天気最高、風もなし!パウダー!最高の登山日和でした。木曜に新雪が降ったようで、狼平からはほぼノートレースのパウダーラッセル。耳をすませば樹氷の落ちる音が寂しく響き、冬の終わりを告げていました。今シーズンラストに、関西最高峰の八経ヶ岳を目指しましたが、
場所:奈良県
日程:2017年3月17日(金)平日
獲得標高:1810m
歩行距離:16.6km
登山時間:9時間10分
出会った自然の美しさ
白い花が咲いているようで美しい。
キンキンに冷えた白い木々の隙間から見える太陽。
スノーモンスター。
雪が深く辿り着けなかった八経ヶ岳。
日程と装備
ルート
06:30駐車地→10:20狼平→12:10弥山→15:40駐車地
登山時間:9時間10分(標準CT:9時間45分)
駐車場
熊渡の駐車地。道路脇にスペースがあり、10台ほど駐車可能です。
装備
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行動着上(長袖)
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行動着下(インナー、半ズボン)
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足元(3シーズン靴、ゲーター、アイゼン)
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手袋(インナー、アウター)
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カメラ(α6000、SEL35F1.8)
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ドリンク
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小物(救急セット、ヘッドライト)
登山
06:30良い光が入ってくる中、登山開始。
今日は終始アイゼンです。トレースを辿ります。
遠くに見える霧氷に胸が高まります。
トレースと目印を頼りに進みます。
上を見上げると、白い花が咲いたような霧氷に目を奪われる。
不思議な自然の芸術ですね。
踏み跡があるので、ラッセルという感じでもないです。
周り一面白い空間になってきました。
樹霜?トゲトゲの霧氷です。
雪が深くなってきました。
すんばらしい青空と霧氷。
逆光からみる霧氷が光り輝いて美しい。
周りには、雪がついてない山もあります。
トレースがありがたいです。
雪で壊れないか心配なる橋を進めば、
10:20狼平に到着。多くの人はここに泊まって冬山を楽しんでるのでしょうか。
弥山に向かいます。
遠くに見える八経ヶ岳。
途中でトレースがなくなり、自分で道を作りながら進みます。
あまり沈まないので、アイゼンだけで十分。自分の足跡。
木がない場所が何となく登山道で、トレースの無い道を進んで行きます。
スノーモンスター!今日は風もなく暖かいですが、風が強い場所なのでしょう。
道は俺が作る!
これがエビの尻尾か!
看板や目印はちょいちょいあります。
12:10弥山到着。どんだけ積もったのでしょう。くぐれませんでした。
凄く立派な建物。冬季避難小屋として使えるのかな?
色々と埋まってます。
八経ヶ岳まで行こうとも思いましたが、トレースは完全にないので諦めました。
ぼちぼち帰ります。雪は固まっており、アイゼンでもそこまで沈みません。
さらば冬の八経ヶ岳。いつか行くよ。
なんて気持ちの良い雪原歩きなのでしょう。貸切なのが堪りません。
スノーモンスターちゃんさらば。
13:25狼平。サクサクと下山します。
15:40駐車地。狼平から先は人の気配のない貸切の雪山で、気持ちよく楽しめました。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α6000(APS-C)小さい分登山では使いやすいけど、フルサイズの方が良いですね。
APS-C用の単焦点レンズSEL35F18。それなりによく映るので撮るのが楽しくなります。
α6000の次は、フルサイズが良かったのでα7Ⅱに買い替え、その後α7Ⅲにしています。
登山装備
値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。
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