LIFE LOG(自然と遊ぶ)

自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

小矢部川、瀬戸の長瀞峡沢登り〜初心者向けの泳ぎ沢〜(2021年7月)

梅雨時、泳げる沢なら増水した方が楽しいのでは?という考えで、北陸では珍しい泳げる沢、長瀞峡に行ってきました。

梅雨時にも関わらず、逆に水が少なくて残念でしたが、ゴルジュは中々立派。ただ、滝がないので私にとっては物足りない…危険度の少ない、初心者向けの沢です。

■登攀要素:全くなし!滝なし。

■下山:沢からすぐ林道で楽々下山。

■靴のソール:ラバーとフェルトはどちらでも可。

■服装:泳ぎが多いため、ウェットスーツ必要。

レベル:沢1級(個人的なランク付け、水量による)

オススメ度:★★☆☆☆(水量が少なかったのでこの評価です。多いと楽しいかも?)

場所:富山県

日程:2021年7月4日(日)

人数:2人

所要時間:3時間

心に残る自然との対峙

中々の大ゴルジュ。川浦渓谷の廊下が思い出される景色です。f:id:kuromenboo:20210707220209j:image

ゴルジュを泳いで突破するのは気持ち良い。
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支流にあった小さい滝ですが、滝裏から見る景色は面白い。

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計画

ルート

06:20駐車地、即入渓→初めは沢歩き→07:10泳ぎ箇所出てくる→08:40二股で終了→08:50林道→09:20駐車地

登山時間:3時間f:id:kuromenboo:20210708212041j:plain

駐車場

広い駐車スペースに停めました。f:id:kuromenboo:20210707220313j:image

装備

  • 服装上(インナー、セミドライスーツ
  • 服装下(セミドライスーツ、半ズボン)
  • 足元(沢タビ)
  • 防水カメラ
  • ヘルメット
  • ザック内、防水インナ
  • ドリンク(1.0L)0.5L使用
  • 緊急用(ツェルト、タオル、緊急セット)使用せず

沢道具(持っていきましたが全て使用せず。水量が多いと、ロープいるかも?)

  • ハーネス
  • ザイル、30m,8mm
  • カラビナ
  • エイト環
  • マイクロトラクションプーリー
  • スリング(2m,2個)

沢登

06:20駐車地から即入渓。右岸から楽に降りられます。f:id:kuromenboo:20210707220249j:image

少し進むと堰堤。頑張れば登れそうですが、難しそう…
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少し戻ったところから安全に巻きます。何となくですが踏み跡がありました。

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堰堤越えた所にモリアオガエルの卵(泡巣)。水の上の木に産卵し、孵化したら下の水に落ちておたまじゃくしが泳ぎ出す仕組み。f:id:kuromenboo:20210707220123j:image

すぐに泳ぎかと思ってたら、沢歩きが結構長い。今日は水量が少ないよう。

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入渓から50分。07:10やっと泳ぎポイントまできました。川浦渓谷の廊下が思い出される、中々のゴルジュです。f:id:kuromenboo:20210707220209j:image

ちょっと楽しくなって来ました。勢いは強くないため、普通に泳いで突破。
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流れ強そうに見えますが、そんなに強くないです。
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小さな滝!壁に囲まれたゴルジュは続きます。楽しいよ!
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泳ぎは続く。ウェットスーツじゃなかったら死ねる冷たさだと思います。
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このような流れの中を進みます。滝があれば良い沢だと思います。
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へつりの難易度も高くありません。初心者にとっては丁度良く楽しめそうです。
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昔は凄まじい水量だったのか、昔の流れが削り取った地形を見るとワクワクします。f:id:kuromenboo:20210707220126j:image

流されたとしても滝はないですし、流れに負ける強さでもないので、危険度は低いです。
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支流の滝。
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滝裏に入れるのは楽しい!直撃すると首がやられそうなので、控えめにシャワーを浴びます。

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ここから、泳ぎはなくなってきます。f:id:kuromenboo:20210707220244j:image

どんなアドベンチャールートなのかと思う吊り橋。足場完全欠落ルートです。笑
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流れは弱くなり、沢歩きとのんびり泳ぎになってきました。

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08:40二股で遡行終了。もう終わり?という印象で、ゴルジュ地帯は1時間ぐらいで短めでした。f:id:kuromenboo:20210707220202j:image

