LIFE LOG(自然と遊ぶ)

自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

荒島岳に雪山登山〜雪と風の美しき造形〜(2022年1月)

例年この時期に登りたくなる荒島岳。ガスの中だった山頂に太陽の光が差し、霧氷、シュカブラ、ミニスノーモンスター、雪と風が作り出す造形を楽しむことができました。
荒島岳は、朝一はガスはなく、午前中はガスに隠れて、昼過ぎにガスがなくなる傾向が強い気がします。

場所:福井県

日程:2022年1月27日(木)平日

獲得標高:1246m

歩行距離:8.9km

登山時間:5時間10分

出会った自然の楽しさ

荒島岳で自撮る。雲は目まぐるしく流れ、曇って晴れての景色も面白い。f:id:kuromenboo:20220129142955j:image

雪と風の造形美、シュカブラ。f:id:kuromenboo:20220129142952j:image

ミニスノーモンスターの群れがいた。f:id:kuromenboo:20220129150840j:image

福井の街を見下ろせるのも好き。
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日程と装備

ルート

09:40駐車場→12:40荒島岳山頂→40分晴れ待ち撮影タイム→13:20下山開始→途中で10分ランチ→14:50駐車場

登山時間:5時間10分(4時間20分+撮影ランチ50分)(標準コースタイム6時間15分)f:id:kuromenboo:20220129215721j:plain

駐車場

09:30に到着しましたが、平日なので先行者は6台だけ。土日はすぐ埋まりますので注意!その時は、トンネルの近くのスペースに停めれます。f:id:kuromenboo:20220129142427j:image

装備

  • 行動着上(インナー、半袖、ソフトシェル)
  • 行動着下(インナー、ソフトシェル)
  • 足元(冬靴、ゲーター、アイゼン
  • 手袋(インナー)
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL1635F4)
  • 三脚
  • ドリンク(水筒0.8L)0.4L使用
  • サングラス
  • 食事(カップ麺)
  • お湯ボトル(カップ麺用)
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)
  • ツェルト(使用せず)
  • 冬用手袋予備(使用せず)
  • レインウェア上下(使用せず)

登山

09:10車から見えた荒島岳。この時間はガスはなく晴れてそうです。f:id:kuromenboo:20220129142845j:image

09:40駐車場出発。今はまだ太陽サンサンで晴れてます!
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ここ1週間ほど降ってないので、下の方に霧氷はありません。
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登るにつれて増える霧氷。
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シャクナゲ平(広い休憩ポイント)の少し先、わかりにくいですが、この辺りが1番の危険箇所だと思います。
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樹林帯を抜けると素晴らしい眺望です。福井の街が一望。
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銀杏峰方向。
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一部だけ、樹霜のような雪のつき方をしてました。
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尾根に出ると、風が強いからこそ雪はパウダーで、霧氷もてんこ盛りです。f:id:kuromenboo:20220129142926j:image

山頂に近づくにつれてガスってきました。地形上山頂付近に雲が湧きやすいようですね。
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7人ほどすれ違いました。皆さん!この後晴れるんですよー!絶景を独り占めしちゃいますよー!
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後ろを振り返ると良い天気なんですよね。
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さぁ、風が強い山頂へ後一登りです。f:id:kuromenboo:20220129142918j:image

12:40荒島岳山頂。標柱は完全に埋まり、社はチラ見せです。山頂でランチしようと思ってましたが、風を凌ぐ場所がないので、無理!とりあえず太陽の光が差すと信じて待ちます。40分撮影タイムです。
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少し待つと、太陽の光が差す頻度が増えてきました、シュカブラが綺麗。
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スノーモンスターの住処を見つけました。夏は低木生い茂る場所なので、雪の隙間(落とし穴)がないか慎重に確認しながら進みました。f:id:kuromenboo:20220129213310j:image

すごい数の群れです。f:id:kuromenboo:20220129142850j:image

自然って不思議ですね。
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山頂が晴れてきました!
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帰り道の方向。晴れた荒島岳からの景色は最高ですね。
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誰も登ってこないので貸切です。
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のんびり撮影しながら下ります。眺望の良さよりも、ミニスノーモンスターを眺めるのがお気に入りです。
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太陽!
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道を逸れてシュカブラが美しい場所を探します。
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どこ見ても美しい。
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早く風のない場所で飯を食べたいですが、寒いですが、せっかくなので三脚で自撮り。
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満面の笑みです!寒いです!f:id:kuromenboo:20220129151121j:image

