いつもは沢で遊ぶ仲間たちと、厳冬期の大普賢岳へ雪山登山。無風で青空、パウダーノートレースのベストコンディションで、とても気持ち良く楽しい山行でした。
場所:奈良県
日程:2018年1月14日(日)
獲得標高:1699m
歩行距離:10.9km
登山時間:9時間
出会った自然の美しさ
窟の中に育った、太陽の光で輝くツララ。
青空と霧氷。
山頂からの美しい景色。
みんなで記念撮影。いい笑顔!
日程と装備
ルート
06:30駐車地→11:30大普賢岳(ランチ1時間20分)→12:50出発→15:30駐車地
登山時間:9時間
駐車場
本来は和差又山キャンプ場ですが、道路が凍結していたため、スタッドレスの2駆で行けず、途中のスペースに駐車しました。
装備
-
行動着上(インナー、半袖、ソフトシェル)
-
行動着下(インナー、長ズボン)
-
足元(3シーズン靴、ゲイター、アイゼン)
-
手袋(インナー、アウター)
-
カメラ(α7II、SEL2870F3.5-5.6)
-
サングラス
-
ガスバーナーセット
-
昼ごはん(カップ麺)
- 小物(救急セット、ヘッドライト)
登山
06:30駐車地出発。まだ暗く、寂しげな細い月が見えます。
まずは、車で登れなかった道路歩きです。
07:15和差又山ヒュッテでチラッと太陽。チェーンがあればここまで車で来れそうです。
今日は新雪降りたてのノートレースです。風が吹くと舞う雪が厳冬期の雰囲気です。
遠くに見える霧氷で埋まった山がいい感じです。
08:50笠の窟到着。つらら落下注意です。
立派な洞窟になっており、昔はここで修行する人もいたのでしょう。
氷柱だけでなく氷筍もしっかり育っており、とても見応えがあります。
ここからトラバースや急登が多くなります。雪も多くなり、膝までのラッセル箇所も出てきてとても楽しいです。ラッセル大好きな僕が先頭で道を切り開きます。
目指す大普賢岳はまだ先です。
さぁラッセルを楽しみましょう!
遠くまで良い景色です。
青空に霧氷が最高だ。
皆さん疲れてきてます。最後の急登、ラストラッセルです。
11:30大普賢岳山頂到着。山頂一番乗りです。
みんないい笑顔。
白く輝く山々が美しいです。
風もなく暖かいので、山頂でランチタイムしちゃいます。暖かいカップ麺が体に染みます。
12:50下山開始。辛かった登りも、下りはサクサクと楽しく、とても楽なのでみんな楽しそうです。
平たいの山の向こう側にうっすらと富士山が見えました。
登りは5時間もかかったのに、下山はたったの1時間⁉︎ショートカットし放題なのであっという間です。
和差又山ヒュッテでは、そり遊びで賑わっていました。
13:50駐車地到着。素晴らしい景色をありがとう。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒ですが、3年間使用した後、α7Ⅲに買い替えました。kuromenboo.hatenablog.com
キットレンズのSEL2870F3.5-5.6。イマイチな映りなので早々に手放しました。
登山装備
値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。
アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。
関西から行くおすすめの山行
実際に登った雪山をまとめました。
kuromenboo.hatenablog.com
実際に行った沢登りをまとめました。kuromenboo.hatenablog.com
その他関連記事
これまでの山行で心が震えたものたちです。