登山でのカメラ持ち運び方法について、悩みますよね?首から下げると重いし、ぶらぶら揺れて邪魔だし、どこかにぶつけそうで不安です。
そこで、個人的に愛用しているカメラバッグとその固定方法を紹介します。かれこれ5年近く使用していますが、大満足です。(2023年8月更新)
紹介するカメラバッグはTHE NORTH FACE(ノースフェイス)の商品2つ(大と小)です。使用カメラはミラーレス一眼(α7Ⅱ、α6000)ですが、サイズによっては一眼レフでも使用可能です。
どのサイズのカメラまで使用できるか確認しました。
- 大きなカメラ向け(一眼レフ、ミラーレス一眼)
- 小さなカメラ向け(小型ミラーレス一眼)
- 最後に一言
- カメラバッグ大(一眼レフ、ミラーレス一眼向け)
- カメラバッグ小(小型ミラーレス一眼向け)
- 登山で出会った絶景たち
- α7ミラーレスカメラを登山で使った感想
- オススメの登山装備
大きなカメラ向け(一眼レフ、ミラーレス一眼)
「THE NORTH FACE エクスプローラーカメラバッグ」
2023年8月現在、使用しているカメラバッグです。2017年12月にα7Ⅱを購入してからずっと使っており、とても快適にカメラ登山ができています。5年程使っていますが、まだまだ使えます。
仕様
【素材】ナイロン
【機能】360度パッド入りの本体/揺れを防ぐウエストハーネス(収納式)/フロントにジッパーポケット/ジッパーつきメッシュポケットx2/グラブハンドル
【重量】290g
【外寸実測】高さ24.5×横幅22×縦幅20cm
【カメラ収納部内寸実測】高さ20cm×横幅19cm×縦幅13cm(バッグは上に膨らんでいるので、それも入れると高さ24cm)
収納性、大きさ
α7Ⅱ+ズームレンズセット(SEL24105F4とα7Ⅱを含めた寸法=横13cm,高さ9.5cm,長さ20cm)はすっぽり入り、まだ少し隙間もあります。
メインスペースの奥にはパッドが入っていますし、全方向にパッドが入っているので、岩にバッグをぶつけてもカメラに傷がついたりしません。私はレンズキャップなしで突っ込んで持ち運んでいます。
内側収納にはフィルター2枚や、バッテリーが余裕で入ります。私は、手袋とか登山で使う小物入れに使っています。
蓋は両側にファスナーが付いているため状況に応じて使えます。
外側収納は中にメッシュ仕切りが付いています。カメラ用品であればエアーや布、レリーズが余裕で入ります。私はここに行動食を入れており、リュックを下すことなく補給可能です。
冬はここに、バラクラバや帽子、手袋などを入れておけば脱着が簡単です。暑がりな私はとても重宝しています。
また、どのサイズのカメラまで入れることができるのか確認しました。
あくまで参考ですが、NIKON D850想定のモックアップを入れてみると、高さが厳しく無理でした。D850の大きさのカメラは、このカメラバッグはNGです。
カメラバッグに入るカメラのサイズは、α7Ⅱを入れた隙間から判断して、下記寸法の結論を得ました。このサイズを越えるカメラは、このバッグに適さないと思います。
- 快適に使用できるカメラサイズ(横15cm、高さ11cm、長さ20cm)
リュック装着状態
リュックの紐部分にカラビナを通して固定しています。またカメラバッグ側にウエストハーネスが付いており、腰に回してバックルで固定すれば体に密着し、一心同体です。さすがに走ると少し揺れます。
具体的な装着方法
元々の状態では赤丸部分に樹脂パーツがあり、ショルダーラインとつながっていますが、その部分を破壊(ニッパーで簡単に破壊可能)して、元々のラインをグー結びして、そこにカラビナを通しています。グー結びの位置で長さ調整可能です。
カラビナは、登山用品店(好日山荘、モンベル)製が負荷に強いので安心です。