少し戻って左岸にあるルンゼから林道に向かいます。
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08:50林道。そんなにやぶもなく、たったの10分で林道に出ました。下山が楽なのも初心者に丁度良い!
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林道の途中にお地蔵さん。綺麗なお花が供えられていて、手入れしている方がいるのに驚きです。
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楽な下山ルートです。f:id:kuromenboo:20210707220049j:image

09:20駐車地。3時間と短く、その中でも楽しいゴルジュ地帯は1時間ほど。物足りません!ということで、急遽もう一つ別の沢に行くことにしました。笑

活躍した沢登り道具

沢登り装備は色々試してきて、自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com

私が使っている防水リュックはこれです。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく日帰り登山ではよく使ってます。

沢靴はラバーソールのこれです。安いのは良かったですが、ソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。指が割れた靴下使ってます。

kuromenboo.hatenablog.com

ハーネスはロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。

ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。

沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。

kuromenboo.hatenablog.com

過去記事

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医王山の菱池谷(へしけたに)沢登り〜緑のゴルジュ〜(2021年7月)

長瀞峡の沢登りで物足りず、沢のハシゴで、すぐ近くの菱池谷に来ました。

初めは、北陸の沢らしい暗めの沢で蜘蛛の巣ラッシュ(嫌いです…)。最後にいくつか登りごたえのある滝が出てきて楽しめます。

■登攀要素:慣れている人なら問題ないですが、初心者だと難しい滝あり。

■下山:どの枝沢を詰めるかによって変わります。林道を使えるので楽ですが、そこまでの藪漕ぎは少ししんどい。

■靴のソール:ラバーとフェルトはどちらでも可。

■服装:天気が悪かったので、ウェットスーツが丁度良かったです。基本水に浸からなくても行けますが、シャワー登攀もあるので、ウェットスーツ無しだと寒いかもしれません。

レベル:沢2級(個人的なランク付け、水量による)

オススメ度:★★★☆☆

場所:石川県

日程:2021年7月4日(日)

人数:2人

所要時間:4時間

心に残る自然との対峙

緑の領域が、とても美しかった。f:id:kuromenboo:20210709220215j:image

核心のチョークストーン滝。落ちても下は深いので安心して攻めれる。
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最後の藪漕ぎ、これも沢登りの醍醐味?
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計画

ルート

10:20駐車地→11:50大きめな滝ゾーン→12:40遡行終了、藪漕ぎ開始→13:20林道→14:20駐車地

登山時間:4時間f:id:kuromenboo:20210708213306j:plain

駐車場

入渓地点すぐそばの、橋の近くの空きスペースに駐車しました。3台ぐらいは停められます。f:id:kuromenboo:20210712134418j:image

装備

  • 服装上(インナー、セミドライスーツ
  • 服装下(セミドライスーツ、半ズボン)
  • 足元(沢タビ)
  • 防水カメラ
  • ヘルメット
  • ザック内、防水インナ
  • ドリンク(0.5L)0.2Lぐらい使用
  • 緊急用(ツェルト、タオル、緊急セット)使用せず

沢道具(持っていきましたが全て使用せず。初心者がいる場合、ロープあった方が良いと思います)

  • ハーネス
  • ザイル、30m,8mm
  • カラビナ
  • エイト環
  • マイクロトラクションプーリー
  • スリング(2m,2個)

沢登

10:20駐車地出発。あれが遡行する沢です。f:id:kuromenboo:20210709220158j:image

左岸の沢横にある踏み跡を少し進んでから入渓します。
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初めは大きい滝はこれといってなく、北陸らしい暗めの沢で、蜘蛛の巣だらけです…。

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蜘蛛の巣を払いながら、何とか進みます。

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滝ゾーンは終わりの方なので、基本滝はないのですが、一つだけ2mと小さい少し面白い滝がありました。

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直登しようとすると顔面に水を受けるので、上手く体を捻って避けながら登ります。(巻道はあり)
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特に見どころのない、暗めの沢を進みます。

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11:50直登できない8m滝です。左岸から巻きます。ここを越えたあたりから、少し楽しい滝ゾーンです。f:id:kuromenboo:20210709220102j:image

滝裏は水浴びと苔が綺麗。

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緑の領域がありました。ゴルジュ空間なんですけど、岩が露出しておらず、緑緑しているのが印象的です。f:id:kuromenboo:20210709220016j:image

緑ゾーンを進みます。
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菱池谷の核心、8mチョークストーン滝です。泳いで取り付いて、シャワー直登は最高ですね。f:id:kuromenboo:20210709220125j:image

