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自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

双六岳、三俣蓮華岳に日帰り登山〜北アルプス奥地をチラ見〜(2024年8月)

お盆休み後半、天気は不安定ながらも土曜なら良さそうと、久々の長距離山行で双六岳へ。途中、 雲の隙間から見えた槍ヶ岳のラスボス感、かっこよすぎ。欲が出てさらに先の三俣蓮華岳へ。双六岳の方はガスっていたが、三俣蓮華岳の方は素晴らしい眺望。通常は日帰りで行けない三俣蓮華岳の、さらに先に広がる北アルプス奥地、山の広さに喜びを感じた。11時間も山の中にいたが、もっといたい思う、北アルプスの素晴らしさよ。

場所:長野県

日程:2024年8月17日(土)お盆休み

獲得標高:2780m

距離:34.8km

登山時間:11時間25分(標準CT19時間)

心踊る自然

雲の中に鎮座した槍ヶ岳。圧倒的存在感だ。結局この時が1番見えていた。f:id:kuromenboo:20240824200834j:image

天使のハシゴ(光の帯)。午後から悪天候の予報だからこそ見れる面白い景色と思う。
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天空の滑走路から槍ヶ岳が見えそうで見えないが、また来るよ。

三俣蓮華岳からの景色。鷲羽岳、雲の平、黒部五郎岳。ここまでですら通常は日帰りで来れない場所の、さらに続きがあるなんて、最高だな。
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登山計画

ルート

03:30鍋平→04:40ワサビ平小屋→06:30鏡池山荘→08:10双六小屋→09:05双六岳→09:50三俣蓮華岳→14:55鍋平

登山時間:11時間25分(標準CT19時間)

駐車場

新穂高登山者駐車場が満車で封鎖されており、仕方なく鍋平登山者用有料駐車場、1日300円。鍋平よ無料もありますが、往復20分の差があり有料へ。初めて鍋平に停めましたが、帰りに30分の登りはまじ鬼畜。

登山装備

  • 服装上(インナー、半袖)
  • 服装下(スポーツタイツ、半ズボン)
  • 足元(トレランシューズ)
  • キャップ
  • タオル
  • カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)
  • ミニ三脚
  • ドリンク(ハイドレーション3L+予備2.0L)3.0L使用
  • 行動食(ゼリー2、バー1)

予備装備

  • レインウェア上下
  • ダウン上
  • 手袋、靴下
  • 救急セット

登山

00:00に起床し、家を出発。家から3時間ぐらいの距離に北アルプスがあるのは幸せですね。新穂高の手前では土砂降りで、やべーと思いながら鍋平に着いた時は止んでいました。運が良い!

03:30準備して、出発。 既に登山者はちらほらとおり、寂しくありません。f:id:kuromenboo:20240824201445j:image

台風が東京の方を通過したばかりで、天気は不安定なため、終始ガスも覚悟していましたが、これは来て大正解の日では!?とワクワクしながら登ってます。穂高連峰の鋭利な形は遠くからでも目を奪われるカッコよさです。f:id:kuromenboo:20240824201632j:image

弓折岳がよく見える、この地形好き。
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鏡池山荘の眺望スポット?三脚を立てて撮影している人がいましたが、確かにいい場所ですね。
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後ろの登山者から、「あ、槍ヶ岳!」との声で急ぎカメラを構えて撮影。少ししか見えないチラリズムで、とても神々しい山に見えます。小さい登山者が見えます。
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槍ヶ岳は海外の山のような鋭利な形で、見惚れますね。すぐに雲隠れしてしまい、この日はほとんど雲の中でした。f:id:kuromenboo:20240825211541j:image