13:20撮影タイム終了し下山開始。雪道の下は楽しいですよね。
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行きは全然見えなかった、青い雪の造形の世界です。f:id:kuromenboo:20220129142907j:image

下界に帰りましょう。
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霧氷は青空が似合います。
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風が弱い場所で遅めの昼ごはん。お湯を持ってきたので、注ぐだけで食べれます。
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トトロの木が、、、王蟲になっていた…
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14:50駐車場到着。帰りに道の駅荒島の郷に寄りました。荒島岳も見えて、モンベルもあって、綺麗な良い場所です。
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毎年登っている荒島岳。手軽に登れて絶景が見れるのでオススメの山です。また来年来ます。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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広角は取っていて楽しいですし、逆光耐性が高いSEL1635F4。

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

ファイントラックのコアノパンツ。雪がつかず、防風性能に優れており、ハードシェルの代わりに度々使ってます。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーはスマートウールのライナーグローブ。それなりに暖かく、スマホを触る感度も良いので愛用しています。

kuromenboo.hatenablog.com

今回はアイゼンでしたが、チェーンスパイクはとりあえずザックに忍ばせるサイズで便利です。

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何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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その他関連記事

北陸の雪山登山で私が実際に行った場所のまとめです。登る場所の参考にどうぞ。

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これまでの登山で見た絶景たちです。

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心が震えた登山まとめ(2021年)

2021年に登った山の中で、特に心が震えた登山をまとめます。

感動をくれた山に、人に、自然に感謝します。

荒島岳〜ガス時々晴れの絶景〜

2021年1月31日、福井県

高気圧が入り晴れ予報な日曜日。踏み跡たくさんで楽に登れるであろう荒島岳へ。山頂付近は雲隠れでしたが、1時間待機した甲斐もあり、一瞬の晴れ間に見える景色は美しく、道中に見られるよく育った霧氷も見応え抜群。大満足な登山でした。f:id:kuromenboo:20211230203030j:image
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野谷荘司山、三方岩岳縦走〜気持ち良い稜線〜

2021年3月15日、岐阜県

前々から狙っていた野谷荘司山へ三方岩岳とセットで縦走。樹林帯を抜けてからの稜線はたまらん美しさで、もっこり可愛い雪庇、雄大な白山の眺望、気持ちの良い尾根歩きで、最高の登山ができました。f:id:kuromenboo:20211230203055j:image
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オンソリ山〜圧倒的なカタクリ群生〜

2021年4月10日、石川県。

圧倒的なカタクリ群生地で、石川県にこんな場所があったとは驚き。登山者でなくてもアクセスできる場所なので、もっと話題になっても良いレベルだと思います。f:id:kuromenboo:20211230203109j:image
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三ノ峰、別山〜気持ちの良い稜線歩き〜

2021年6月11日、福井県
刈込池から三ノ峰を越えて別山へ。福井県最高峰の三ノ峰2128mは、別山までの序章のように感じるほど、三ノ峰から見る別山は美しかったです。f:id:kuromenboo:20211230203115j:image

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白木峰〜日の出の景色を貸切〜

2021年7月22日、富山県

白木峰でご来光を拝むために夜間登山。もちろんこんな時間には誰もいません。山頂に広がる台地を独り占めして、静かに聞こえてくるのは小鳥のさえずりのみ。とても気持ちの良い時間を楽しめました。f:id:kuromenboo:20211230203242j:image
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唐松岳五竜岳縦走〜ガス時々絶景〜

2021年8月11日、長野県。

満点の星空の中、ガスに包まれた夜景はとても美しくて、台風一過の朝焼けと雲海はもう最高過ぎて、五竜岳への稜線も気持ちよくて、感激する景色に出会えました。f:id:kuromenboo:20211230212034j:image
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水平歩道と下ノ廊下〜憧れの登山道〜

2021年10月10-11日、富山県

欅平から黒部ダムへ。憧れの登山道、水平歩道と下ノ廊下へ行ってきました。黒部にケガなし。上手いこと言ったものですね。黒部峡谷の奥地、よくここに道を作って、ダムを作ったなと、土木技術の本気を感じる山行でした。f:id:kuromenboo:20211230212156j:image
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爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳〜雪化粧の美しき山々〜

