LIFE LOG(自然と遊ぶ)

自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

3歳の娘と下市山登山〜気軽に登れる低山〜(2024年2月)

福井県の中で文殊山に次いで人気があると思う、下市山へ、3歳の娘と登山してきました。文殊山の方が登りやすいですが、下市山も地元民に愛されていることがわかる良い山でした。娘はニコニコとよく歩いてくれました。

場所:福井県

日程:2024年2月18日(日)

獲得標高:291m

歩行距離:3.1km

登山時間:2時間20分

登山のハイライト

登りの階段も頑張った。f:id:kuromenboo:20240219211320j:image

かくれんぼして、大好きなマイメロちゃんだけ見えてる写真。可愛いですよー。
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日程と装備

ルート

09:30駐車場→10:30下市山山頂、30分のんびり→11:50駐車場

登山時間:2時間20分(標準CT:1時間35分)

駐車場

みくりや清水登山口駐車場。本来の駐車場は5台ほどですが、路駐しても問題ないため、停めれないことはないです。f:id:kuromenboo:20240219211333j:image

装備

  • 行動着上(半袖)
  • 行動着下(長ズボン)
  • 足元(トレランシューズ)
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL35F18)
  • ミニ三脚
  • ドリンク(0.5L)0.4L使用
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
  • 手袋(使用せず)

子供用準備

  • 子供服装上(長袖、フリース)
  • 子供服装下(長ズボンx2)
  • 手袋(使用せず)
  • ザック(モンベル、ベビーキャリア)
  • おやつ、ジュース
  • オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)未使用
  • ウィンドシェル(未使用)

登山

09:30駐車場出発。カメラに映らないように逃げるゲームでニコニコ。f:id:kuromenboo:20240219213616j:image

掲示板があったり、洗い場があったり、愛されている山です。歩くかと思った娘は、リュックに乗ってスタートです。
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誰が描いた石でしょう?面白いですね。
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ナニワズの花がたくさん咲いてました。
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階段は大きすぎず、幅も広いため、子供向きの良い登山道。
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途中にある展望ポイントからの景色はかなり良く、好きですよ。
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歩く!ということで地面に着陸。急な階段は、お尻を押しながら、時には脇を持ってジャンプしながら何とか登ります。次の日、腕が筋肉痛になりました。笑
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カタクリも咲くのですね。
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山頂まだー?まだー?と言いながら登ってましたが、耐えきれずリュックにライドオン。確かに、そろそろかと思ったら下がって登ってが続き、疲れちゃったかな。
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10:30下市山山頂到着。
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素晴らしい景色!
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恒例の、ニコニコ写真撮影タイム。
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かくれんぼするかと思ったらマイメロちゃんが見えてるよ!まぁ本人も見えてるけどな。笑
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11:00下山開始。一周しようかと思ってましたが、みんな来た道を戻っており、藪っぽくてもやだなと思い、きた道を戻ります。

下山は、リュックに乗らず、走り、飛び、歩き、頑張りました。階段は難しいですが、段差のない道なら、走るのが楽しいようです。
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11:50駐車場。よく歩いたので思ったより時間がかかりましたが、ニコニコと楽しめたようで良かった。

今回の山行で活躍した道具

子供登山装備

モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。

kuromenboo.hatenablog.com

うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。

カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。

kuromenboo.hatenablog.com

登山装備

子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

kuromenboo.hatenablog.com

ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。

kuromenboo.hatenablog.com

子供撮影機材

子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。

kuromenboo.hatenablog.com

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いつも使うレンズはSEL24105F4です。

子供撮影は単焦点が良く、家ではSEL35F18。

子供と登った山

子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。

kuromenboo.hatenablog.com

その他関連記事

子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。

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3歳の娘と文殊山登山〜ルンルンで40分歩いた〜(2024年2月)

3歳10ヶ月の娘と2ヶ月ぶりの登山。よく歩くことを期待して、安牌の文殊山へ。広い道は手を繋いで歩くのにちょうど良く、傾斜も最適、歩き走りニコニコと、楽しい登山ができました。