リュック側ですが、何かしら固定出来る部分があります。私の使用しているザックだと赤丸箇所にカラビナを通しています。2020年1月現在、ここにステンレスキーホルダー環を付けて、カラビナを通しやすくしました。(100円均一か文房具屋で手に入ります)
キーホルダー搭載図。
結論(大きなカメラ向け)
- 登山で持ち運ぶには適任。カメラを持って行くときは絶対にこのカメラバッグを持って行きます。
- パッドのクッションが心強く、バッグを適当に扱ってもカメラは傷付かない。
- 防水ではないが、雪なら問題なく、小雨程度ならそのままでもすぐに濡れることはない。
- 足元は見づらくなるので、足の置き場がシビアな岩場では危険。
- 余裕を持って入るカメラサイズ(横15cm、高さ11cm、長さ20cm)
小さなカメラ向け(小型ミラーレス一眼)
「THE NORTH FACE カメラバッグ」
登山を始めた頃、α6000を使用していた時に使っていたカメラバッグです。α7Ⅱ購入後も少しだけ使っていました。
仕様(引用サイト抜粋)
【素材】ナイロン
【機能】360度パッド入りの本体/揺れを防ぐウエストハーネス(収納式)/フロントにジッパーポケット/ジッパーつきメッシュポケットx2/グラブハンドル
【重量】170g
【外寸】高さ22.5×横幅12×縦幅10.5cm
【カメラ収納部内寸】高さ16×横幅14.5×縦幅8cm(バッグは上に膨らんでいるので、それも入れると高さ20)
収納性、大きさ
α6000単焦点レンズセット(横12cm,高さ7cm,長さ10cm)はすっぽり横で入ります。
α7II広角レンズセット(横13cm、高さ10cm、長さ17cm)は一応入りますが、ぎりぎり蓋が出来るぐらいで、お勧めしません。ただ、この状態で半年ほどは使用していました。
内側収納にはレンズフィルターが入らないサイズ感です。
外側収納には行動食が少し入ります。
リュック装着状態
上述と同様に固定可能です。こちらの方がとても小さく全く邪魔にならないレベルです。装着方法は上述と同じです。このバッグは根元の樹脂部品を破壊したため、長さが足りず紐で延長しました。この方法でも問題ありませんので、どこを壊してもどうにななるということですね。
結論(小さなカメラ向け)
- 登山で持ち運ぶには適任。
- パッドのクッションが心強く、バッグは適当に扱ってもカメラは傷付かない。
- 防水ではないが、雪なら問題なく、小雨ならそのままでもすぐに濡れることはない。
- 足元は見づらくなるので、足の置き場がシビアな岩場では危険。
- 余裕を持って入るカメラサイズ(横13cm、高さ9cm、長さ16cm)
最後に一言
他のカメラバッグは試したことがないのでわかりませんが、私はTHE NORTH FACEのカメラバッグで大満足しています。
登山で快適に写真を撮るためにも、カメラバッグの使用を検討してみてはいかがでしょうか?
カメラのサイズを確認すれば、適合するカメラバッグがわかります。(カメラ+レンズの寸法)
安全にカメラを持ち運び、ナイスネイチャーしましょう。
カメラバッグ大(一眼レフ、ミラーレス一眼向け)
余裕を持って入るカメラサイズは、下記です。
横15cm、高さ11cm、長さ20cm。
カメラバッグ小(小型ミラーレス一眼向け)
余裕を持って入るカメラサイズは下記です。
横13cm、高さ9cm、長さ16cm。
2つのカメラバッグはパッと見わかりにくいので、型番を確認してお間違えなきよう注意下さい。
登山で出会った絶景たち
このカメラバッグを使用し、撮影してきた心震える絶景たちです。
α7ミラーレスカメラを登山で使った感想
α6000→α7Ⅱ→α7Ⅲと使用してきて、2023年8月時点ではα7Ⅲを使用しています。それぞれ使ってみた感想です。
kuromenboo.hatenablog.com
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オススメの登山装備
実際に使用して、オススメする道具たちです。