遡行距離は短いですが、気を抜く暇なく様々な滝が連続し、滝の高さはあるながらもホールドが多く登りやすいので、全力で沢登りを楽しめます。
直登が難しい滝もありますが、巻くこともできるので、自分の実力に合わせた楽しみ方ができるのも良いです。
メンバー全員初めましてのヤマッパーさんで、私はロープを使うのも初めてで、沢2級、懸垂下降、ロープワーク、初めてづくし。沢登りへの沼にハマるきっかけになった山行になりました。
レベル:沢2級上
オススメ度:★★★★☆
場所:奈良県
日程:2017年7月30日(日)
人数:4人
所要時間:8時間20分
心に残る自然との対峙
初めましての沢登スタート。
めんちぃ隊長がリードしてくれるので、安心して攻めれました。
人生初の懸垂下降。家での練習の成果でうまくできた。
平和なシャワークライミングのいい絵。
いざ、滝登攀へ。
計画
ルート
07:10駐車地→07:20入渓→13:15遡行終了、ランチ1時間→14:30林道→15:30駐車地
登山時間:8時間20分
駐車場
林道の行き止まり地点に駐車。
装備
- 服装上(インナー、半袖)
- 服装下(インナー、半ズボン)
- 足元(サワーシューズ)
- トレランシューズ(林道下山用)
- 防水カメラ
- ヘルメット
- 昼ごはん
- ドリンク
- 緊急用(タオル、緊急セット)使用せず
沢道具(熟練者に付いていく前提の、初心者の最低限装備)
- ハーネス
- ザイル、30m,8mm
- カラビナ
- エイト環
- スリング(2m,2個)
沢登り
07:10駐車地出発。10分歩いてから入渓です。
YAMAPで知り合ってみんな初めましてでしたが、山行記録見ててやり取りしてたので、あまり初めまして感なく、元気に沢登りスタート!
上級者の2人が、先に行って上からサポートしてくれるので安心して楽しめます。
この滝はどうしても登れず巻きました。
上の写真の左側、登れそうですが登れず…ヤバいところ登ってるように見えますが、滑り落ちたとしてもドボンなので、危険はないです。
巻きます。
巻道急ですが、危険箇所はロープで確保してくれるガイドさんです。
人生初の懸垂下降、家で練習していただけあって、上手くできたと思います。
最後は空中懸垂、完全にロープに体重を預けるのは勇気が入りますね。
リードに感謝。ロープがあれば何の恐怖もありません。
カエルの進化過程。
天然ウォータースライダーのような場所、シャワークライミングっぽくて楽しいです。
この辺りで、防水カメラのカバーが開いており、カメラご臨終。みんないるから後で写真もらえるしまぁいっかで沢登りを楽しみます。
3mぐらい?の場所から飛び込んで進む楽しいルート。
この滝が1番きつかったです。ここは私は自力では登れず、アッセンダーをお借りして何とか登ったが、こんな道具があるのかと驚き。もっと道具の種類、使い方を学びたいと思いました。
13:15遡行終了。でランチ。
14:30林道で駐車地へ。林道で下山中の会話で、ヒル見てみたいと言ってたら噛まれてました。笑
肌を出してたら噛まれますよ!
15:30怪我なく駐車地に帰還。遡行に7時間かかりましたが、林道はたったの1時間。お疲れ様でした。
ターザンさん、めんちぃさん、ゆかちーさんは、いつも日記見てたので初めましてな感じがせず、申し訳ないですが気を使わずに楽しまさせてもらいました!感謝しまくりです。
もっと沢が好きになりました。
活躍した沢登り道具
沢登り装備は、色々試してきて自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com
今回は通常の登山ザックを代用していますが、後日この防水リュックを購入して使っています。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく、日帰り登山でよく使ってます。
今回の沢靴はサワーシューズでしたが、登攀能力の点でラバーソールのサワタビの方がオススメです。ただ、フェルトに比べてソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。
今回のハーネスはモンベルの、サワークライムシットハーネスを使用していましたが、ロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。
ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。
沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。
アクティブスキン上下。通常の登山であれば保温性を感じますが、泳ぎメインの沢で完全に濡れて乾く暇もなければ保温性はほとんどなく、お守りみたいな感じですが、着てます。ウェットスーツ必須です。
沢登りまとめ記事
これまで実際に行った沢登りのおすすめ度などのまとめです。
関西編。
kuromenboo.hatenablog.com中部編。
kuromenboo.hatenablog.com
オススメの登山道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。
SEL55F18の単焦点も楽しい。
登山の時はいつもはSEL24105F4が多いです。
その他関連記事
これまでの登山で見た絶景たちです。