場所:石川県

日程:2024年2月4日(日)

獲得標高:475m

歩行距離:5.3km

登山時間:2時間20分

登山のハイライト

40分も歩いた!f:id:kuromenboo:20240208221714j:image

日程と装備

ルート

09:30駐車場→10:40文殊山山頂、30分のんびり→11:50駐車場

登山時間:2時間20分(標準CT:2時間10分)

駐車場

二上登山口駐車場。トイレ、靴洗い場あり。

装備

  • 行動着上(冬タイツ、半袖)

  • 行動着下(冬タイツ、長ズボン)

  • 足元(3シーズン靴)

  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)

  • ミニ三脚

  • ドリンク(1.0L)0.2L使用
  • 行動食(タブレット

  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず

  • ウィンドシェル、手袋(使用せず)

子供用準備

  • 子供服装上(長袖、フリース)
  • 子供服装下(長ズボンx2)
  • 手袋
  • ザック(モンベル、ベビーキャリア)
  • おやつ、ジュース
  • オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)未使用
  • ウィンドシェル、防寒着(未使用)

登山

09:30駐車場出発。初めから歩くかな?と期待しましたが、とりあえずリュックに乗るようです。行きましょう。f:id:kuromenboo:20240208222502j:image

登山開始から30分後、乗るのに飽きたのか、「歩く!」ということで、解放!この後山頂まで40分、自分の足で登りきりました。(パパ嬉しい!)
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歩くのをイヤイヤ言うこともなく、ニコニコの登山です。前日晴れかと思っていたら雨だったようで、足、ズボンは泥だらけになったのは予定外でしたが…。同年代のお友達登山者も見られ、よりニコニコです。多くの登山者がいる文殊山だからこその良さですね。
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10:40文殊山山頂。白山こそ見えませんでしたが、素晴らしい景色。
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写真には撮れませんでしたが、北陸新幹線の走行試験?も見えました。
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三脚を立てて撮影してるのですが、パパの真似をして、写真チェック、シャッターを押す、を代わりにやってくれるのがとても可愛い。10分ぐらい写真を撮るという遊びで楽しみました。f:id:kuromenboo:20240210215701j:image

素晴らしい景色を見ながらおやつを食べる絵です。笑
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他の登山者の談笑が聞こえてきて、娘は、「〇〇ちゃんが可愛いからみんな笑ってるんかな?」と。そうよ!親バカはそれに同意するに決まってます。笑f:id:kuromenboo:20240208222520j:image

下山リュックでねむねむなりながら、サクッと駐車場です。11:50下山。

2ヶ月ぶりの登山で、楽しんでもらえるかな?と不安な気持ちはありましたが、終始ニコニコでこちらも楽しい登山でした。

今回の山行で活躍した道具

子供登山装備

モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。

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うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。

カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。

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登山装備

子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。

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子供撮影機材

子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。

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いつも使うレンズはSEL24105F4です。

子供撮影は単焦点が良く、家ではSEL35F18。

子供と登った山

子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。

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その他関連記事

子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。

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心が震えた登山まとめ(2023年)

2023年に登った山の中で、特に心が震えた登山をまとめます。

文殊山〜ニコニコな2歳の娘〜

2023年3月11日、福井県

始めに30分も歩き、一緒に買ったサンドイッチを食べ、リュックに乗っている間もニコニコして、登山を楽しんでくれました。f:id:kuromenboo:20231230214936j:image

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百四丈滝の氷壺〜日帰りで氷壺の深淵を覗く〜

2023年3月20日、石川県。

百四丈滝の滝壺へ。滝壺までの登山の景色も良く、氷瀑の仲間として異色な氷壺は巨大で、滝水を浴びながら穴の周囲を歩くのもエキサイティングで楽しくて、全てが最高でした。f:id:kuromenboo:20231230215008j:image
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戸隠山高妻山〜スリリングな岩場〜