2021年11月21日、長野県。

扇沢から爺ヶ岳を越えて鹿島槍ヶ岳へ。夏でも日帰りは健脚ルートであり、雪があると時間切れの可能性大ですが、事前情報から、トレースがしっかりあると知り決行!雪化粧した山々の姿は美しく、最高の景色を見ることができました。f:id:kuromenboo:20211230212247j:image
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子育てのために限られた登山回数の中、どこの山に行けば最高の景色に出会えるのかと、直前までどこに登るか悩みに悩んだ末に、高い山へハイペースに登ることが多く、トレランに近いスタイルとなり、写真を楽しむことがあまりできなかったのが反省です。

2022年は無理せずゆっくり山を楽しみ、じっくりと写真を撮る一年にしたいと思います。どんな感動を味わえるのか楽しみです。

撮影機材など

登山ではこのカメラバッグでカメラを持ち運んでいます。めっちゃ便利です。

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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1番よく使うのがFE24105F4。この画角がめちゃくちゃ便利。

写真の勉強でこの本が目から鱗でした。もっと勉強しよう。 

登山のオススメ装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

雪山でも場合によって終始このグローブで行っています。もちろん防水の雪山グローブは必須ですが、カメラ撮影がしやすく最高です。

ツェルト2ロングは、緊急用のお守りとして安心ですし、テント泊としても使えるので汎用性が高い。

安心のトレイルプロショック。

ファイントラックのナノタオルは、汗を拭いた後水で洗えば匂いはほとんどなく、一つあれば帰りの温泉でも使える。

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モンベルのチェーンアイゼンは、持っていて損はなし。

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これまでの登山で見た絶景たちです。

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取立山へ雪山登山〜登山口で撤退〜(2021年12月)

雪が数日降り続け、ようやくの曇り予報。人気のある取立山なら、トレースもあり山頂まで行けるかなと思い行きましたが、甘かったです。駐車場からノートレース膝ラッセルのため、登山口で撤退でしたが、新雪ラッセルは楽しいもんです。

場所:福井県

日程:2021年12月28日(火)平日

獲得標高:325m

歩行距離:4.6km

登山時間:5時間30分

出会った自然の楽しさ

ひたすらパウダー膝ラッセルするだけでも楽しい。

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登山口で、取立山を眺めながらのカップ麺の旨いこと。f:id:kuromenboo:20220108215637j:image

白い恐竜がいた。
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日程と装備

ルート

09:30駐車場→12:30登山口→50分ランチ→30分だけ進んでみて戻る→13:50下山開始→15:00駐車場

登山時間:5時間30分f:id:kuromenboo:20220106220857j:plain

駐車場

立山駐車場。私たち2人の他には誰もいません。f:id:kuromenboo:20220108214636j:image

装備

  • 行動着上(インナー、半袖)
  • 行動着下(インナー、ソフトシェル)
  • 足元(冬靴、ゲーター、ワカン
  • 手袋(インナー、テムレス)
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL55F18)
  • ドリンク(水筒0.8L)0.5L使用
  • サングラス
  • 食事(カップ麺)
  • お湯ボトル(カップ麺用)
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)
  • ツェルト(使用せず)
  • 冬用手袋予備(使用せず)
  • レインウェア上下(使用せず)

登山

09:30駐車場出発。まさか即ノートレースとは思いませんでしたが、林道歩きでもパウダーラッセルは楽しいもんです。

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ワカンでもかなり沈むほどのパウダーで、ずっと膝下ラッセルです。曇りか小雪だと思っていましたが、予想より天気が良く、交代しながらラッセルを楽しみます。

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太陽に煌めく雪が美しい。f:id:kuromenboo:20220108214546j:image

ふんわり積もった雪を接近してみるのも面白いです。
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雪道でショートカットしようと試みましたが、道が不明瞭で腰ラッセルもあり、結局林道に戻ってひたすらラッセルしました。
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12:30登山口到着。ここまでの雪の多さから、もう山頂に行くことは諦めてます。笑
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立山が綺麗に見えます。
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ショベルでイス、机を即席して取立山を眺めながらランチタイムです。(50分)f:id:kuromenboo:20220108214549j:image