落ちても下は釜なので攻め放題です。苦戦しましたが、ルートがわかってしまえば難しくはないです。ただ、初心者には厳しそうで、ロープ垂らすとしても、上に立木はないので、カムとか、スリングを岩に巻くとか工夫が必要そうです。もしくは、ロープ手持ちで引っ張り上げても良いかもしれません。
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5m。難しくはないのですが、釜部分は岩なので、落ちたらタダではすみません。
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これは簡単。結果、楽しく登れる滝は2つぐらいでした。
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12:40 沢をもっと詰めていく手もありますが、GPSで確認しながら、林道に出ることにします。
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中々の藪漕ぎです。
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13:20 40分の格闘の末、林道到着。車をデポするのもありですね。f:id:kuromenboo:20210709220114j:image

雨予報だったのにまさかの晴れ間!

おしゃべりしながらのんびり歩いて、14:20に駐車地到着。
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面白い滝はありますが、前半の蜘蛛の巣ラッシュ、林道に上がる藪漕ぎの大変さがしんどい沢でした。

活躍した沢登り道具

沢登り装備は色々試してきて、自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com

私が使っている防水リュックはこれです。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく日帰り登山ではよく使ってます。

沢靴はラバーソールのこれです。安いのは良かったですが、ソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。指が割れた靴下使ってます。

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ハーネスはロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。

ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。

沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。

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三ノ峰、別山登山〜気持ちの良い稜線歩き〜(2021年6月)

刈込池から三ノ峰を越えて、別山まで行ってきました。福井県最高峰の2128m三ノ峰は、別山までの序章のように感じるほど、三ノ峰から見る別山は美しかったです。

深い森を眺めながらの稜線歩きは気持ちよく、歩きやすい道だからかトレラン勢が少しいました。終始爆風で体が揺れるほどでしたが、登山好きな私にとって、そんなのは暑い季節には丁度良く涼しいただの風。良い山行でした。

場所:福井県

日程:2021年6月11日(金)

獲得標高:2107m

歩行距離:18.2km

登山時間:6時間50分

出会った自然の造形美

三ノ峰に続く道は気持ちの良い稜線。f:id:kuromenboo:20210614224012j:image

ワンちゃんがいた。
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三ノ峰からみる別山は素晴らしい。
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御舎利山から見るゼブラー白山。
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日程と装備

ルート

04:00駐車場→05:00稜線→06:15避難小屋→06:30三ノ峰→07:30別山→20分で御舎利山往復→10:20刈込池→10:50駐車場

登山時間:6時間50分(標準CT:11時間15分)0.61f:id:kuromenboo:20210615212259j:plain

駐車場

上小池駐車場。20台ほど駐車できる広い駐車場で、トイレありです。
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装備

  • 行動着上(インナー、半袖)

  • 行動着下(半ズボン)

  • 足元(トレランシューズ)

  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)

  • ドリンク(2.5L)1L使用

  • レインウェア上下(使用せず)

  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず

  • ツェルト(使用せず)

登山

駐車場→三ノ峰

04:00駐車場発。ヘッドライトなくてもギリギリ見えるレベルの中スタート。安全のためにもライトは必要ですが、暗い中感覚を研ぎ澄ませて歩くのが好きです。あっという間に登山口到着。

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よく整備された森の中を進みます。

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ギンリョウソウの群れがお出迎え。別名ユウレイタケだとか。暗い中がよく似合います。f:id:kuromenboo:20210614224034j:image

05:00 1時間で稜線まで来ました。日の出の時間は過ぎましたが、焼けることなく、太陽は雲の中です。
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ここから遮るものが何もない、気持ちの良い稜線です。まだ見えていない三ノ峰に向かいます。
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コイワカガミの群れ。白山が花の百名山ということもあり、この辺りにも多くの花が咲いています。
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振り返ると、気持ちの良い稜線と、遠くまで広がる森。
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左側の丸い山が三ノ峰です。もう少し。
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ワンちゃん!に見えますよね?
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太陽が出てきて、陰影が綺麗に浮かび上がってきました。私のいる場所には太陽はあたらず、光が後ろから迫ってきます。
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少し雲海。中々の森で、人工物は全然見えません。深い自然の中に来たと実感。
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ハクサンイチゲ
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振り返って見える景色が綺麗だから、何回も振り返ってしまいます。決して休憩しているわけではない…ことはない…
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太陽!避難小屋が見えてきました。
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06:15 避難小屋到着。とても綺麗に手入れされた良い小屋です。

