かなり久々の夜中出発登山。1人での遠出はかれこれ9ヶ月ぶりです。時間を気にせずのんびり登って、のんびり温泉に入るのは、とても幸せな時間です。
荒菅沢の開放感、霧氷、山頂の女神様、後立山連峰の大展望。紅葉が終わった雨飾山は閑散とした雰囲気で、とても静かに楽しめました。
場所:長野県、新潟県
日程:2022年11月18日(金)平日
獲得標高:1082m
歩行距離:7.6km
登山時間:5時間30分
出会った自然の楽しさ
荒菅沢から見る日の出。樹林帯から急に開けるこの場所は、まして美しく見える。
女神の横顔。雪化粧してよりお美しい。
積雪した後立山連峰。
うっすらスノーモンスター発見!
光り輝く霧氷。
日程と装備
ルート
05:50駐車場→07:10荒菅沢→08:50雨飾山、40分のんびり→09:30下山開始→11:20駐車場
登山時間:5時間30分(標準CT:6時間55分)
駐車場
雨飾高原キャンプ場。紅葉が終わりとても閑散としていました。若干凍結箇所もあったのでスタッドレスタイヤだと安心です。
装備
- 行動着上(インナー、半袖、ウィンドシェル)
- 行動着下(長ズボン)
- 最初だけバラクラバ
- 手袋
- 足元(3シーズン靴)
- ドリンク2L、0.8L使用
- α7Ⅲ、SEL24105F4
- ミニ三脚
- チェーンアイゼン
以下、未使用
- レインウェア上下
- 防寒具(ダウン上下)
- 小物(ヘッドライト、救急セット)
- ツェルト
登山
05:50駐車場。気温0度にしてはかなり寒く感じる…まだ暗いし、凍えるような寒さだし…車から出たくない気持ち…を奮い立てて!登山開始!
すでに雪があるので、 チェーンアイゼンを装着して行きます。
ヘッドライトがぎりぎりいらないぐらいの明るさで歩くのはとても好きです。薄明りに照らされた氷が綺麗。
特に眺望のない林道をサクサクと。
遠くの山に日があたり出しました。雨飾山にも朝焼けがあたってますが、木々の隙間からチラッとしか見えず、ピンと来なかったのでシャッター切らず…
樹林帯から急に開けて雨飾山がドン!荒菅沢です。山の迫力がすごい!
07:10荒菅沢で太陽さんおはよう。この時間の景色はたまりませんね。
布団菱と呼ばれる岩壁。この沢を詰めていくルートもあるようですね。
通常ルートも、遠くから見るとどこ登るんだと思う壁ですが、ちゃんと道がありました。
ここまで来るといい景色で最高だー。
ここを登りきれば笹平。
岩と雪を楽しく登れますが、少し急なので、紅葉シーズンに渋滞するわけですね。
笹平到着。開けた気持ちの良いハイキングコースと思いきや、道は狭く、笹についた朝露でズボンが濡れるー。
雨飾山をとらえた!最後の急登!
本日の先行者発見!今日は、下山時にもう1人すれ違っただけでした。
ここもそれなりな急登。
08:50雨飾山到着!景色が最高すぎて、40分のんびりと撮影を楽しみました。
女神の横顔!見ようによってしか見えないと思ってましたが、明らかに見えますね。
快晴で霞もほとんどなく、風も弱めの最高の天気です!
かれこれ30分は写真撮ってる。降りたくない。 pic.twitter.com/2BewS5rX4v
— Ken (@Ken_enjoy) 2022年11月18日
山頂はフタコブのピークがあり、広くはないですが、景色を見ながらランチもできます。
お地蔵様の見てる方向は…街だ!街を見守っているのですね。
後立山連峰の山々が、とても良く見えます。もう真っ白ですね。
霞がかった空気感もまた良い。
ミニスノーモンスター発見!
登ってきた方向にある焼山カッコ良い!
さらば女神様。小さく人が入ってますがわかりますかね?
09:30景色が良すぎて名残惜しく、帰りたくないな…とは言いつつ帰ります。
いい谷発見!最近バックカントリーに興味を持ちつつあるので、こういう景色を見ると、滑る人もいるのかなと考えます。
キラキラと輝く雪の造形達は、見ていて面白く、写真を撮りつつのんびり帰ります。
それなりに急なので岩と雪を見極めながら一歩一歩慎重におりないと危ない。
ここで足を止めない人はいないでしょう。荒菅沢の景色はとても良い。
もう紅葉は散りきり、冬ですね。
木道の沢には川魚が泳いでいました。
11:20駐車場到着。
往復5時間程度と比較的簡単に登れて、素晴らしい景色を見放題。紅葉の時期は特に混むわけですね。次は、紅葉の時期に登りたいものです。
駐車場から30分ほどの道の駅小谷(おたり)で、昼ごはんと温泉。とんかつ美味かったし、ご飯漬物はおかわり無料とは、素晴らしい。温泉にサウナがあるのも高評価です。
オススメの登山道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。
登山の時はいつもSEL24105F4!
登山装備
トレランシューズはアカシャ。履いてみてフィット感から選択しました。
チェーンアイゼンは軽く手軽に持ち歩けるので便利。
ファイントラックのナノタオルは毎回持っていってます。登山後の温泉でのタオルとしても使えて便利。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
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これまでの登山で見た絶景たちです。