迫力ある滝、綺麗な静かな沢、いろいろな一面が見れますし、特に白滝から夫婦滝までの滝ラッシュが楽しい!1日どっぷり沢を楽しめました。人気のある沢で、5パーティーほど入渓していましたし、ルートが明確なのも安心です。
レベル:沢1級上(大きい滝を登らない場合)
オススメ度:★★★☆☆(大きい滝を登らない場合)登る場合、レベル、オススメ度は変わります。
下山:ほぼ林道な登山道
場所:滋賀県
日程:2017年7月23日(日)
人数:1人
所要時間:5時間30分(ペース早い)
心に残る自然との対峙
街中からちょっと入ったところにこんな綺麗な沢があるとは、、水温はちょっと冷たいぐらい。
二の滝、三の滝、写真では伝わりませんが、間近で見て、聞くと中々の迫力があります。
白滝、夫婦滝。今回は巻きましたが、直登できるようです。二の滝、三の滝と合わせて4つも大滝があり、上級者でも楽しめそうですね。
計画
ルート
06:30駐車地、即入渓→07:00二の滝→07:30三の滝→10:00白滝→10:30夫婦滝→12:00駐車地
登山時間:5時間30分(ペース早い)
駐車場
広い空きスペース、武奈ヶ岳の登山車用駐車地に停めました。
装備
- 服装上(インナー、半袖)
- 服装下(インナー、半ズボン)
- 足元(サワーシューズ)
- 防水カメラ
- ヘルメット
- ドリンク
- 緊急用(タオル、緊急セット)使用せず
下記沢装備は、使用しませんでしたが、今回巻いた滝を登る場合は必要です。
- ハーネス
- ザイル
- エイト環
- カラビナ、スリング
沢登り
06:30駐車地発。橋の横から即入渓。
街からすぐでこれだけ綺麗なのはすごい。水はそこまで冷たくないですが、肩まで浸かると流石に寒いです。
小滝をサクサクと越えていきます。
堰堤はしっかりとした巻道があるので安心です。
初心者でも来れるようにしてるのか、過剰なレベルでロープ、ハシゴがありました。
二の滝までは難所はなく沢歩き(浸かりながら)です。
07:00ニノ滝。直登する気にもなりません。巻き道の足跡が、左岸にありましたが、罠でした…
少しへつって、滝のすぐ横から登るのが正解ルートです。ロープはかろうじてありますが、初心者が安心して行けるルートではないと思いました。
07:30三の滝。左岸から直登できるらしい。左岸には泳ぐか、滝の裏を通るか。まだまだ初心者の私は無理せず巻道を選びます。
巻道には踏み跡があり問題なしです。
水は綺麗で、のんびりと沢歩きを楽しみます。
下山時も含めて、5パーティーほど見かけました!沢でこれだけ会うのは珍しい!大人気の沢です。
野生の生き物たち。
ここから小瀧滝が連続します。高度感のあるものはなく、難易度は低いので、初心者にはちょうど良いかもしれません。
10:00来ました白滝。
これ登れるのか。中々の迫力なので登れば楽しいでしょうが、無理せず巻きます。
白滝を越えてからの滝ラッシュが、高度感も少しあり、難しすぎずシャワー直登を楽しめるレベルなのでちょうど良い!
この15mが一番楽しかったです。シャワー直登!
10:30夫婦滝。ここで遡行終了です。この滝も登れるようですが、レベル高そうです。
下山はとても平和な登山道です。
ちょいちょい沢と交差し、人を見かけました。私のスタートが早かったですが、昼前から入るぐらいが、気温的にもちょうど良いでしょう。
12:00駐車地到着。下山が楽なのはやはり嬉しい。大滝も見れて、シャワークライミングも楽しめて、大満足ですが、ロープなしで登れるギリギリの難易度の高い滝がある方が私の好みです。
活躍した沢登り道具
沢登り装備は色々試してきて、自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com
今回は通常の登山リュックを代用していますが、後日この防水リュックを購入して使っています。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく日帰り登山ではよく使ってます。
今回の沢靴はサワーシューズでしたが、ラバーソールのサワタビの方がオススメです。ただ、安いのは良かったですが、ソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。
今回はハーネスしていませんが、沢用ではなく、ロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。
今回は不要でしたが、ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。
沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。
カメラの水滴対策はガラコがオススメです。
今回は、運動のピッタリタイツ上下でしたが、沢でのインナーはアクティブスキン上下がオススメです。雪山でも使えますし、沢登りでは、インナーとして使えば、肌部分の乾きをキープしてくれます。これ単体で使うとあまり効果の実感はありません。
沢登り関係ないですが、オススメのカメラバッグです。
沢登りまとめ記事
これまで登ってきた沢登りのまとめです。5段階でオススメ度を評価しています。
kuromenboo.hatenablog.com
kuromenboo.hatenablog.com
登山記事
心が震えた登山のまとめ記事です。