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少し行けば三ノ峰。こんな良い場所に小屋があると、泊まりたくなりますね。f:id:kuromenboo:20210614224200j:image

06:30 三ノ峰。ここからは、
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三ノ峰、別山、御舎利山

とてつもなく美しい別山が見えます!もし、当初の目的地が三ノ峰だったとしても、この景色を見ると別山に行ったでしょう。
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今日の目的地は別山なので、ルンルンで進みます。
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一箇所、登山道が崩れてステップがなくなり、砂で滑りやすい危険箇所がありました。
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なんて気持ちの良い稜線!白山も良い山ですが、三ノ峰側も良い山ですね。
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御手洗池と別山サンショウウオを期待しましたが、生き物は何もいませんでした…。
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景色を堪能しながらサクサクと。

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07:30 三ノ峰から1時間で到着。とてつもない爆風ですが、登山は楽しいんです。

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白山を眺めに御舎利山に向かいます。f:id:kuromenboo:20210614223742j:image

霞がかかっているのも相まって、遠くに見える山が雲の海に浮いているよう。

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御舎利山から見える白山!
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縦走したくなる良い稜線です。さすがに今日は時間がないですが、トレラン勢なら、日帰りで白山まで行けるかもしれませんね。
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別山に戻ります。一部登山道は雪に埋まっていますが、傾斜は見た目ほど大きくないので、アイゼン等は不要です。
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別山→刈込池→駐車場、下山

20分で往復してきました。この尾根を下山します。f:id:kuromenboo:20210616211306j:image

帰りはサクサクと進みます。

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4組ほどすれ違いましたが、みなさんベテランオーラありました。
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ずっとこんな風が吹いており、体が揺れます。
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あのかっこよく尖った山は何でしょう。
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登山道に蛇が!木の棒でちょちょいと退かしましたが、後で調べるとマムシでした。臨戦態勢をとるんじゃないよあなた。通らせて欲しいだけやで。

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もう夏ですね。花は綺麗で、緑も美しい。森の中を、木漏れ日を感じながら歩くのも好きです。

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時間があるので、ちょっと刈込池まで寄り道します。秋には私服で行く人もいるので、らくーにサクッと行けるかと思いましたが、想像より登山道でした。

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10:20刈込池。アカハライモリの楽園でした。風がなくて天気が良ければ綺麗なリフレクションが見えるのかな。f:id:kuromenboo:20210614223913j:image
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10:50駐車場到着。
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稜線歩きが長く、とても気持ちの良い山行でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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良い単焦点レンズです、SEL35F18。これ一本での登山でも十分景色を写真に納められそう。

登山装備

夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

寒い季節のインナー手袋はスマートウールが使いやすいです。カメラの操作性に問題がない厚さで、暖かいし、スマホも操作可能です。

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何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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沢登り用の防水ザックの穴を自分で修理してみた

沢登りから、通常の登山で愛用しているザック、「スクランブラーRT35」。

完全防水なので、沢登りで泳いでも浸水しませんし、とても軽いので、通常の登山でも活躍していました。しかし、私の激しい山行に耐えられなかったのでしょう。どこかに穴が開いて浸水するようになってしまいました。(初めは何か中が濡れてるなぐらいでしたが、最終的には水が入ってきて、沢登りとしては致命的な状態になりました)

耐久性が低いわけではなく、単純に寿命だと思います。2年半もよく頑張ってくれたと褒め称えましょう。


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長く使いましたし、そろそろ買い替えもありかなと思っていましたが、せっかくなので修理してみることにしました。

ザックの穴が開いた位置

穴の位置は、外観からではよくわかりません。ザックを裏返して確認したところ、背面板の部分に穴が空いていました。(ガバッと裏返せました)f:id:kuromenboo:20210517075020j:imagef:id:kuromenboo:20210517075024j:image

擦れによって少しづつ生地が薄くなり、穴に繋がったようです。メインの穴以外にも、擦れて穴が空きそうな場所もありました。

修理方法

メーカーに問い合わせれば、正規の修理キットがあるかもしれませんが、楽しようとあるもので修理してみました。

使用したのは、ゴアテックス生地の補修用シートです。防水生地ですし、似たような性質だと思うので、ものは試しです。(失敗した場合は新品を購入する気持ちでやってみました)


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リペアシートの取扱説明書に沿って、補修シートをサイズに合わせてカットし、アイロンで接着させます。アイロンの熱でザックの生地が少し焦げましたが、大丈夫でしょう。問題なく補修できたように思います。
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結果

