岩到着(勝手に名前つけた)。とりあえず登るっしょ!と思って登るのは良いが案の定降りるのは怖いので注意。
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景色最高!上も馬の背の広さしかありません。西岳方向、破線ルートですが、とても楽しそう。
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遮るもののないとても気持ちの良い景色。
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戻りが、やばい。鎖までいければ怖くないのですが、ない区間が怖い。細い足場を登るのは良いのですが、下がる方に足を出すのが中々のスリルです。
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ここから戸隠山への登りは岩場だらけです。岩がぽろっと取れそうで、鎖がないと辛いルート。
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危険箇所には鎖があるので、緊張感なく怖くはないです。

来ました、蟻の塔渡り。他の方の記録を見ると四つん這いになって渡ることから、その名がついたと思いますが、さてさて、俺も蟻になるのか?f:id:kuromenboo:20230729151356j:image

良いね良いね。巻道側は、鎖があるとはいえ崖なのに変わりはなさそう。
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出たしはまだ怖くなく、写真を撮る余裕があります。
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通りきって、振り返ってパシャリ。さすがに途中でカメラを出したり動画を撮る余裕はなかったですが、二足歩行で行くことはできました。最後の1番細い部分が唯一の難所かな?巻道でもそこは通らないと行けないようだし、高所恐怖症の人は無理じゃないでしょうか?
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三脚でパシャリ。久々にスリルを感じた良いルートでした。個人的にはジャンダルムより怖かったですが、二足で行ったから?蟻になったら怖くないのでしょうか?
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これから向かう高妻山。こんなに遠いの?笑。いや、まだこんなにも山を楽しめる!
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あまり写真撮ってませんが、大量に花が咲き乱れてます。クガイソウ
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06:35戸隠山。スリリングな岩場の後だと標識に価値を見出せない。
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蟻の塔渡りが終わると、もう危険な岩場はありませんが、崖の横のルートは続きます。むしろこういうルートで事故は多そうなので、集中!
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飯綱山がよく見えます。今度登りに行くからねー!
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ニッコウキスゲは色合い的に良く映えますね。
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おっと、さっきまでスッキリ見えていた高妻山にガスが湧いてきました。
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ふーむ、これは真っ白か。3時ぐらいから雨予報のサイトもあったので、厳しいかもしれません。
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一から十まで名前のついた祠?がありました。
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黙々と山頂へ。

何と!雲上の世界!これは予想外!f:id:kuromenboo:20230729151152j:image

山頂は岩がゴロゴロしていてぴょんぴょんと楽しい。山頂に十番目。一つ一つの名前がカッコ良い。f:id:kuromenboo:20230730142430j:image
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09:20高妻山!雲の上!独り占め!
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乙妻山。登りたくなる面構えしてらっしゃる。
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戸隠山方向。あっちだけがガスガスだったようです。
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やっほー!せんけど。f:id:kuromenboo:20230730142501j:image
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存分に1人時間を楽しんだので、ガスの世界に戻ります。f:id:kuromenboo:20230730142518j:image

登ってきてる人に、「山頂はいい景色ですよ」と言っても冗談に受け取られるのは仕方がない。笑
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戸隠山方向。来た道とは違うルートで戸隠牧場に戻ります。
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中々やらしい土質で何度か滑りました。
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戸隠牧場到着!平和な山景色でいいですね。動物と触れ合えるいい場所なので、機会があれば子供を連れてきたいですね。
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12:00駐車場に帰ってきました。3連休中は満車で凄い人だったようですが、その翌日となると静かな山行でのんびり楽しめました。

昼は、物産センターの地下にある黒姫蕎麦。天ぷら蕎麦大盛り600円って凄い!思ったら値段通りの味で残念…良いもの食いたかった。f:id:kuromenboo:20230730143811j:image

その後は釜豚の湯へ。ここは良かった!店員の対応も良いし、サウナが異常に熱いのは私好みで、温泉も気持ちよく、疲れが吹っ飛ぶ素晴らしい温泉でした。リピートかな。

 

戸隠山のスリルの印象が強すぎて、百名山高妻山の印象は弱い山行でしたが、楽しかった!

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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登山の時はいつもSEL24105F4!

登山装備

使っているトレランシューズはアカシャ。

いつも愛用しているファイントラックのナノタオル。よく乾きよく吸う良いタオル。

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サングラスは、E-NOX EIGHTの調光レンズ。縁がなく視界性抜群です。

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特に印象に残った登山まとめ

過去の登山まとめです。

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