2023年7月18日、長野県。

スリリングな岩場の戸隠山と、百名山高妻山に縦走登山。戸隠山へのルートは想像以上にスリリングで、個人的にはジャンダルムより怖い蟻の塔渡りはアドレナリン出ました。

ガスの中の高妻山は、山頂は雲海の世界。1人テンション上がりまくりで楽しみました。f:id:kuromenboo:20231230215322j:image
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3歳の娘と谷川岳〜ほぼ寝てた娘〜

202年7月22日、群馬県

娘と2人での登山泊まり旅。登山だけでなく、旅館、小さな遊園地と、旅行が思い出深かったです。谷川岳では、最後30分歩きましたが、基本はリュック、そんなもんです。ガスの中を登り、雲の切れ間から見えた青空と谷川岳。老若男女、大勢の人で賑わう人気の山でした。f:id:kuromenboo:20231230215536j:image


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針ノ木岳サーキット〜雷鳥もいる縦走路〜

2023年8月18日、長野県。

夜間登山で扇沢から針ノ木岳サーキットへ。流れまくる満点の星、久々に見ると泣けてくる朝焼け、気持ちの良い稜線、ライチョウ家族。コースタイムは長いので手軽とは言えませんが、1日で周回できる稜線歩きとしては、格別なボリューム感のある素晴らしいルートでした。f:id:kuromenboo:20231230220115j:image
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槍ヶ岳〜初冬のテント泊〜

2023年10月31日、長野県。

週間前に山頂気温-15度の寒波が来て、完全に雪山と化した槍ヶ岳。山荘は11/3まで営業なので、滑り込みでテント泊に行ってきました。

雪が降ると人は来なくなるようで、登山者には1人も会いませんでしたが、それがとても良く、とても静かに、槍ヶ岳登山を満喫できました。

夕焼け、月光、朝焼け、澄んだ空気で遠くまで見える景色は何と美しいのでしょう。また、槍ヶ岳から南岳へのルートはアドベンチャーで、楽しく雪山を先取りできました。f:id:kuromenboo:20231230215407j:image
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小さい頃は、長く寝ていたので、長時間の登山もできていましたが、娘が大きくなり、歩けるようにもなったし、リュックで寝る時間も短くなり、2023年は娘が楽しめる山を選んで登るようになりました。適切な山を選択するのは中々難しいですが、まだ「登山楽しい」と言ってるので、このまま、自然を、山を楽しんでもらえるよう、適度に登山を子育てに混ぜて行きたいな。

オススメの登山装備

撮影機材など

登山ではこのカメラバッグでカメラを持ち運んでいます。めっちゃ便利です。

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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1番よく使うのがFE24105F4。この画角がめちゃくちゃ便利。

写真の勉強でこの本が目から鱗でした。もっと勉強しよう。 

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

雪山でも場合によって終始このグローブで行っています。もちろん防水の雪山グローブは必須ですが、カメラ撮影がしやすく最高です。

ツェルト2ロングは、緊急用のお守りとして安心ですし、テント泊としても使えるので汎用性が高い。

安心のトレイルプロショック。

ファイントラックのナノタオルは、汗を拭いた後水で洗えば匂いはほとんどなく、一つあれば帰りの温泉でも使える。

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モンベルのチェーンアイゼンは、持っていて損はなし。

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子供登山装備

モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。

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うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。

その他関連記事

子供と登った山の記録まとめです。

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雪山登山で私が実際に行った場所のまとめです。登る場所の参考にどうぞ。

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沢登りで実際に行った場所のまとめです。参考にどうぞ。

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これまでの登山で見た絶景たちです。

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七尾城跡に3歳の子供とプチ登山〜歴史を辿る気持ちの良い道〜(2023年12月)

山城の地形が強く残り、昔の再現CGの看板もあるので、昔の情景を想像しながらとても楽しめました。そして山頂から七尾を見渡せる景色の良さ、気持ちよく登れました。

二の丸、三の丸に行くと子供では厳しい階段がありますが、それ以外は3歳の子供でも歩ききれます。(うちの子は基本リュックでしたが…笑)

場所:石川県

日程:2023年12月9日(土)

