中々登山に行ってくれない娘ですが、ロープウェイに乗れるなら行く!と言うことで、八ヶ岳へ。一般者用の木道はもちろん歩きやすく、近いピークが複数あり、時間に応じたプランで行けるのも良かったです。子供は、縞枯山付近の岩場を大層気に入り、登ったり、ジャンプしたりを楽しんでいましたが、サポートする側はとても必死…とりあえず楽しんでくれたようで良かったです。
場所:長野県
日程:2025年5月18日(日)
獲得標高:543m
歩行距離:7.5km
登山時間:4時間40分(標準CT:4時間14分)
登山レベル:中級(初級、中級、上級で分類)この時期は残雪が残っており、初心者向けではないです。ルート次第では初級。
登山年齢:6歳〜。残雪期は子供向けではないです。一般の散策ルートのみであれば、整備された木道が続くので、2歳ぐらいから歩けます。
登山のハイライト
今日の相棒はシナモン。登山開始時はガスっていたので、娘は最強装備。
岩場歩きが楽しかったようです。
縞枯山近くの展望台から、良い景色。
一般者ルートの木道も、苔むした道がとても気持ちよかったです。
恐竜!と娘も大はしゃぎ。
日程と装備
ルート
08:55山頂駅→09:50北横岳→11:50縞枯山→13:35山頂駅
登山時間:4時間40分(標準CT:4時間14分)
駐車場
北八ヶ岳ロープウェイの駐車場。
装備
- 行動着上(半袖)
- 行動着下(半ズボン)
- 足元(トレランシューズ)
- ドリンク(1.5L)0.4L使用
- ウィンドシェル(使用せず)
- カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)
- 行動食
- 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
チェーンスパイクを持っていけば良かった…。
子供用装備
- 子供服装上(長袖、薄いアウター、レインウェア)
- 子供服装下(長ズボン、厚め長ズボン、レインウェア)
- 手袋
- ザック(モンベル、ベビーキャリア)
- おやつ、ジュース
これだけ着せてちょうど良かったです。
登山
ロープウェイはほぼ貸切。最近は、雲がどこからやってくるのかを聞いてくる年頃になりました。
08:55山頂駅。少し肌寒かったのと、雨が降りそうな雰囲気もあったので、娘は最強装備にします。私は半袖半ズボンです笑。今日の相棒はシナモン。
さて、ガスの中、横岳方向へスタート。天気予報は曇りでしたが、雲の上に出るのか、晴れてくれるのか…?
時折ガスは晴れ、青空も見えており、これからの好転に期待です。
まだ眠たいようで、リュックスタートしてました。この後すぐ寝ていきました。
ロープウェイ付近の山は初心者向けの山で余裕っしょと、ほとんど下調べせずに来たので、まさか雪があるとは思わず、チェーンスパイクを持ってくれば良かったと反省。思ったより問題なかったですが、ちゃんとした準備は必要ですね。
北横岳ヒュッテ通過。この後の雪道が少し急だったので、チェーンスパイクなしで戻る時本当に大丈夫なのか?と、どうしよう…と少し悩みつつも、登りきることに。
09:50北横岳到着。風も強く何も見えず、即撤退です。
不安だった雪道の下りは、問題なかったです。凍ってたら無理でしたが、雪の上についた黒い土やら葉っぱやらが滑り止めになり思ったより滑りませんでした。
次は縞枯山方向へ。 この辺りは、溶岩そのままの黒い岩が多く、面白い景色です。
目を覚ました娘は、お菓子を食べて満足し、木道を歩き始めました。


こちらが不安になる岩場が特に楽しいようで、ジャンプしながら進むのですが、滑ったりしないかとサポートする側は必死です。
雪が出て来たのでリュックに乗車。子供を背負っていて重いため、落とし穴にはまる頻度が高く、少し大変でした。
11:50縞枯山展望所到着。ガスは晴れ、とても良い景色。ただ、吹き飛ばされそうなほどの爆風です。
この岩場を大層気に入り、2往復しました。ちょっとスリルがある場所を楽しいと思える精神は良いよー、ただサポートは必死。
最高!
まだ岩場で遊びたそうでしたが、昼ごはんが遅くなるので下山します。登りのルートは雪が多く、下りが不安でしたが、帰りに使ったルートは雪がなく安心でした。
岩場下りも楽しんでます。
一般者ルートにくると飽きたのか、リュックに乗車。こここそ歩きやすいのだけれど…笑。
苔の道がいい感じです。
恐竜を発見し、娘も喜んでました。
登りはガスで何も見えなかったロープウェイ乗り場は、とても景色が良い場所ですね。


13:35ロープウェイ駅。娘が思いの外楽しんでいたので、予定より遅い到着になってしまいました。溶岩の岩、苔だらけの森、眺望の良い展望岩場、色々な景色を楽しめるとても良い山でした。
今回の山行で活躍した道具
子供登山装備
モンベルのベビーキャリアを使っています。1歳の時から今に至るまでずっと使っています。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
もう4歳も近くなると、体が飛び出すので、サンシェイドは使えなくなりました。代わりに帽子を被せています。小さい頃は必須でした。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
いつも使うレンズはSEL24105F4です。
子供撮影は単焦点が良く、家ではSEL35F18。
子供と登った山
子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。
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子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。