登山で使うサングラスを探してたどり着いたのが、SWANSのイーノックスエイト(E-NOX EIGHT)。スポーツ用のサングラスは初めてでしたが、実際に着用して登山してみると、軽い!保持の強さも丁度良い!調光レンズも良い!と、登山はもちろん、あらゆる運動にオススメできるものだったので、紹介します。
サングラスの種類
サングラスは種類が多く、何が良いかよくわかりませんでしたが、私は見た目より装着感(着け心地)に重点を置いていたので、まずスポーツ用品店に試着しに行きました。中でもしっくりきたSWANS商品の中でどれにするか検討しました。
SWANSラインナップ
SWANSに絞ったまでは良いのですが、その中にも色々な種類がありました。
なるべく軽く、ずっとつけていられる物が良いので、ランニングのジャンルの中から選定して消去法で絞ることにしました。
候補に上がったのは6品番!現物を見れて試着できたのは3つです。
- FACEONE
- E-NOX NEURON
- E-NOX EIGHT試着
- Airless-Core試着
- Airless-Move
- SPRINGBOK試着
正直どれが登山に適しているかは分かりませんが、やはり試着したものの中から選んだ方が間違いないので、3つの中のどれにするか…。
レンズのラインナップ
同じサングラスでも、レンズは色々な種類があります。
レンズの色
カラーレンズやミラーレンズ:外から目が見えにくく、日差しや眩しさをカットできるが、裸眼で見る色合いとは変わってしまう。
可視光線透過率
高いほど裸眼と同じ見え方。カラーレンズは低い。
偏光と調光
偏光と調光の両方入ったレンズはない。
- 偏光:路面の照り返しや水面の乱反射を抑える機能。
- 調光:紫外線量に応じてレンズの色が変化する。曇りだとクリアで晴天だとスモークに自動で変わる。
E-NOX EIGHTにした理由
説明文にトレランと記載あり
決めては、下記の説明文がE-NOX EIGHTにあったことです。
「ランニングやマラソン、トレイルランニングなどの過酷な走行でもレンズがブレず、軽い本体で長時間かけ続けても疲れにくい設計です」
トレランやランニングにも使いたいし、激しく動くスポーツに適しているなら登山にも十分と判断しました。
可視光線透過率は高め
できれば、サングラスをかけたままでもファインダーを覗いて写真を撮れるものが良いため、可視光線透過率は高め(高いほど透明)のものということで、カラーレンズは除外です。
偏光か調光か悩んだ末に調光!
これはかなり悩みました。正直どちらも良いのです。偏光だと水面や雪面がよく見える。調光だと暗い時の登り出しから、明るくなってからまで、自動で調整されるため、ずっとつけていても違和感がない。
脱着は面倒だし、調光を使ったことがなかったので、試しに挑戦だ!ということで調光にしました。
購入したE-NOX EIGHTの仕様
- 型番:EN8-0066
- レンズ:調光クリアtoスモーク
- 可視光線透過率:17%(スモーク)〜84%(透明)
- 紫外線透過率:0.1%
- ケース付き
E-NOX EIGHTを使った感想
外観、ケース
透明な見た目はサングラスとは思えませんね。正直サングラス的な格好良さは感じません…。ケースは硬めな作りで、しっかり守られそうです。カラビナ等を引っ掛けるフックはありません。
装着姿
主に登山で使用しています。登り出しの森の中では透明で、だんだんと黒くなり、お日様の元に来ると黒くなります。個人的には元から黒い方がカッコ良く好みではありますが、調光のおかげで、ずっとつけていても視界良好なのは良いです。
調光レンズの使い心地
通常登山の樹林帯から稜線までずっとつけていても、調光のおかげで視界良好です。また、雪山登山でも問題ない性能を発揮してくれ、眩しくないです。暗すぎず明るすぎず、自然な見え方で私の好みの見え方でした。
装着感
スポーツ用なだけあって、落ちそうな感じはありません。落ちない=きついイメージですが、E-NOX8はそのバランスが良く、落ちないが、きつくもないです。包み込むような形状できつさを緩和してくれてるのだと思われます。
それなりにフィットするので、外して帽子にかけたとしても落ちそうな感じはありませんでした。
強度
レンズの上下にフレームはありませんが、レンズ自体に柔軟性があり多少はたわみ、簡単には欠けたり壊れる感じはありません。まだ固い場所はに落としたりしてないため、今後使い続けて耐久性を確認します。
イマイチに感じた点、欠点
調光レンズがMAXグレーの状態でも太陽を見ると普通に眩しいです。登山中であれば、太陽を直視しなければそんなものですが、車の運転時には眩しくない方が良いため、調光レンズよりもミラーレンズなど、眩しくない物の方が良いと感じました。
最後まで悩んだ商品とまとめ
最後まで悩んだ商品は下記でしたが、見た目は置いといて、用途、機能性に重心を置いて選択しました!調光レンズで雪山の反射を防御できるのか不安ではありますが、試してまたレビューを更新したいと思います。
その他、オススメの登山装備
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
α7Ⅲは登山の相棒です。寒冷地でも十分使用できるのでα7IIから乗り換えました。
登山は基本SEL24105F4。これ一本あれば十分です。
重量を絞りたい時に便利なミニ三脚です。しっかり固定できるので、α7Ⅲでも安定しています。
登山装備
夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
沢でのインナーはアクティブスキン上下がオススメです。雪山でも使えますし、沢登りでは、インナーとして使えば、肌部分の乾きをキープしてくれます。これ単体で使うとあまり効果の実感はありません。
ファイントラックのナノタオルは、小さいながらもしっかり汗を吸いますし、水をつけて体を拭けば結構さっぱりします。温泉での体ふきでも何とか使えます。
冬のインナーグローブはこれを使っています。寒くない場合はアウターなしでこれだけで行動することも多いです。
アイゼンでいいじゃんと思ってた時もありましたが、チェーンスパイクは軽いですし、とても便利です。
登山でみた絶景
登山の中で特に感動した絶景たちです。
その他山行記録
子供と登っている記録。人が多い山を選んで登ってます。
雪山登山のオススメ
沢登のオススメ