獲得標高:323m

歩行距離:5.2km

登山時間:2時間

登山のハイライト

登山開始前にはしゃぐのは定番。このまま歩くかと思いきやリュックでスタートです。f:id:kuromenboo:20231210153703j:image

七尾城本丸跡。この見晴らしのいい場所から城下を見下ろしていたのか。
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本丸のすぐ下ぐらいにカモシカ
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日程と装備

ルート

09:30駐車場→10:30七尾城本丸→11:00下山開始→11:30駐車場

登山時間:2時間(標準CT:1時間40分)

駐車場

七尾城資料館駐車場に駐車。(七尾城登山者駐車場があるのを知らずにこっちに停めましたが、すぐ近くに綺麗なのがあります)f:id:kuromenboo:20231210153119j:image

装備

  • 行動着上(半袖)

  • 行動着下(半ズボン)

  • 足元(トレランシューズ)

  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)

  • ミニ三脚

  • ドリンク(1.0L)0.2L使用
  • 行動食(タブレット

  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず

  • ウィンドシェル、手袋(使用せず)

子供用準備

気温は15〜20度ですが、風が強い場所では寒そうでした。

  • 子供服装上(長袖、フリース)
  • 子供服装下(長ズボンx2)
  • 手袋
  • ザック(モンベル、ベビーキャリア)
  • おやつ、ジュース
  • オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)
  • ウィンドシェル、防寒着

登山

09:30駐車場出発。写真撮ろうとしたら近づいてきて撮らせないゲームが始まり、逃げて、近づいてくる娘を撮って、楽しみました。このテンションで歩くかと思ったらリュックにお乗りになりました。笑f:id:kuromenboo:20231210153548j:image

少し民家の脇の道を進みますが、田舎って歩いていてすごく楽しいです。
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いざ、七尾城へ。本丸にしか跡がないかと思っていましたが、屋敷跡が多数あり、看板もあるので全く飽きません。
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城への道がそのまま残っていて、そこを歩いていると思うと非常に興味深い。我が子は寝息をたてはじめした。ちょっと早起きして疲れちゃったかな。
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開けた場所、能登島が見えてテンションが上がります。
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七曲の道。地形を生かした道で攻めを凌いでいたのだろうかと、攻める側、守る側の気持ちでずっと登ってます。七尾の名前は、7つの尾根があることからついたとか。
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本丸に直接行くか、三の丸、二の丸を通過するかの分かれ道があり、登りは三の丸側へ。思ったより広い平地がありました。三の丸跡。
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二の丸跡。この辺りから風が強くなってきて、娘のテンションが下がり気味。歩くかと思っていましたが残念。
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いざ、本丸へ。
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階段だけ歩くというてましたが、本当に階段だけ歩いてすぐリュックに乗りました。笑
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10:30七尾城本丸跡。f:id:kuromenboo:20231210175330j:image

素晴らしい景色です。
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風が強く寒い!うーむ暖かければこの先の松尾山まで行こうと思ってましたが、早く下山して公園に連れて行くことにしました。
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11:00下山開始。ちらほらと観光客、登山者がいますが、城マニアにはたまらな過ぎるいい場所だと思います。
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カモシカ!元気にリュックに乗って、歌を歌いながら下山です。短時間の山であればご機嫌取るのも簡単なので楽でいいもんですが、体力的にはもの足りませんなー。
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11:30下山。昼ごはんは御用達のココスに行き、子供の遊び場かほっくるへ。

今回の山行で活躍した道具

子供登山装備

モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。

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うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。

カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。

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登山装備

子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。

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子供撮影機材

子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。

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いつも使うレンズはSEL24105F4です。

子供撮影は単焦点が良く、家ではSEL35F18。

子供と登った山

子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。

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その他関連記事

子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。

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初冬の槍ヶ岳でテント泊〜新穂高から南岳経由で周回〜(2023年10月)

