子供が生まれてから、登山に行ける機会が一気に減ってしまいました。でも、「子供を背負って2人で登れば、自分は登山を楽しめるし、妻は家でゆっくりできるて一石二鳥」。
そこで、子供が1歳4ヶ月の時に「モンベルのベビーキャリア」を購入。それから5歳(2025年5月時点)まで、約30回の登山で使用してきました。
この記事では、
- ベビーキャリア登山って実際どう?
- 何歳まで使える?
- 使って感じたメリット・デメリット
- 買って良かった?不満点は?
といった内容を、実体験ベースでレビューします。
結論から言えば、不満点はあるものの、それ以上に「自分も登山が楽しめる」「子供も楽しめる」というメリットが大きいです。これがなければ子供と一緒に登山もできないので、買って本当に良かったアイテムです。
- モンベルのベビーキャリア基本情報
- どんな登山で使える?使用歴と実際に登った山
- 実際に使った感想
- 不満点やデメリット
- まとめ:買ってよかった!
- 山行で活躍する道具たち
- 子供撮影機材
- おすすめの登山まとめ
- 特に印象に残った登山まとめ
モンベルのベビーキャリア基本情報
商品仕様
モンベルの公式サイトの記載情報です。
- 生後9ヶ月〜3歳向け。適応体重は9kg〜16kg。(5歳で15kgの娘の場合まだ使用できますが、長距離は厳しい)
- 転落防止用ハーネスや、干渉パッドを備え子供の安全性を確保。
- 父、母で共用できる背面長の調整システム。
収納容量は26L
見た目以上にしっかり入ります。春・夏・秋の日帰り登山なら、大人1人+子供1人の装備を収納しても、まだ余裕があります。雪山登山、テント泊となると足りないです。
上側収納:仕切りありで小物整理が便利。財布、水筒、行動食など、すぐに取り出したいアイテムを分けて収納可能です。
下側メイン収納:メインスペースは広い開口部で、マザーズバックごと入るサイズ感です。


子供が座る場所:通気性がよく安心のホールド感
子供が座る場所は、やわらかく通気性に優れたメッシュ生地でつくられています。暑がりな子供でも快適に過ごせる仕様で、真夏でも接触部分が蒸れて汗だくになるようなことはありませんでした。
両肩・両脇ののベルト固定に加え、左右のサイドパネルでしっかりサポート。子供が多少動いても、グラつかず、安心して背負えます。
前後のベルトは、体格や成長に応じて長さ調整可能です。子供が100cmになると、肩部分のベルトはぎりぎりです。


追加購入品のサンシェイド:日差し対策にあると安心
子供が小さい頃は、帽子を嫌がって被ってくれなかったため、サンシェイドは必須装備でした。帽子をしっかり被ってくれる子なら不要かもしれませんが、途中で嫌がって脱いでしまうこともあるので、保険として付けておくと安心です。
ただし、太陽の向きによっては子供に日差しが直撃するので、サンシェイドさえあれば、日差し対策は完璧とはなりません。帽子も合わせて必要です。
サンシェイドは、背負っている自分の頭の高さより高いため、木の枝などに引っかかりやすいのは、難点です。
脱着は非常に簡単で、ザックの差し込み口に入れて、パッチンと固定するだけです。


どんな登山で使える?使用歴と実際に登った山
このベビーキャリアを使って、1歳から5歳までの間に約30回の登山を楽しんできました(冬季は除く)。標準コースタイム2〜8時間の幅広いコースを登っており、基本的には父と子の2人での山行です。テント泊装備を背負う感覚に近く、体力さえあれば、どんな山でも使用可能だと感じています。
3歳頃までは、登山中によく眠ってくれていたため、重量さえカバーできれば長時間の山行でも問題ありませんでした。リュックに揺られるのが心地よいのか、自分で歩きたがることは少なく、機嫌よく山を楽しんでくれていた印象です。
しかし、4歳を過ぎるとあまり寝なくなり、長時間の山行では機嫌を保つのが難しくなってきました。また、リュックが荷物も入れた20kgの重量に対応してないのか、上手く腰で担げず、長距離は背負うのもきついです。次第に短時間のコース中心になっていきました。
これまで登ってきた山行の記録をほぼすべてまとめていますので、ぜひ参考にご覧ください。
実際に使った感想
背負い心地?長時間の登山でも使える?
子供を背負っての8時間の山行でも使えましたし、背負い心地が悪いこともないです。
- 背面長は44〜54cmまで調整可能。夫婦で共用することを想定された設計です。
- 身長175cmの私には、最長の54cm設定がぴったりでした。
- 子供が軽い時は、体の振られも少なく、後ろ重心の違和感もほとんどなし。
- 子供+荷物で20kgとなると、肩が痛くて長距離は厳しいです。私の体にあっていないのか、上手く腰で背負えません。