風もなく、ポカポカ陽気で、景色も良い中食べるカップ麺は格別です。f:id:kuromenboo:20220109195916j:image

13:20ランチタイムが終了し、山頂は諦めてますが、少しだけ進んでみることにしました。
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林道より雪が深いし重いし膝上ラッセル!これは山頂まで何時間かかるかわかりません。(行く気は既に失ってますが笑)
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50m程進みましたが、ここで撤退!
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よく頑張ったと思います。
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13:50登山口に戻ってきて、パウダーダイブ!ダイブして気付きましたが、顔を何も覆ってなかったのでめっちゃ冷たかったです。
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帰り道に見つけた恐竜。1人だけ、スキーヤーとすれ違いましたが、今日はスキー板でも中々沈み込む雪質のようです。
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15:00駐車場到着。登山口までの往復で5時間かかりましたが、パウダーラッセルは気持ちよく満足な登山でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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この画角が便利すぎる。SEL24105F4

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

ファイントラックのコアノパンツ。雪がつかず、防風性能に優れており、ハードシェルの代わりに度々使ってます。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーはスマートウールのライナーグローブ。それなりに暖かく、スマホを触る感度も良いので愛用しています。

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今回はワカンでしたが、チェーンスパイクはとりあえずザックに忍ばせるサイズで便利です。

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何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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取立山〜初冬の低山から見る白山〜(2021年12月)

先週積もった雪、霧氷は溶けてしまっていましたが、山頂からドーンと見える白山はやはりカッコよく、白山を眺めるのにはよい山です。

場所:福井県

日程:2021年12月10日(金)

獲得標高:603m

歩行距離:6.1km

登山時間:3時間20分

出会った自然の造形美

良い天気で彩雲が見えました。f:id:kuromenboo:20211212214604j:image

立山山頂で絵になる4人組をパシャリ。楽しそうに山談義をしていました。f:id:kuromenboo:20211212214510j:plain

白山の存在感の大きさよ。f:id:kuromenboo:20211212214612j:image

日程と装備

ルート

09:30駐車場→10:50取立山→11:30こつぶり山→12:00取立山、20分ランチ→12:50駐車場

登山時間:3時間20分(標準コースタイム:3時間20分)f:id:kuromenboo:20211213214959j:plain

駐車場

立山登山口駐車場。先週は雪のため下に停めてたようですが、雪がなくここまで来れました。f:id:kuromenboo:20211212214443j:image

装備

  • 行動着上(インナー、半袖)
  • 行動着下(ソフトシェル)
  • 足元(3シーズン靴)
  • 手袋(インナー)
  • カメラ(α7IⅢ、SEL24105)
  • ドリンク(水筒0.8L)0.5L使用
  • サングラス
  • 食事(カップ麺)
  • お湯ボトル(カップ麺用)
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)
  • チェーンアイゼン(使用せず)
  • ツェルト(使用せず)
  • 冬用手袋(使用せず)
  • レインウェア上下(使用せず)

登山

09:30駐車場。霧氷を期待してましたが、ここまで雪がなく、山も白く無い…。とりあえず白山を眺めに登ります。f:id:kuromenboo:20211212214542j:image

ちょっとハロ。f:id:kuromenboo:20211212214516j:image

秋の鮮やかさはなくなり、山は冬の佇まいです。


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地面は見えなくなりましたが、斜度はなく滑る心配はないので、ツボ足で問題なしです。
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良い天気で彩雲が見えました。f:id:kuromenboo:20211212214604j:image

10:50取立山到着。f:id:kuromenboo:20211212214547j:image

4人組が楽しそうに山談義しており、良い仲間だなーと思いました。f:id:kuromenboo:20211212214510j:image

道が白くなれば行きたい大長山。f:id:kuromenboo:20211212214550j:image

白山をアップで。f:id:kuromenboo:20211212214612j:image

11:30こつぶり山まできました。f:id:kuromenboo:20211212214536j:image

トレースがあったのでここまでもツボ足です。f:id:kuromenboo:20211212214526j:image

立山とはちょっと違う白山の見え方かな?あまり変わらんか。f:id:kuromenboo:20211212214544j:image

取立平から取立山f:id:kuromenboo:20211212214606j:image

12:00取立山まで戻ってきました。f:id:kuromenboo:20211212214601j:image

20分ランチタイム。お湯を持ってくればカップ麺も簡単に作れますね。山を見ながらの飯は美味い。f:id:kuromenboo:20211212214558j:image

低山ながらも眺望が良いので、取立山は人気があるのでしょうね。f:id:kuromenboo:20211212214528j:imagef:id:kuromenboo:20211212214533j:image