1週間前に山頂気温-15度の寒波が来て、完全に雪山と化した槍ヶ岳。山荘は11/3まで営業なので、滑り込みでテント泊に行ってきました。

雪が降ると人は来なくなるようで、登山者には1人も会いませんでしたが、それがとても良く、とても静かに、槍ヶ岳登山を満喫できました。

夕焼け、月光、朝焼け、澄んだ空気で遠くまで見える景色は何と美しいのでしょう。また、槍ヶ岳から南岳へのルートはアドベンチャーで、楽しく雪山を先取りできました。

場所:岐阜県、長野県

日程:2023年10月30-31日(月火)平日

累積標高登り降り:1日目2693/658m、2日目446/2480m

歩行距離:29.8km(1日目14.2km、2日目15.5km)

登山時間:1日目9時間20分、2日目8時間

出会った美しい自然

槍ヶ岳手前から見る西鎌尾根、双六岳方向。f:id:kuromenboo:20231107155922j:image

槍ヶ岳山頂から穂高岳方向。
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360度絶景の貸切。
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穂高連峰
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沈む太陽。
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月の出。
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月光と槍ヶ岳
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ビーナスライン
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南岳への縦走等。
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南岳山荘と大キレット
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日程と装備

ルート

1日目

新穂高から奥丸山経由で槍ヶ岳

04:40駐車場→10:00奥丸山→14:00槍ヶ岳山荘、テント設営とか、15:40槍ヶ岳へ→16:00槍ヶ岳、40分撮影→17:00テント着

(夕焼け撮影、18:00夕食とか、19:20月光撮影、19:40就寝)

登山時間:10時間(標準CT:10時間15分)

2日目

南岳経由で下山。

(03:30起床、トイレ、朝ごはん、片付けしてたら朝焼け始まり、撮影してたら出発遅くなった)

登山:06:40出発→10:00南岳→12:20槍平小屋→15:00駐車場

登山時間:8時間20分(標準CT9時間)

山行中の気温はこんな感じで、あまり冷えませんでした。

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駐車場

新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場)。雪が降るとめっきり減るらしく、4,5台しか停まっていませんでした。f:id:kuromenboo:20231107214723j:image

装備

行動時

今週はまだ冷えるのか?山頂気温、天気予報とにらめっこし、-5度程度と予想。冬靴?アイゼン?ハードシェル?ソフトシェル?防寒着は?季節の変わり目の装備選びに悩みました。

  • 行動着上(冬インナー、半袖、ソフトシェル)
  • 行動着下(スポーツタイツor冬インナー、防風ソフトシェル)
  • 足元(冬靴)
  • 帽子orバラクラバ
  • サングラス
  • ヘルメット(必要時)
  • 手袋(インナー+防風)
  • ストック
  • アイゼン
カメラ関係
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4、SEL1635F4)
  • 三脚(ゴツメ)
  • 予備バッテリー、レリーズ(使用せず)
テント関係
  • テント、フライ
  • グランドシート
  • エアーマット
  • 寝袋(ダウンハガー#1)
  • ハードシェル上(使用せず)
  • レインウェア下(使用せず)
  • 防寒着上(ダウン、フリース)
  • 防寒着下(ダウン)
  • 寝る様(ヒートテック上下)
  • ゾウ足
  • 着替え(半袖)
  • 手袋(インナー1、冬用2)
食料関係
  • ドリンク(1日目:行動中1.5L、夕飯で0.5L使用、2日目:2Lで不足)
  • プラティパスボトル、水はテント場で補給
  • コンロセット
  • 1日目:昼(パン)夜(カップ麺、アルファ米、ソーセージ、卵)行動食(バー1、ゼリー1)
  • 2日目:朝(チーズ、卵)行動食(バー2、ゼリー1) 
その他
  • 小物(救急セット)使用せず
  • モバイルバッテリー
  • メガネ
  • トイレ紙
  • ゲーター(使用せず)
  • ピッケル(使用せず)

全装備、21.6kg(水含む)。綺麗に並べる元気がなかったので雑多ですが…f:id:kuromenboo:20231107215009j:image

登山1日目(新穂高温泉→奥丸山→槍ヶ岳

新穂高→奥丸山

04:40暗いうちに駐車場出発。まずは新穂高のトイレへ。え、夜でも暖房?そしてウォシュレットもある。最高すぎじゃないですか?寒いとこに出たくない…笑。

まずは延々と暗い林道を進み、奥丸山のルートへ。


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記録は乏しく、人はあまり入っていないであろうルートなので不安でしたが、そこまで荒れておらず藪漕ぎもないので問題なかったです。