06:30鏡池山荘。多くの登山者で賑わっていました。
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山荘を越えると、穂高連峰側に遮るものがなくなり、素晴らしい眺望の良さです。雲で隠れてはいますが、それもまた良い。
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焼岳?と乗鞍岳。雲があると面白い景色が見えますね。
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まだ7時前で、もう下山する人がいたのですが、もっとゆっくりしてもいいのでは?お盆休みで遠方から来た人たちでしょうか?
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寄り道して弓折岳まで10分の看板。少し悩みましたが、双六岳方面への先を急ぎます。
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少しのアップダウンはありますが、とにかく気持ちよく、しんどく感じない素晴らしい道です。
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双六小屋が見えてきました!ずるい素晴らしい位置に立ってますね。
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一瞬の槍ヶ岳!これを最後に姿は見えませんでした。丁度3000m級の山々は雲の中です。こっち側に来て正解だったかな?
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08:10双六小屋。景色はよく、めっちゃ泊まりたくなるテント場です。通常であれば、鏡池山荘か、双六小屋のどこかに泊まって、双六岳を楽しむのでしょう。水を補給できそうでしたが、毎回無補給前提で水を持っていきているため通過です。
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笠ヶ岳方向。いやー良い。ここで、ちょっと昼ごはんの気持ちでパンを食べますが、まだ8時なんだなー。笑
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少し休憩して、双六岳へ。中々の急登で、振り返って景色を楽しみ(休憩)しながら、登ります。
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09:05双六岳到着。これが天空の滑走路と呼ばれる道か。槍ヶ岳は見えませんが、十分に美しい道です。ガスが晴れそうで晴れない焦らしプレイに、多くの人が晴れ待ちしていました。
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当初の目的地は双六岳でしたが、まだ時間もあるし、足も元気なので、さらに先の三俣蓮華岳に向かいます。全然写真を撮っていませんが、お花も蝶も多く生息しており、見応えしかない山です。f:id:kuromenboo:20240824201638j:image

稜線歩きとはいえ、アップダウンはそれなりにありますね。
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09:50三俣蓮華岳。登山開始から6時間半、かなり遠くまで来たものです。まだ元気なら鷲羽岳まで行っちゃうか!?と考えていましたが、流石に今日はここまでです。
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機会がなく、中々来れなかった北アルプスの奥地、ガスもなくよく見え、最高の景色です。

鷲羽岳
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雲の平とはよく言ったもので、まさしく名前の通りの場所ですね。
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雲ノ平山荘、憧れの奥地、見えただけでも感動。f:id:kuromenboo:20240825213702j:image

黒部五郎岳をバックに自撮り。せっかく三脚を持ってきて、のんびり写真撮ろうと毎回思うのですが、結局時間いっぱい無意識によく歩き、休憩もせず、山に没入しています。
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6時間半進んできた道を戻ります。双六岳を通らない巻道もあるのですが、槍ヶ岳が見えなかった心残りもあるので、再度双六岳を通る足に厳しいルートへ。
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行きは見えなかった燕岳方向が見えてきました。あっちまで道が続いていると思うとテント担いで縦走したくなります。
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双六岳着、案の定槍ヶ岳は見えず。
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山は晴れ予報でしたが、下界は午後から雨予報なので、いつ雨が降ってもおかしくない天気でしたが、ずっと晴れてくれてありがたかったです。
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鏡池山荘ぐらいからはずっとガスの中。下山する人も多いですが、明日も休みなので、登ってくる人も多く、人気な山域なんだと感じます。
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足は元気についてきたのですが、ロープウェイまでついて、そこからの鍋平への登り返しは、なんと鬼畜なことか!これを登れば駐車場とはいえ、35分の登りは足にムチを打ちまくりながら、汗だくで登りました。

14:55鍋平駐車場到着。

長距離山行は、2023年10月末の槍ヶ岳以来でしたが、体力、足に衰えは感じず、まだまだ攻めの山行を楽しめそうなので、もっと山に没入していきます。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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登山の時はいつもSEL24105F4!

 
攻める山行の時は軽量化のためにこの三脚を使用。安定感が素晴らしい。

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登山装備

使っているトレランシューズはアカシャ。

いつも愛用しているファイントラックのナノタオル。よく乾きよく吸う良いタオル。

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ハイドレーションはプラティパス。穴が空いたのを修理して使ってますが、問題なさそうです。 

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サングラスは、E-NOX EIGHTの調光レンズ。縁がなく視界性抜群です。

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