12:50駐車場到着。霧氷がないのは残念でしたが、楽に登れて良い景色を見ることが出来ました。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

kuromenboo.hatenablog.com

kuromenboo.hatenablog.com

この画角が便利すぎる。SEL24105F4

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

ファイントラックのコアノパンツ。雪がつかず、防風性能に優れており、ハードシェルの代わりに度々使ってます。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーはスマートウールのライナーグローブ。それなりに暖かく、スマホを触る感度も良いので愛用しています。

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今回チェーンスパイクとアイゼンを併用しましたが、チェーンスパイクは付けてる感がなく足取りが軽いので使い勝手が良いです。

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何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。

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初冬の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳へ日帰り登山〜雪化粧の美しい山々〜(2021年11月)

扇沢から爺ヶ岳を越えて鹿島槍ヶ岳へ日帰りで行ってきました。夏でも日帰りは健脚ルートであり、雪があると時間切れの可能性大ですが、事前情報から、新雪がなくトレースがしっかりあると知り決行!雪化粧した山々の姿は美しく、最高の景色を見ることができました。

場所:長野県

日程:2021年11月21日(日)

獲得標高:2480m

歩行距離:20.8km

登山時間:10時間20分

出会った自然の造形美

満月に照らされる山々。f:id:kuromenboo:20211125212720j:image

日の出を待つ爺ヶ岳三峰。f:id:kuromenboo:20211125212703j:image

優しい光と、目覚める前の街。
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鹿島槍ヶ岳
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雲海と光の芸術。
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八峰キレット
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剱岳
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鹿島槍ヶ岳から見る爺ヶ岳
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日程と装備

ルート

03:10駐車場→05:45種池山荘→06:15爺ヶ岳南峰→06:30爺ヶ岳中峰→07:40冷池山荘→09:10鹿島槍ヶ岳南峰→11:30爺ヶ岳南峰→11:50種池山荘→13:30駐車場

登山時間:10時間20分(標準コースタイム:13時間30分)0.77f:id:kuromenboo:20211130213013j:plain

駐車場

柏原新道登山口駐車場に駐車しました。03:00だと空いてましたし、下山した13:30の時も空いていたので、この時期になると、混むことはないのでしょう。(ここへの道は、12/1から通行止め)f:id:kuromenboo:20211125212656j:image

装備

  • 行動着上(インナー、半袖、防風ソフトシェル)時々ハードシェル

  • 行動着下(ソフトシェル)

  • 足元(3シーズン靴、ゲーター、チェーンアイゼン、時々アイゼン)3シーズン靴でしたが、日の出前の山頂は足元が寒かっただけで、それ以外は問題なしでした。

  • 手袋(インナー、ソフトアウター)

  • バラクラバ
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105、バッテリー予備1個は未使用)

  • 三脚
  • ドリンク(水筒3L)2L使用。

  • サングラス
  • ピッケル (時々使用)
  • 食事(パン、行動食)
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)
  • ツェルト(使用せず)
  • 冬用手袋(使用せず)
  • レインウェア下(使用せず)
  • ダウン上(使用せず)

12kg(ドリンク、食料全て込み)

登山

駐車場→爺ヶ岳南峰

03:10駐車場出発。満月が明るく、ヘッドライトいらないのではと思う明るさ。気温は2度とそれなりに寒いです。f:id:kuromenboo:20211127135543j:image

しっかりとしたルートがあり、夜でも迷うことはありませんでした。

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月明かりに照らされる針ノ木岳f:id:kuromenboo:20211125212647j:image

途中から雪が出てきて凍っていたので、チェーンアイゼンを装備してサクサクと進みます。

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05:30ぐらいから空が明るんで来ました。日の出までまだ1時間ですが、この朝と夜の境目、良いですよね。f:id:kuromenboo:20211125212507j:image