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笠ヶ岳方向、抜戸岳。登るに連れて眺望が開けてきて、北アルプスの山々が出迎えてくれます。
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穂高岳方向。上だけ雪がついて、3段紅葉と言っても良いのでは?
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10:00奥丸山到着。ここまで来ると、笠ヶ岳双六岳穂高岳、そして、槍ヶ岳。かなりいい景色です。大休憩して、昼ごはんにします。だーれもおらず、虫もいないため、とても静かな山行です。ネックは冬靴が重たいぐらいで、この時は履いてきて失敗したかなと反省してました。(上に見える白い世界では必須なので、履いてきて良かったのですが)f:id:kuromenboo:20231107221259j:image

奥丸山→槍ヶ岳山荘

ここからの景色はもう最高。小さな小屋と後ろに双六岳たち。
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穂高連峰は格別ですな。
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唯一の欠点は、ここから見る槍ヶ岳がイマイチなぐらいです。YAMAPには載っていない尾根ルートですが、ちゃんと道がありました。
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槍ヶ岳に近づくにつれ、ガッツリ雪が出てきました。
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誰か下山しています。小さい。
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登ってきた道を振り返ると、いい景色。真ん中が奥丸山ですが、主峰に囲まれた小山ですね。f:id:kuromenboo:20231107221309j:image

槍ヶ岳まであと30分ぐらいの所で、がっつり雪が出てきて、登山道が埋まり、滑ると危ないかもの直登です。アイゼンを装着し、ピッケルは悩んだのですが、ガチガチではないため、ストックのままですが、普通はピッケルが無難でしょう。
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踏み跡のように見えたのですが、トレースはなく、どこが登山道かもわからないので、少し困りつつ直登。
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西鎌尾根と双六岳方向。こりゃ間違いなく縦走したくなるルートです。
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14:00槍ヶ岳山荘到着。テラスで2人がのんびりしてましたが、山小屋に泊まる人は3人で、テントは私だけとな!雪が降るとめっきり人が減るそうです。f:id:kuromenboo:20231107221306j:image

もしも槍ヶ岳山荘がいっぱいだったら、殺生ヒュッテに行かなきゃと考えていましたが、まさかテント貸切とは。
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槍ヶ岳に登る前に、まずはマイホーム建設です。雪がない場所はなく、初めての雪上テント泊でワクワク。どこからの景色が良い?トイレの近くが良いよね?とどこでも良いと言われると悩んだ末、山小屋に近い場所を選択。正直どこも景色良いですね。f:id:kuromenboo:20231107221208j:image

風がないため、適当に荷物を広げて、少しづつ。雪上テント泊は、整地が重要らしいと何かで見た。傾いていたら凸凹があると建てた後後悔するとか?スコップは持ってきてないので、ピッケルで整地しましたが、いけるもんですね。f:id:kuromenboo:20231107221244j:image

雪が緩く、ペグが刺さらない!埋めて雪を被せる作戦でしっかり固定。完成!地面は少し凸凹でしたが、エアマットがあれば何も気になりませんでした。
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槍ヶ岳

15:40いざ槍ヶ岳へ。山荘で聞いたところ、上部はアイゼン必須でピッケルはなくても良いとのこと。その通りでしたが、ピッケルはあったほうが良かったです。f:id:kuromenboo:20231107221302j:image

雪で岩が埋まると急な雪壁になるため、難易度爆上がりです。今回は鎖が出てたからまだ良かったですが、それでも下りは危険でした。もし埋まってたら、無理かもしれません。

アイゼンで引っ掛けてこけないよう、ハシゴも慎重に。f:id:kuromenboo:20231112142137j:image

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16:00槍ヶ岳到着。むかーしの記憶では狭い印象でしたが、結構広い。三脚立てて記念撮影。f:id:kuromenboo:20231107221633j:image

