沢登りの必須アイテム、沢靴。色々なメーカーから販売されており、何が良いかよくわかりませんでした。そんな私は2017年6月に沢登りと出会い、かれこれ20回ほど沢登りに行っています。
個人的な意見ですが、やはり登山メーカーのモンベルが作っている物が信頼性が高いと思い、これまで、サワーシューズと、サワタビを使用してきました。
特にオススメしたい、サワタビを紹介します。(モンベル以外の製品は使ったことがないので、それらの良し悪しは不明です)
サワタビ
2019年5月に購入し、2021年7月現在まで使用しているサワタビ。10回ほどの遡行でもまだ壊れる感じはありません。沢登りであればどこでもこの靴で行けるほど、信頼を置いているアイテムです。
主な仕様
素材アッパー:3mm厚クロロプレンゴム
ウェットスーツと同じ素材が使われており、水中保温性が高いので、冷たい水に足を突っ込んでも冷たくありません。
ソール:アクアグリッパー
沢靴のソールは主に2種類あり、フェルト(繊維)と、ラバー(ゴム)で、モンベル製品のラバーはアクアグリッパーのみです。
使用した感想
アクアグリッパーはとても良好。
濡れた岩でも、全く滑ることなく、登山靴のようなグリップ感があります。斜面の濡れた場所でも普通に立てます。ただし、苔むした滑りやすい岩では効果をなさずめっちゃ滑りますが、それはフェルトでも同様です。(フェルトも使ってみて、ラバーが良いと感じています)
ソールは柔らかく足裏全体で踏める。
これはメリットでもデメリットでもありますが、柔らかいので、固い岩場でも面で踏めるので、グリップしやすいです。
ただし、柔らかい分、足腰が強くないと踏ん張りが効きにくいです。また、足裏のクッション性は低いので、長距離歩行時は足裏が痛くなります。
クロロプレンゴムが暖かい。
冷たい水に足を突っ込んでも冷たさを感じません。
その他
靴下はなくても実用上は問題ないのですが、絶対履いた方が良いです。なぜかというと、靴下を履いていないと、沢登りの後に靴がめっちゃ臭くなるからです。
昔は靴下なしで使っていましたが、異常な悪臭に耐えかねて、靴下を導入しました。その後は悪臭はなくなりました。
類似品
モンベルには数多くの沢靴が販売されており、使っていた仲間たちの感想も交えて意見を綴ります。
フェルトソール
サワーシューズ:初めに購入した製品でフェルトです。コスパが良く、初心者にはオススメです。ただし、フェルトよりラバーの方が登攀力が高く、いざというときに効果を発揮してくれます。
サワークルーザー:使ったことなし。この製品だけソールがウール製フェルトで強力なようです。
サワートレッカー:使ったことなし。サワーシューズの強化版のイメージ。
ラバーソール
サワークライマー:使ったことなし。サワタビの強化版のイメージ。
サワークライマーリールアジャスト:仲間が使用。コスト無視なら、サワタビよりこちらの方が良かった製品です。足首から上がゴム生地なので、足首を動かしやすく登攀向けです。リールが壊れた時は不安ですが、代えは売っているため、常備すれば良さそうです。
結論として、コスパを考えるとこのサワタビをお勧めします。コスト無視ならサワークライマーリールアジャストを買いたかったですが。
その他オススメの沢登り装備
沢登り装備は色々試してきて、自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com
私が使っている防水リュックはこれです。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく日帰り登山ではよく使ってます。
沢靴はラバーソールのこれです。安いのは良かったですが、ソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。指が割れた靴下使ってます。
ハーネスはロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。
ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。
沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。
過去記事
まとめ記事はオススメ度があり、わかりやすいと思います。