2歳4ヶ月の娘と、標高2700mスタートの登山。
バス停のある畳平の気温は8度と、下界とは別世界です。ライチョウ、虫の息のコマクサ、山頂から見える絶景、雲海、楽に素晴らしい景色を楽しめる良い山ですね。
娘は冬用のアウターに包まれて気持ちよかったのかすぐに寝て、下山するまでずっと寝てました…
乗鞍岳は冬に一度登りましたが、案の定景色が違いすぎて、全く別の山に登ってる感覚でした。夏と冬の景色の違いも比較してみています。
場所:長野県
日程:2022年8月28日(日)
獲得標高:458m
歩行距離:6.2km
登山時間:3時間20分
登山のハイライト
ライチョウ!写真撮ってる人がいなかったら見逃すレベルに擬態してますね。
山頂からは雲海!娘はずっと寝てた…
火山感ある景色は、山の成り立ちが想像できて楽しいです。
ガス時々絶景。
下山後、ほおのき平駐車場近くのゲレンデでコスモス咲いてて散歩。
日程と装備
ルート
(07:55ほおのき平→08:10バス乗車→9:00畳平)09:10出発→09:30富士見岳→10:45乗鞍岳(30分撮影)11:15発→12:30畳平(昼ごはん→13:45バス乗車→14:30ほおのき平)
登山時間:3時間20分(標準CT:3時間20分)
駐車場
乗鞍岳に登る場合の駐車場は2箇所です。
- 岐阜側はほおのき平(今回駐車)
- 長野側は平湯温泉
サイト上、バスの運行は30分間隔ですが、それより短く何台かを回しているような印象で、一本逃しても、その後10分ほどの待ち時間で乗れました。
装備
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行動着上(インナー、半袖)
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行動着下(長ズボン)
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足元(トレランシューズ)
- 手袋(山頂付近で使用)
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カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)
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ミニ三脚
- ドリンク(1.5L)0.5L使用
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行動食(バー、ジェル、タブレット)
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小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
- レインウェア上(使用せず)
子供用準備
畳平気温は8度!冬用アウターで丁度よかったですが、手は冷たくなってしまったので手袋も必要でした。
登山
09:10畳平出発。畳平は8度で、下界と別世界の寒さです!翌日には初霜観測したとか。娘には冬用のウェア着せました。
笑顔にスタート!すぐに寝て、下山するまでぐっすりです…笑
畳平はすごい場所に建物があって不思議な空間です。乗鞍岳登らなくても、すぐそばの魔王岳に登るだけでも満足できそうです。
まずは富士見岳に登ります。(通過して平坦道で乗鞍岳に行くルートもあり)
大会があったのか、ロードバイクがたくさんいました。バイクからの登山してる人もいて、充実してそうでした。
ライチョウ!写真撮ってる人がいなかったら見逃してただろうな。中々の擬態性能。
ガス時々晴れな天気です。朝一は小雨も覚悟してましたが、雨は降らず好きな雰囲気です。
09:30サクッと富士見岳。すでにお休みになられてます。
いざ、乗鞍岳へ!平坦な道をサクッと進むと肩の小屋。子供でも歩けるよう道なんだけど、歩いて欲しい人はねむねむしてます。
肩の小屋。ここまで車で入れるのか…充実したホテルです。子連れ登山としては、休憩地点がたくさんあるのは安心。
ここから本格的な登りです。ガスってきましたが好転する予報なので、期待してゆっくり登ります。ちょっと寒くなってきたので手袋装着。
時々ガスが切れて、遠くに北アルプスが顔を出す雰囲気好きよ!
火口湖の権現池。自然の雄大さを感じますね。
肩の小屋と、自然科学研究機構。良い場所に建ってるよなー。冬の景色と比較。
もうひと登りで山頂です。冬は大きく地形が変わり、夏道の面影はよくわかりません。
少し青空も見えて良い景色で、遠くにヤリちゃんが見えてます。
ここまで来ると人が増えてきました。
写真撮影待ちがありましたが、すぐでした。盆休みは40分ほど並んでたようで、それは撮影を諦めるレベルですね…
10:45乗鞍岳剣ヶ峰山頂到着!娘はずっと寝てました…30分ここからの景色を堪能します。
大日岳と屏風岳と、遠くに御嶽山。白化粧すると面白いほど別景色ですね。
天気はだんだん良くなり、ガスも減ってきました。ピーカンよりガスがあるチラリズムの景色は大好物です。
さらば、剣ヶ峰。
わずかな雪で滑る猛者がいました!このために滑りにくるモチベーションすごいですね。
ここまで来ると平地歩きで着いたようなもんのタイミングで、お姫様はお目覚めになりました。
もう虫の息のコマクサもいました。ほとんど枯れている中この子はまだ頑張ってます。
バス停の畳平近くにある花畑。もう花の時期は終わりですが、良い雰囲気の場所です。
12:30畳平到着!朝は8度で、今も11度。昼でも寒い場所ですね。
ここでランチにしてからバスに乗りました。バスは定刻通りでもなく、多めに準備されていたのか、並んでおけばそんなに待たずに乗れました。行きはガスでしたが、晴れてると良い景色ですね。
14:30下界に帰ってきました。下山してからよく歩くんですよね。ゲレンデにヤギがいたり、コスモスが咲いていたりと嬉しそうです。
冬の乗鞍岳。
今回の山行で活躍した道具
子供登山装備
モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
今回のレンズはSEL24105F4です。
子供撮影は単焦点が良く、いつもはSEL35F18を使っています。
子供と登った山
子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。
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子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。