中出コースから、小荒島岳を越えて荒島岳へ、3歳の子供を背負って登ってきました。出発時と山頂からの下山時に少し歩いて、後はパパの背中のゆりかご登山。増えるウェイトは13kgになり、標準タイム8時間は中々にしんどい山行でしたが、ニコニコする時間も多く、楽しんでくれたようで良かったです。
場所:福井県
日程:2023年5月21日(日)
獲得標高:1357m
歩行距離:11.4km
登山時間:6時間25分(標準CT7時間50分)
登山のハイライト
駐車場からすぐ光のカーテン。
中出コースは緑が美しい。
山頂でニッコニコ。パパも。
福井の街並みというか田んぼ並み。
日程と装備
ルート
07:20駐車場→09:10小荒島岳、30分休憩→09:40出発→10:40荒島岳、1時間ランチ→11:40出発→13:50駐車場
登山時間:5時間+休憩1時間30分(標準CT:7時間50分)
駐車場
中出コース駐車場に駐車。07:00の時点では10台ぐらいはまだ停めれそうでしたが、ここが埋まると結構戻った場所にしか空きがないと思われます。
装備
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行動着上(半袖)
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行動着下(半ズボン)
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足元(トレランシューズ)
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カメラ(α7Ⅲ、SEL55F18)
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ミニ三脚
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ドリンク(2.5L)2L使用
- 昼ごはん(カップ麺、水筒でお湯、パン)
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行動食(バー、ジェル、タブレット)
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小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
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ウィンドシェル、手袋(使用せず)
子供用準備
子供は快適そうでした。登ってる私は汗だく。
- 子供服装上(長袖)
- 子供服装下(長ズボン)
- 登山靴
- ザック(モンベル、ベビーキャリア)
- おやつ、ジュース
- オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)
- 手袋薄手(使用せず)
- ウィンドシェル、レインウェア、フリース(使用せず)
登山
いつの間にか駐車場のすぐ近くまで高速が通っていて、しかも福井から無料という、登山者にとって最高です。朝早く出たので、子供は車でねむねむしながら到着。
07:20準備して駐車場出発。この場所だけガスで光のシャワーが美しい。
最近は、登り始めは歩くようになりました。
と思ったら30mほどで「もう疲れたよー」とのこと。さぁ、山頂直行便のアトラクションに乗って出発。
中出コースは、新緑が気持ちよくまさしく森林浴という感じです。
福井の街並みと銀杏峰。あれは田んぼ。トンボ?田んぼ。トンボ?のエンドレス会話しながら登ってます。
09:10小荒島岳到着、30分休憩。ここで第一弾登山のご褒美チョコ投入。ただ、虫がかなり飛んでいて、虫イヤー虫いやームシイヤー泣。もう帰ると言い出しました。
何とかなだめながら、荒島岳を目指します。少し登ると虫のことは忘れたようですが、山頂の虫は少ないよう頼むよー。
中々の急登が続きます。汗だく。しんどい。
寝ましたー。乗ってるだけでもちょっとしんどいよね。付き合ってくれてありがとう。
振り返って小荒島岳。
もちが壁。ここが有名どころですが、小荒島岳から荒島岳のルートは他にも急登ポイントが多いです。
安定の撮影ポイント。白山は少し雲隠れ。
夏に荒島岳登るのは久々で、こんなに草が高くいんどと景色の違いを楽しみながら登ります。冬の方が圧倒的に好きな山かな。
10:40荒島岳到着、1時間ランチ。そういえば、3歳になり顔出しNG令が出ました。いい笑顔を見せられないのが残念。こちょこちょして笑わせるのがコツです。
独立峰からの眺めは素晴らしい。山頂は多くの人で賑わっており、みなさんランチしてました。
小荒島岳は虫だらけでしたが、ここは少ない!良かったー。虫が多かったらご飯食べずに即下山も考えてましたが、お湯を注いでカップ麺とカレーメシです。
いつも、山頂では少し歩きます。お地蔵さん?にナムナム。
お、下山も歩く?歩くのは良いよー頑張って行こーと思ってましたが、急登をバックで降りながら子供の手を両手で持ってサポートは流石に怖い…今日の核心でした。
駐車場直行便に乗せてからは、登りはしんどくてスルーした花々を愛でながら、ハイペースで下山。時間としては2時間ですが、景色が変わり映えしないからかとても長く感じました。
13:50駐車場到着。水道があるので靴を綺麗にできるのは嬉しい。
最近は4時間程度の山行ばかりだったので、7時間は中々疲れました。子供の機嫌が持つかを1番心配していましたが、何とか楽しそうにしてましたし、この夏も色々連れていくぞー。
下山後、長い登山に付き合わせちゃったので、子供の大好きな福井遊びマーレで2時間コース。全力で遊んでました。
今回の山行で活躍した道具
子供登山装備
今回初導入の子供用登山靴。0.5刻みでサイズがあるのがありがたい。しっかりグリップして歩きやすそうでしたが、防水なので汗はこもりやすい印象でした。kuromenboo.hatenablog.com
モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
いつもはSEL24105F4ですが、今回はSEL55F18です。
子供撮影は単焦点が良く、日常ではSEL35F18を使っています。
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