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防水カメラのレンズの水滴対策〜ガラコで撥水〜

水の中に沈めても壊れることはない防水カメラ。確かにそれは信頼できます。

しかし、2つの問題のために、撮った写真が残念な結果になることがあり、どうにか対策できないかと試行錯誤し、1の解決策としてガラコが有効だったので、紹介します。

  1. レンズに水滴が残る→ガラコ(本記事)
  2. レンズが曇る→模索中

水滴が付いた残念な写真。綺麗な瞬間を撮ったはずが、帰って確認してガッカリ。f:id:kuromenboo:20200815170609j:image

使い方、使用カメラ

まず、私は沢登りで防水カメラ「Nikon COOLPIX W300」を使用しています。沢登りは、水温が冷たいので、水に付けて、外気に出すと温度差で曇りやすい環境です。

購入当初はレンズのコーティングのおかげで水滴は付きにくく、曇りも少なめでした。

問題点

しかし、長く使っているとレンズに傷がつき、コーティングも剥がれてしまったのか、2つの問題が現れてきて、曇りやすいし、水滴は流れてくれなくなりました。

  1. レンズに水滴が残る→ガラコ(本記事)
  2. レンズが曇る→模索中

対策

本来は、レンズコーティング・傷修理のためにメーカーに修理に出すのが良いと思いますが、金がかかってしまうので、悩ましいです。

自分の中で、水滴問題のみ、ガラコが対策として有効だと確信したので、紹介します。(水に付けて出した瞬間は曇ってないので、水滴さえ流れてしまえば、曇り対策はなくても許容です)f:id:kuromenboo:20200815173056j:image

対策前

2年使用したカメラのレンズは水に付けると水滴が残り、拭いてもしぶとく居座っています。いざ写真を撮る時に手間取り、良い瞬間を逃す悲しい状態です。f:id:kuromenboo:20200815170850j:image

対策後

ガラコの取扱説明書通りに、レンズに塗り込みました。しっかり乾燥させて試してみると、水が流れる!これは沢登り本番でも行けると確信して、持っていきました。f:id:kuromenboo:20200815170900j:image

結果

効果は抜群!曇りはどうしようもないので、曇りを取るために一度水に付けてさっとあげると、水が流れてもう撮れる状態!決定的瞬間を逃すことはありません!

(背反として、曇りやすさを懸念していましたが、特に問題はなさそうでした。ただ、やはり曇り止めもあれば一度水に付ける動作がいらないので、良いんだけどなー)

少なくとも1日分は効果は継続していました。一度の塗布で2回行きましたが、2回目は少し効果が薄れてきているように感じました。毎回ガラコですね。塗るだけなので手間ではないです。f:id:kuromenboo:20200815171416j:image

その他

撥水機能が効くとはいえ、上手く流れず、レンズの縁の中に居座ることもありましたが、このセーム皮で拭けば水滴は綺麗になくなりました。

セーム皮に穴を開けて、ストラップに引っ掛けて使用しています。オススメです。f:id:kuromenboo:20200815170917j:image

水滴がついて扱いにくいカメラを仕方なく使っていませんか?高いものでもないですし、一度お試し下さい。

オススメの沢装備

沢登りに必要な道具を紹介しているので、合わせてどうぞ。

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沢登り記録 

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