水の中に沈めても壊れることはない防水カメラ。確かにそれは信頼できます。
しかし、2つの問題のために、撮った写真が残念な結果になることがあり、どうにか対策できないかと試行錯誤し、1の解決策としてガラコが有効だったので、紹介します。
- レンズに水滴が残る→ガラコ(本記事)
- レンズが曇る→模索中
水滴が付いた残念な写真。綺麗な瞬間を撮ったはずが、帰って確認してガッカリ。
使い方、使用カメラ
まず、私は沢登りで防水カメラ「Nikon COOLPIX W300」を使用しています。沢登りは、水温が冷たいので、水に付けて、外気に出すと温度差で曇りやすい環境です。
購入当初はレンズのコーティングのおかげで水滴は付きにくく、曇りも少なめでした。
問題点
しかし、長く使っているとレンズに傷がつき、コーティングも剥がれてしまったのか、2つの問題が現れてきて、曇りやすいし、水滴は流れてくれなくなりました。
- レンズに水滴が残る→ガラコ(本記事)
- レンズが曇る→模索中
対策
本来は、レンズコーティング・傷修理のためにメーカーに修理に出すのが良いと思いますが、金がかかってしまうので、悩ましいです。
自分の中で、水滴問題のみ、ガラコが対策として有効だと確信したので、紹介します。(水に付けて出した瞬間は曇ってないので、水滴さえ流れてしまえば、曇り対策はなくても許容です)
対策前
2年使用したカメラのレンズは水に付けると水滴が残り、拭いてもしぶとく居座っています。いざ写真を撮る時に手間取り、良い瞬間を逃す悲しい状態です。
対策後
ガラコの取扱説明書通りに、レンズに塗り込みました。しっかり乾燥させて試してみると、水が流れる!これは沢登り本番でも行けると確信して、持っていきました。
結果
効果は抜群!曇りはどうしようもないので、曇りを取るために一度水に付けてさっとあげると、水が流れてもう撮れる状態!決定的瞬間を逃すことはありません!
(背反として、曇りやすさを懸念していましたが、特に問題はなさそうでした。ただ、やはり曇り止めもあれば一度水に付ける動作がいらないので、良いんだけどなー)
少なくとも1日分は効果は継続していました。一度の塗布で2回行きましたが、2回目は少し効果が薄れてきているように感じました。毎回ガラコですね。塗るだけなので手間ではないです。
その他
撥水機能が効くとはいえ、上手く流れず、レンズの縁の中に居座ることもありましたが、このセーム皮で拭けば水滴は綺麗になくなりました。
セーム皮に穴を開けて、ストラップに引っ掛けて使用しています。オススメです。
水滴がついて扱いにくいカメラを仕方なく使っていませんか?高いものでもないですし、一度お試し下さい。
オススメの沢装備
沢登りに必要な道具を紹介しているので、合わせてどうぞ。