氷ノ山で人生初の雪洞泊!これが大人の全力の遊び!雪洞を作るのも、豪華な飲み会も楽しくて、天気が良くて夕日朝日は綺麗で、花火も見れて、想像以上に快適に寝れて、最高に楽しかった!詳細はたくさんの写真でどうぞ。
提案してくれて、大量の豪華ディナー&朝食を準備してくれた山仲間に感謝です。
場所:兵庫県
日程:2018年3月3-4日(土日)
獲得標高:1日目769m、2日目114m
歩行距離:1日目4.9km、2日目5.6km
登山時間:1日目4時間20分、2時間40分
出会った自然の楽しさ
山頂付近に作った雪洞。作るのも楽しいとは嬉しい誤算。
雪洞の中では鍋パーティー!
鍋食べて、ワイン飲んで、幸せ。
日の入も日の出も美しい。
朝ご飯も何と豪華なこと。
日程と装備
ルート
1日目:07:40駐車場→12:00氷ノ山山頂、50分ランチ、雪洞作り、豪華ディナー飲み会
2日目:豪華朝食、11:00氷ノ山山頂→13:40駐車場
登山時間:1日目4時間20分、2日目2時間40分(標準コースタイム1日目3時間10分、2日目2時間50分)
駐車場
ゲレンデの駐車場を借りました。土曜日ですが、もう春の陽気で人は少なかったです。
装備
- 行動着上(インナー、半袖、ソフトシェル)
- 行動着下(インナー、長ズボン)
- 足元(3シーズン靴、ゲイター)
- 手袋(インナー)ほぼ素手でした
- カメラ(α7II、SEL1635F4、SEL55F18)
- 三脚
- 帽子
- サングラス
- アイゼン(使用せず)
- スコップ
- 寝袋(ダウンハガー800#3)
- 銀マット
- 防寒着(ダウン上厚いの、暖かいズボン、ハードシェル下、ゾウ足)
- 小物(救急セット、ヘッドライト)
- 食事類は他の方に任せていて、持ち運びは協力する方式でした。
厳冬期に#3寝袋で何とか寝れたのは雪洞のおかげで、テント泊だと無理でしょう。今考えると、アイゼン使わずストックもなしとは舐めた装備です。
1日目
登山(駐車場→雪洞泊ポイント)
07:40まずは道路を歩いて登山口へ。
登山口で足元準備。これくらいなら行けるっしょと私はツボ足。行けたけどもあった方が良いのは確かです。最初は木の中を少し進み、
すぐに開けて気持ち良い!
また木の中をひたすら登ります。結構斜度きついです。
10:10避難小屋到着。1階に休憩スペース、2階に寝るスペースがあり良い小屋ですね。
避難小屋まで来ると気持ちの良い眺望で、みんなで記念撮影。豪華なご飯も入れているので75Lザックがパンパンです。
遠くに見える氷ノ山へ向かいます。
12:00氷ノ山到着。1時間ほど山頂でランチタイムにします。
雪洞作り
13:00腹ごしらえも終わり、雪洞ポイントを探します。ストックで深さを確認しながらですが、ほぼ勘で山頂近くの緩斜面に決定!プローブがあればより精度良く決めれそうですね。
掘ってくぞー。私は遊んでます。笑
グランドシートで効率よく掘ります。
結構深くなってきました。
大人達が穴掘りにハマってる中、私は庭を作りました。これが楽しくて、時間を忘れて没頭できちゃいます。
お二人とも黙々と掘ってます。やるまで知らなかったのですが、楽しいんです。ただ、下の方は固く、途中で藪が出てきて少し苦戦中です。
ちゃんと看板も設置!
17:20完成。4時間もかかりましたがとても快適な住処です。
のんびり楽しい時間
雪洞内へ!雪の椅子とテーブルがあり、座っても十分な広さ!キャンドルがやばい良い感じで、鼻血が出そうです。
ろうそくの火が消えると酸欠状態なので、重要な目安らしいです。
山飯とは思えない鍋。もちろんビールとつまみも。
ワインも!ワイングラスも!幸せすぎです。
18:00夕日を見に外へ。
雪洞を出ればすぐ絶景で、良い雰囲気の夕日です。
雲が赤く色づいて美しい。
早々にホームに帰ります。
バーターザン、密かに営業中です。
18:10戻ったらもう鍋パ始まってました。美味し楽しすぎた。
みんなで!良い笑顔、快適です。
本当は外でやろうと思ってましたが、風が強いため中でライトペインティング。
少しづつ上手くなって、YAMAP!この仲間達と知り合えたきっかけです。ありがとう。
19:30何かどんどん聞こえると思ったら、まさかの花火でした。雪洞内は基本外の音は聞こえませんが、振動が来てました。遠くから見る花火も乙なものです。
月も星も綺麗ですが、風が強く寒い…
雪洞の中は暖かいし、風の音も聞こえないとても快適な空間です。
20:30鍋パ終わって、テーブルと椅子をならして寝床作りです。
21:00楽しい1日も終わり就寝。狭すぎず、4人で快適に寝れました。ゴツいダウン上下にダウンハガー#3だけで暖かかったです。
大きかったろうそくが小さくなって雪の中に埋もれてくー、おやすみなさい。
2日目
のんびり楽しい時間
05:45朝起きると1人いない!と思ったら外で寝てました。めっちゃ強風ですけど、生きてる⁉︎
狭い空間が嫌だったようです。私の作った庭がどうにか風を防ぎ、快適に寝れたようです。(風さえ防げれば、シュラフだけで寝れるものなのか…)
06:10日が明けてきました。
06:30太陽おはよー!
反対には地球影。あまり目立たないけど、地球の影が大気に映るっていう壮大さが好き。
氷ノ山山頂。良い天気に恵まれました。
風は結構強いですが、みんな起き出してきました。
07:30寝床から朝食場所にチェンジ!椅子を作って、テーブル作って、
こんな場所にあります。空洞の真上には念のためストックで目印設置。
何かしたくなって、階段つくりました。楽しい!
08:00何と贅沢な朝ご飯…
肉肉!最高か!
朝からカンパーイ♪
デザートや、おつまみとコーヒーも、何て豪華な朝のひと時、幸せ…
快適な住処で朝から楽しいー。
10:20最後に記念撮影。
お別れの時がやって来ました。
作るのに4時間もかかりましたが、崩すのはあっという間です。
下山(雪洞泊ポイント→駐車場)
11:00さて、帰りましょう。
気持ちの良い尾根の先へテクテクと。
最後急でした。
12:50ゲレンデ到着。ここを下りますが、歩くには急です。
マットで豪快に滑れました、楽しい。
13:40駐車場到着。
初めての雪洞泊、楽しく穴掘って、鍋を食べて楽しく飲んで、花火見て、朝は肉食って、少し飲んで、楽しすぎる2日間でした。山仲間に感謝。
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒ですが、寒冷地性能が弱く、雪山ではバッテリーがすぐ切れます。3年間使用した後、α7Ⅲに買い替えました。kuromenboo.hatenablog.com
SEL1635F4。逆光耐性が高く、使い勝手の良い広角ズームレンズです。
SEL55F1.8はちょうど良い画角で写りがとても綺麗です。登山開始から明るくなるまでこのレンズを使いました。
登山装備
値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。
アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。
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kuromenboo.hatenablog.com
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