子供ができ、登山に行く頻度がかなり減りました…これは仕方がないですね。しかし!子供を背負って2人で登れば、妻は家でゆっくりできますし、私も登山に行けるので一石二鳥!
ということで、子供が1歳4ヶ月の時に「モンベルのベビーキャリア」を新品で購入し、2023年4月時点の2歳11ヶ月まで(継続して使用中)、私と子供の2人で20回程登山で使用した感想をレビューします。
結論は、商品に関して少し不満はありますが、子供は乗るのを楽しんでくれてますし、私は登山を楽しめますし、買って良かったです。これがなければ一緒に登山にも行けないですからね。
仕様
モンベルに記載の情報です。(詳細はホームページをどうぞ)
- 重量:2.35kg
- 適応体重:9~16kg (9ヶ月〜3歳)
- サイズ:65×31×33cm
- 容量:26L(収納部)
- 背面寸法:44~54cm
- 素材本体:100デニール・ナイロン・トリプルリップストップ
- 素材接触部:ポリエステル3Dメッシュ
- フレーム:アルミ二ウム合金
収納容量
26L収納可能!見た目以上に入ります。春夏秋の日帰りであれば、自分の装備と子供の荷物を詰めても余裕があります。子供と2人で登る身としては、冬を考えるともっと容量が欲しいところです。
上側収納、仕切りあり。
下側メイン収納、普段使っているマザーズバックがすっぽり入ります。
背負い心地
背面寸法:44~54cm(夫婦で使うことを想定した調整幅)。参考になるかわかりませんが、175cm、体重65kgの私は1番上の54cmでちょうど良いです。
子供が乗っても、後ろ重心になることなく、振られる感じもそんなになく、背負いやすいと思います。20kg近くのテント泊装備の方がよっぽど振られます。笑
子供環境
座る場所
子供が座る場所は、ソフトな肌触りの通気性の良いメッシュ生地で、暑がりな子供には適した生地です。夏でも乗っている部分で汗をかいていることはなさそうでした。固定は、両肩、両脇、そして左右大きめの覆いで、横に振っても落ちそうな感じはないように思います。
前側、後側の長さは調整可能です。
心地よさ
乗ると気持ち良いのか、すぐに寝てくれるため、登山以外でも寝かしつけに便利です。
これが1番の不満点なのですが、子供が2歳(ミニサイズ)でも、首から上が横に出てしまい、非常に寝にくそうです。登山中も首がだらんとして変な姿勢にならないかが、1番心配することです。ただ、大きくなり3歳ぐらいになると寝方が上手くなり、だらんとせず寝てます。
ネックピローをつけることで、首が変に曲がることはないのですが、大きくなると早々に嫌がってつけさせてくれなくなりました。
サンシェイド
子供が小さい頃は、帽子を嫌がったので必須でつけていましたが、帽子を被ればいらないかもしれません。ただうちの場合は、帽子を被っていても途中で嫌がることもあるので、保険として付けています。自分の頭の高さより出るため、あると木に引っかかりやすいのは、仕方ないですね。
別売りの後付けですが、ザックの差し込み口に入れて、パッチンと固定するだけで簡単です。
その他不満点
ハイドレーション入れがないため、ドリンクホルダーを後付けして水分補給をする必要がある点です。ハイドレーションに慣れた私としては少し困りものです。ただし、2022年8月時点の最新版では、背中と子供の間にハイドレーションを取り付けできるようになっていますので、中古ではなく最新版の購入をオススメします。
子供は楽しいのか
そもそも登山リュックに乗せて登山することは、親が登りたいだけで、子供は楽しくないのではないか?初めはそのような葛藤もありました。しかし、子供も登山を楽しみにしており、3歳になった今も登山好き(おそらくリュックに乗って運ばれるのが好き)と言ってくれ、まだまだ一緒に登ってくれそうです。
我が子の場合は、結構抱っこして欲しがりで、好きにどこか行くタイプではないので、1歳2歳はほぼ歩かず、リュックに乗りながら移動するのが楽しいようです。気持ちよくなって寝て、起きたらお歌を歌って、他の人から可愛い可愛いと声をかけられ、それなりに楽しんでいます。
また、登山に行けば、美味しいお菓子(行動食)が食べれるし、帰りに入る温泉も楽しいし、温泉でアイスも食べれるし、もポイントが高いようです。
結論(まとめ)
子供と登山に行けるので買ってよかったです。子供と登山に行けば、妻は家でゆっくりできて一石二鳥ですし、家での寝かしつけでも活躍しています。
子供が楽しそうなのが1番で、家でも引っ張り出してきて乗りたがります。
山行で活躍する道具たち
子供登山装備
モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
帽子でも良いですが、サンシェイドもあるとより安心して日除けできます。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
ファイントラックのナノタオルは汗拭きに良いですし、濡らして体を拭いても気持ち良く、乾くのは早いしで重宝しています。
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
子供撮影は単焦点が良く、いつもはSEL35F18を使っています今日は気分を変えてSEL55F18を持って行きました。
子供と登った山
子供と登った山のまとめ記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しており、ぜひ子供との登山の参考にして下さい。
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子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。