軽い寒波の後の晴れ。これは登るしかない!案の定、とても多くの人で賑わっていました。
しっかり育った霧氷、真っ白な大地、たまりません。青空が澄み渡る荒島岳は初めてです。去年登った時は、ホワイトアウトの世界でした。
最近購入したSEL135F18を使いたかったので、レンズは135mm中望遠一本で行ってみました。
場所:福井県
日程:2020年2月24日(月)祝日
獲得標高:1235m
歩行距離:8.8km
出会った自然の造形美
上に上に登るにつれて白くなっていく木々、霧氷。小さな霧氷にも感動し、登るほど増してくる白さに感動は高まり、足が進まない。
真っ白な稜線。この気持ちの良い尾根歩きを楽しみに登ってきたようなものだ。
山から見下ろす街。真っ白な山と比べて下界に雪はなく、この差がまた面白い。
下界から見る荒島岳。あとてっぺんに登っていたのかと思うと感慨深い。
日程と装備
ルート
【登り】09:40駐車場→12:05荒島岳山頂
【下り】12:15荒島岳山頂→13:30駐車場
登り2時間25分(登り標準CT3時間20分、0.7)
下り1時間15分(下り標準CT2時間30分、0.5)
駐車場
勝原スキー場駐車場跡地。トイレは冬季閉鎖で使えず。09:30の時点ではほぼ満車でした。
装備
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行動着上(インナー、半袖)さすがに山頂付近は寒かったので、長居しませんでした。
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行動着下(インナー、長ズボン)
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バラクラバ(使用せず)
- 足元(3シーズン靴、ゲーター、セミワンタッチアイゼン)軽アイゼンがベストです。
- 手袋(インナー)
- カメラ(α7II、SEL135F18、バッテリー予備2個)
- ドリンク(ハイドレーション1.5L)1.5L使用。
- サングラス
- 食事(行動食)
- ダウン上下(使用せず)
- ストック(使用せず)
- 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
- ツェルト(使用せず)
- 冬用手袋2個(使用せず)
料金
- あっ宝んど(温泉)、600円
- あっ宝んどで昼ご飯、800円
登山
09:40駐車場出発。暖冬なので、下の方に雪はありませんし暑いです。
多くの人が登っておりトレースはしっかりあるので、ワカンは必要なしです。ツボ足からのアイゼンでサクサクと進みます。
きたー!むひょー!溶けた霧氷が風に舞い散っていますが、上の方はまだまだ元気です。何度見ても美しいと感じます。
尾根が見えます。楽しそうですね!
遠くから見えた尾根に到着。ここを歩くために登ってきたようなものです。人でいっぱいです。
こういう写真こそ、135mmの力。人を撮ったら絶対にカッコよくなるやつです。
12:05山頂到着。まさしく雪達磨が鎮座しておりました。お弁当用のケースを使って量産していました。
山頂のさらに先の景色。たまりませんね。
荒島岳は独立峰なので、あらゆる方向が見下ろせます。何の山かわかりませんが、いい景色です。
下界。遠くまで街が見渡せる山も良いですね。真ん中の少し上の小さな森が、天空の城と言われる、越前大野城です。雲海で埋まる景色も見てみたいものです。
霧氷と街の対比が良い。
さらば、素晴らしき景色!
白山と別山も綺麗に見えてます。去年の2月に、あの別山まで日帰りで行ったのはいい思い出です。
帰りはドロドロステージでした。
13:30駐車場到着。
登山後の温泉
一度行ってお気に入りになった『あっ宝んど』。温泉は広く、サウナは暑めで、登山の後の疲れを吹き飛ばしてくれます。
あと、ここから見える荒島岳がとても美しく、あの白いところに登ってたのかと、眺めるのが好きです。
過去の山行
ホワイトアウトの荒島岳(2019年2月)kuromenboo.hatenablog.com
厳冬期日帰り別山(2019年2月)
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIの寒冷地性能は貧弱ですが、暖かい雪山なら問題なしです。kuromenboo.hatenablog.com
登山向きの画角ではないが、撮っていて楽しい優秀なレンズSEL135F18。(その分お高い)
登山装備
今日は暑く汗をかきましたが、アクティブスキンのおかげで汗冷えはありませんでした。