すみません、まだ検証していないのです。この状態で何度か使用し、防水性/粘着性が問題ないか、確認し、結果が出れば更新します。

 

沢登りにオススメの装備

 今回修理したザックです。沢登りだけでなく通常登山でも大活躍です。

 

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オススメの沢登りスポット

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火燈山、富士写ヶ岳〜シャクナゲの季節〜(2021年4月)

春は、多くの花が咲き乱れ、登山の楽しみにお花鑑賞が増える季節ですね。シャクナゲが綺麗に咲いている山、火燈山(ひともしやま)〜富士写ヶ岳を低山縦走してきました。

場所:石川県

日程:2021年4月30日(金)GW

獲得標高:1040m

歩行距離:8.7km

登山時間:3時間50分

出会った自然の造形美

新芽のみずみずしさよ。f:id:kuromenboo:20210501132720j:image

木漏れ日が心地よい季節になりました。
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シャクナゲが咲き乱れる登山道。
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蕾が最もピンクです。f:id:kuromenboo:20210501132752j:image

椿の花園もありました。
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日程と装備

ルート

07:40駐車場→08:50火燈山→09:10小倉谷山→10:20富士写ヶ岳→11:30駐車場

登山時間:3時間50分(標準CT:6時間5分)0.75f:id:kuromenboo:20210501204345j:plain

駐車場

火燈山駐車場。15台ほど駐車可能で、トイレもありました。

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装備

  • 行動着上(インナー、半袖)

  • 行動着下(半ズボン)

  • 足元(3シーズン靴)

  • カメラ(α7Ⅲ、SEL35F18)

  • ドリンク(0.8L)飲みきり

  • レインウェア上下(使用せず)

  • 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず

  • ツェルト(使用せず)

登山

07:40駐車場発。小さい柄も趣のある白山神社がありました。

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小さいお花を横目に登山スタート。f:id:kuromenboo:20210501132812j:image

新芽がみずみずしくて、綺麗な緑色です。f:id:kuromenboo:20210501132720j:image

春の陽気の中、木漏れ日が心地よく、登山日和です。
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火燈古道。2012年に登山愛好家達の手によって整備された道のようです。2021年の今でも歩きやすい良い道です。感謝。

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昨日まで雨だったので、水の滴る良いシャクナゲがおりました。f:id:kuromenboo:20210501132912j:image

シャクナゲはドカンと固まってはいませんが、点々と美しいとお花を咲かせています。
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シャクナゲロード!
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木々の隙間から火燈山が見えてきました。
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熊の平。良く開けた場所で、森林浴を楽しめるスポットです。
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08:50火燈山。この辺りから眺望が良くなり、景色を楽しみながら休憩している人がいました。
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先の小倉谷山へ。高低差はほとんどなく、花を楽しみながら進めます。
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至る所にシャクナゲ。標高が高い場所の方は、今咲き始めたようで、ピンクが増してきました。
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09:10小倉谷山。ここも眺望よし。

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シャクナゲロードは続きます。f:id:kuromenboo:20210501132651j:image

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前日雨だったので、地面は少し泥っぽくて滑りやすくなってますし、登山道のステップは斜めの場所が多いので、尻もち注意です。私は一回滑りました…f:id:kuromenboo:20210501132759j:image

良い感じのブナ林で、森林浴ですが、シャクナゲはまだまだ続きます。

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少し開けたら山頂はもうすぐです。f:id:kuromenboo:20210501132659j:image

10:20富士写ヶ岳。深田久弥の立派な石碑?がありました。

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進んできた小倉谷山を振り返ります。来た道を眺望良く見られるのは良いですね。f:id:kuromenboo:20210501132755j:image

さて、谷間の場所まで下山します。
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シャクナゲロードはまだまだ続きます。

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椿の花園もありました。f:id:kuromenboo:20210501132816j:image

駐車場近くの滝。小さいながらも水飛沫は光が当たり綺麗で、少し虹も見えました。
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11:30駐車場到着。

至る所にシャクナゲが咲き乱れる、花を愛でるのには良い山でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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良い単焦点レンズです、SEL35F18。これ一本での登山でも十分景色を写真に納められそう。

登山装備

夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。

寒い季節のインナー手袋はスマートウールが使いやすいです。カメラの操作性に問題がない厚さで、暖かいし、スマホも操作可能です。

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何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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