子供は心地良いのか?
乗ると気持ち良いのか、すぐに寝てくれるため、登山以外でも寝かしつけに便利です。
これが1番の不満点なのですが、子供が2歳(ミニサイズ)でも、首から上が横に出てしまい、非常に寝にくそうです。登山中も首がだらんとして変な姿勢にならないかが、1番心配することです。ただ、。


ネックピローをつけることで、首が変に曲がることはないのですが、大きくなると早々に嫌がってつけさせてくれなくなりました。
大きくなり3歳ぐらいになると寝方が上手くなり、だらんとせず寝てます。ただ、この体勢は、背負ってる人が上を向けないので、姿勢が制約されて歩きにくいです…。
子供は想像以上に楽しんでいる
そもそも登山リュックに乗せて登山することは、親が登りたいだけで、子供は楽しくないのではないか?初めはそのような葛藤もありました。しかし、子供も登山を楽しみにしており、3歳になった今も登山好き(おそらくリュックに乗って運ばれるのが好き)と言ってくれ、まだまだ一緒に登ってくれそうです。
我が子の場合は、結構抱っこして欲しがりで、好きにどこか行くタイプではないので、1歳2歳はほぼ歩かず、リュックに乗りながら移動するのが楽しいようです。気持ちよくなって寝て、起きたらお歌を歌って、他の人から可愛い可愛いと声をかけられ、それなりに楽しんでいます。
また、登山に行けば、美味しいお菓子(行動食)が食べれるし、帰りに入る温泉も楽しいし、温泉でアイスも食べれるし、もポイントが高いようです。
補足:カメラバッグの取り付け方
登山中に写真を撮るのが好きなので、子供と一緒の登山でも、カメラを欠かさず持って行っています。使用しているカメラバッグはノースフェイス製のものです。取り付け方法としては、ベビーキャリアの肩紐部分に適当な紐を追加し、それとカメラバッグをカラビナで固定しています。これにより、移動中でもすぐにカメラを取り出すことができ、とても便利です。
不満点やデメリット
ハイドレーション入れがない
ハイドレーション入れがないため、ドリンクホルダーを後付けして水分補給をする必要がある点です。ハイドレーションに慣れた私としては少し困りものです。ただし、2022年8月時点の最新版では、背中と子供の間にハイドレーションを取り付けできるようになっていますので、中古ではなく最新版の購入をオススメします。
子供の足置きがない
他のベビーキャリア(オスプレイ)は、子供用の足置きがあり、足が常に宙ぶらりんになることはないのですが、モンベルはそれがついていません。足置きがある方が子供の負担は減るので、欲しいとは思いました。
荷物の出し入れが不便
これは私が、子供と2人で登るために起きている問題だと思いますが、一度下さなければ荷物の出し入れができないので、子供にドリンクやお菓子を渡すことが難しいです。背負いながらアクセスできるサイドポケットなどがあれば嬉しかったですが、通常、親2人で登ることを想定していると思うので(サポートする人がいる)、問題にならないとは思います。
20kgを超えると背負うのがきつい
これは個人差があるかもしれませんが、テント泊用のリュックで20kgは腰で背負えるので問題ないのですが、このリュックは腰の調整がやりにくく、上手く腰で背負えません。
ただ、私の場合は特殊かもしれません。親1人+子供1人で登ってるので、全ての荷物も背負っているのもあり、子供16kg+荷物3kg+カメラ2kgと、さらにカメラも重く、その結果20kgを超えています。
まとめ:買ってよかった!
子供と登山に行けるので買ってよかったです。これがなければ親子登山は実現しませんでした。意外なことに、子供がリュックに乗るのを気に入り、家での寝かしつけでも活躍しています。乗せて歩いていればそのまま寝ていきます。
購入を悩んでいる方、これがないとそもそも登山にも連れていけないので、子育ての気分転換に購入してみるのをおすすめします。子供が小さいうちの方が、おやつで釣ればすぐ行く!となるので、登山には連れていきやすいです。大きくなると、楽しくなさそうと言って、連れ出すのは非常に難しくなります。
山行で活躍する道具たち
子供登山装備
モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
帽子でも良いですが、サンシェイドもあるとより安心して日除けできます。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
ファイントラックのナノタオルは汗拭きに良いですし、濡らして体を拭いても気持ち良く、乾くのは早いしで重宝しています。
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
子供撮影は単焦点が良く、いつもはSEL35F18を使っています今日は気分を変えてSEL55F18を持って行きました。
おすすめの登山まとめ
子供と登る山。
雪山。
沢登り。
特に印象に残った登山まとめ
過去の登山まとめです。