360度絶景です。遠くまで美しい山々、影槍ヶ岳、雪のついた穂高連峰、滝雲。風もなく、寒くない為、無限にいられると思っていたら、40分経過してました。

穂高岳
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富士山。
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影槍。
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貸切。
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笠ヶ岳
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こんな最高の景色を貸切で見れる贅沢。今日、今、ここに来れて良かったと本当に思いました。

世界がゴールデンになってきて綺麗なのですが、ヘッドライトも持ってきておらず、冷えて凍るとピッケルもないためやばい…と思いながら降りたくない気持ちが強く撮影を楽しみます。f:id:kuromenboo:20231107221722j:image
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穂高岳。この構図が好きで何枚撮ったかわかりません。f:id:kuromenboo:20231107221630j:image

16:40流石に暗くなる前に戻るため、下山開始。
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登りはそうでもなかったのですが、やはり下りとなると怖いです。槍ヶ岳は登りと降りでルートが違いますが、ちゃんと降りルートで行ったほうが安全です。
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ゴールデンからオレンジに変わり、こんな中腹で夕焼けを見る予定ではないのに…撮りたい気持ちも強いですが、早く安全地帯に行って自分の命を安心させたい。
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上部が危険でしたが、下まで来ると鎖が多く一安心です。
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ゴールデンタイムも終わりを迎えようとしています。
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17:00テント到着。ここまで来ると一安心。

槍ヶ岳山荘付近

テントに到着する頃にはもう日が沈みそうです。今日は空気が澄んで、なんで綺麗な夕日なんでしょう。f:id:kuromenboo:20231107221650j:image

赤槍。f:id:kuromenboo:20231107221715j:image

太陽、おやすみ。
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上の槍写真の2分後にはこんな景色。全てが美しくて、コロコロ変わります。
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夜が、来ます。f:id:kuromenboo:20231107221719j:image

夜が来るとまたもや見所、ドラゴンボール!月の出!
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18:00正直まだまだ撮りたいところですが、ひと段落して、晩御飯タイムです。カップ麺やアルファ化米など、毎回簡単飯です。スーパーで目について購入した、味付け卵、炭火焼き鶏が結構良かったです。
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19:20夕食が終わり、外の世界はどうなったかなと、月光撮影開始。気温は0度ぐらいで寒くないはずですが、体感は低く感じるため、以下の格好で丁度でした。

  • 上(網インナー、ヒートテック、ダウン、ソフトシェル)
  • 下(網タイツ、ヒートテック、ダウン、ソフトシェル)
  • 手(インナー、防風手袋)

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星はほとんど見えませんが、月光に照らされる景色も綺麗です。ヘッドライトはギリギリいる明るさで、肉眼ではここまで見えないのですが、撮ってみて、お!となる撮影は楽しいです。
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19:40就寝。上(インナー、長袖)、下(インナー、ダウンパンツ、ソフトシェル)、ゾウ足で快適。夜の気温は-4度とあまり冷えなかったので、寝袋#1だとオーバースペックでした。
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登山2日目(槍ヶ岳→南岳→新穂高温泉

槍ヶ岳山荘付近

03:30起床。03:00起床予定が、寝袋から寒い場所に出るのが嫌すぎて、二度寝してしまいました。カップ麺作るのが面倒になり、行動食をつまんで、トイレを済まし、行動開始!

05:00気づいたらこんな時間。本当はこの時間に出発予定だったのですが…。まずは星空撮影です。ダウン+ソフトシェルで問題ない気温。月が明るく星は見えませんが、これはこれで撮っていて面白い。f:id:kuromenboo:20231107225146j:imagef:id:kuromenboo:20231107225227j:image
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05:30片付け出すも、次は朝焼けタイム!大喰岳からの槍ヶ岳が綺麗なようなので、朝焼けまでにそこまで行きたいと思う時もありました…。これはもうここで朝日を迎えよう。f:id:kuromenboo:20231107225115j:image
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06:00朝日の時間になると、山小屋宿泊者全3名が出てきました。f:id:kuromenboo:20231107225058j:image