05:45種池山荘到着。この辺でヘッドライト切って、月明かりの散歩を楽しみます。
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爺ヶ岳をとらえました!何人か登っている人がいます。
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今から行くぜ、鹿島槍ヶ岳
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針ノ木岳扇沢の灯り。山の偉大な存在感を感じます。
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爺ヶ岳へ登る人。
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あと少し。そこまで斜度がないので、チェーンアイゼンで全く問題ありませんでした。
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爺ヶ岳三峰。爺さんは南峰、中峰、北峰に分かれています。ここまで、インナー+半袖でしたが、稜線近くまでくると風が強くて寒いので、アウターを着ました。温度計は0度ですが、体感は-5度ぐらいです。3シーズン靴では、この時間で足の冷たさを感じましたが、日が出てからは大丈夫でした。
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06:15爺ヶ岳南峰到着。日の出待ちのカメラマンが数名いましたが、泊まりですかね?山荘近くだけでなく、平らな場所でもテント泊をしてる人がいました。
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遥か遠く、鹿島槍ヶ岳。これから歩く稜線は、中々のトラバースが待っています。
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剱岳方向。景色が最高な場所です。
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爺ヶ岳南峰→鹿島槍ヶ岳

太陽おはよう!良い天気だね!
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優しい光と、目覚める前の街。
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中峰から南峰方向を振り返る。この先のトラバースは危険なので、チェーンアイゼンから12本爪アイゼンと、ピッケルに装備変更します。
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遠くにありながらも存在感が凄い剱岳
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鹿島槍ヶ岳へは、中々下って登ります。往復5時間は伊達じゃない。
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爺ヶ岳の中峰から先は、急斜面のトラバースルートで、アイゼンピッケルがないと危険です。
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ただ、今日はしっかりとトレースがしっかりあるので、危険度はかなり低いです。
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太陽の光で煌めく雪が美しい。
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爺ヶ岳のトラバースが終わると、危険地帯は終わりですが、ここからの登りが辛そうです。
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07:40冷池山荘通過。爺ヶ岳を振り返ります。
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今日は高曇りで、太陽が隠れる時もありますが、雲海に光が差す景色は素晴らしいです。
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風の有無で寒さが全然違うので、格好が難しいです。稜線は寒いですが、風がないと暑い。手前の布引山の先に鹿島槍ヶ岳
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布引山の近くは雪もまばらです。
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爺ヶ岳から歩いてきた稜線。
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08:30布引山。ここまで来れば鹿島槍ヶ岳が目の前です。
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雪山装備での日帰りは流石にしんどいですが、もう少しです!
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09:10鹿島槍ヶ岳到着。登山口から6時間、やっとの思いでここまできました。
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八峰キレット。3ヶ月前には向こう側の五竜岳から眺めてた場所に今いると思うと、面白いです。
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鹿島槍ヶ岳北峰。トレースもなく元気もないので、そこまでは行きません。
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剱岳はやっぱりかっこ良いですね。
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鹿島槍ヶ岳は、山々に囲まれた素晴らしい場所です。
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鹿島槍ヶ岳→駐車場

爺ヶ岳から針ノ木岳まで、見渡せる景色が美しすぎます。さて、遥か遠く、爺ヶ岳を越えて扇沢まで帰りますか。
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高いところまできたものです。街がちっちぇ。
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気持ちの良い尾根歩きルートです。
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下りの雪道はサクサクと進めますが、登り返しが結構あるのできついルートです。
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3人の爺さんをアップで。f:id:kuromenboo:20211125212712j:image

最後のトラバースルートを越えれば、平和地帯です。
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11:30爺ヶ岳直下。ここまできたら危険箇所は終わり、人が増えてきました。
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疲れたから早く下山したいよーという気持ちが強くなってきました。
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さらば爺ヶ岳
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種池山荘まできたらほぼ終わりでもなく、まだまだ中々の距離があります。
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危険地帯はありますが、今日は雪がなく全く問題ないルートです。

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月明かりで見えていましたが、種池山荘までのルートでも十分良い景色です。f:id:kuromenboo:20211125212608j:image

雪と土が交互に出てきますが、注意すれば行けるとノーアイゼンでしたが、滑って転んで、手を怪我してしまいました。少しでも危ないと思ったら、チェーンアイゼン必要です!反省。
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13:30駐車場到着。非常に疲れました。
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駐車場には川の水が流れており、諸々の装備を洗えたので助かりました。

扇沢から日帰りで鹿島槍ヶ岳へ。結構ハードなコースでしたが、鹿島槍ヶ岳から見える景色はとても美しく、最高の登山でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

ファイントラックのコアノパンツ。雪がつかず、防風性能に優れており、ハードシェルの代わりに度々使ってます。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーはスマートウールのライナーグローブ。それなりに暖かく、スマホを触る感度も良いので愛用しています。

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