ビーナスベルトがとても好きなのですが、今日のは特に濃く、堪りません。
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06:00太陽おはよう。
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地味に自撮り。
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本格的に片付け再開!埋めたペグは、朝になると雪が凍って、ピッケルで掘らないと発掘不可な状態でした。しっかり固定できてるからまぁこれもありです。地面も凍ったおかげで水も付かず、テントの片付けが簡単だったのは嬉しい誤算でした。

槍ヶ岳→南岳

06:40出発。5時出発予定だったのですが…撮影しすぎが1番のロスの原因ですが、こればっかりは仕方ない。まずは、大喰岳(おおばみだけ)へ。
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普通に雪山で、岩と雪のミックスで落とし穴も多く、想像以上にヤバいかも…。
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07:30大喰岳。確かに良い景色。
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雲ひとつない快晴。風は少しあるが寒くはなく、上下ソフトシェルに防風手袋と、セミ雪山装備で丁度良い。
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気持ちよさそうに見えますが、崖の真横を行く岩場に雪がついたようなルートもあり、知ってたらこのルート辞めてたかも…と挫けそうな気持ちです。
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ここまできたら諦めもついて、気合を入れてこの季節外れの雪山を楽しむ気持ちになってきました。ちなみにトレースはずっとありません。
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08:30中岳。最後の岩場、ハシゴもあり、槍ヶ岳山頂へのルートみたいで、大荷物での山行はきつかったですが、危険地帯は抜けました。集中してて、危険箇所の写真撮り忘れてました…。
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いざ、若干見える南岳山荘へ。そこから降りです。
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槍ヶ岳よりもこっちの方が雪が多く、予定外の道の悪さに異常に時間かかってます。
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近づくとどこから行くんだと思うルートも多数。動物が良いトレースを残しており、ついて行ってます。
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まだ10月にシュカブラとは。
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後は平和な道!に見えるでしょう?岩の上に雪が積もっており、めっちゃ落とし穴があります。ほんとにやめて欲しい。
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振り返って槍さん。
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3段紅葉の上からパターン?紅葉ない?
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09:40南岳。やっと危険地帯が終わり、無事に辿り着いて良かったと一安心。
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あれか!あれが、大キレットか!
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初めて見た大キレット。今まで来たルートから考えても、雪がつくと到底行けると思えません。
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一安心して、のんびりご飯タイム。だーれもいない静かな素晴らしい場所。
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南岳→新穂高温泉

さらば大キレット。夏に来るね。
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後は降るだけだし、余裕余裕とか思いながらですが、雪がつくと印象も変わりますね。
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あれ?何か崖の横でしかも雪付きで滑ったら落ちるやつやん?これが最後の危険箇所でした。
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この場所、真冬なら雪崩の巣で通れたものではない気がします。
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どこから降って来たんだろう?
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下界は秋。
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槍平山荘見えてますが、異常な程の急な道に冬靴の重さもあり、もういいからお家に帰りたい。
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槍平通過!ここで、水分切れ…。昨日は1.5Lで行けたから、2Lあれば良いとミス判断。後は平坦な道だからまだ良いが、反省。
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初めての登山者!思ったら山小屋関係の人でした。
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林道が長い!後1時間。車で迎えに来てくれたら、3000円までなら払います。
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下界は秋ですね。
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15:00下山!

正直、雪がついたこのルートをテント泊装備で行けたのは、運が良いタイミングだったと思いますが、最高の山行でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは登山の相棒です。寒冷地でも十分使用できるのでα7IIから乗り換えました。

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登山は基本SEL24105F4。これ一本あれば十分です。

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

ファイントラックのコアノパンツ。雪がつかず、防風性能に優れており、ハードシェルの代わりに度々使ってます。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーはスマートウールのライナーグローブ。それなりに暖かく、スマホを触る感度も良いので愛用しています。

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アライテントのエアライズ2。定番のテントだけあって特に問題なく使えてます。ただ、サイズはエアライズ1で良かった…

冬でも大活躍してくれる、サーマレストのネオエアーXライト。レギュラーサイズでちょうど良い。

その他関連記事

過去に特に心が震えた登山のまとめです。

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その他山行

オススメの雪山です。

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オススメの沢登りです。

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