717年に開かれた寺尾山。山頂には20体以上の石仏が点在し、里山ならではの有り難みを感じます。昔から多くの人が登り、それぞれが願い、祈ってきた想いを感じることができる山です。
(石川県には4つの観音山があり、全て登ると良いことがあるかもしれません。遣水観音山、岩倉観音山、寺尾観音山、西尾観音山)
場所:石川県
日程:2020年2月29日(土)
獲得標高:235m
歩行距離:4.7km
日程と装備
ルート
13:30駐車地→13:50寺尾観音山駐車場→14:15山頂→20分ぐるっと周回→15:00駐車地
登山時間1時間30分
地図を見て気付きました。私は山頂まで行っていない。確かに踏み跡があって何だろうと思ったんですよね。
駐車場
駐車場までの道は狭いですが、20台ほど駐車できる大きな駐車場です。私は駐車場があるとは知らず、手前にある空き地に停めて行きました。
装備
- 行動着上(半袖、薄めのアウター)
- 行動着下(半ズボン)
- 足元(トレランシューズ)
- 手袋(インナー)
- カメラ(α7II、SEL1635F4)
- 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
- レインコート上下(使用せず)
登山
13:30駐車地出発。登山口に駐車場があることを知らず、道も狭かったので、手前の空き地に駐車。田舎町を楽しみながら散歩します。
普通に道路を進みます。石川の田舎町を散歩するのも新鮮で楽しいです。
各家は川に面していて、階段で降りられるようになっていました。昔はここで洗濯とかしていたんですかね?
もう春ですね。何の花だか知らんがいっぱいいました。
子供たちが喜んで遊びそうな川の一角を発見。流れは強めですが良い感じの滑り台で、何と流れの先、飛び込めるところにはロープが垂れているではありませんか!
木から垂れるロープ。ここにぶら下がりながら、飛び込んだりして遊んだら楽しいだろうな。私が子供ならそうやって遊びます。(いや、今も遊び方は変わってないか)
道路の脇にはお地蔵さん。新しめな木が供えられており、誰かがいつも面倒を見ていることが伺えます。
13:50寺尾観音山駐車場。こんな広い駐車場があったのかと笑った。
山頂まで30分程の、短い登山スタートです。登山というかハイキングです。
なだらかな斜面を一歩一歩進み、所々休憩ポイントもあり、年配の方も多く登っていそうな雰囲気を感じます。
100m刻みにこの先◯◯mの看板があり、登山道の手入れに優しさを感じます。いつものスピード感で登るとあっという間です。
30分の登山道の中に2ヶ所もある休憩地点。やはり年配の方々に配慮した登山道のようです。
山頂で1番初めに出迎えてくれた観音菩薩?立派な凛々しいご尊顔です。
14:15寺尾観音山山頂。5人の集団さんがランチタイムでしょうか、ワイワイと楽しそうに過ごしていました。
この人が、寺尾山を開山した修験僧。毎回思いますが、ポンと現れた修験僧が開山して、その山がなぜ崇拝の対象となるのでしょう?昔の人はそれほど救いを求めていたということなのでしょうか?苦しい世の中だったのでしょうか?
そんなことを考えながら手を合わせます。
1番奥にある建物。中が全く見えませんが、十一面千手観音菩薩像が祀られているようです。ご尊顔を拝めないと、何を拝んで良いかわかりません。
三十三の観音霊場が集まっているようです。それぞれにお寺の名前が書いてありましたが、すみません、どこがどこやらよくわかりませぬ。
山頂をぐるっと囲うように、複数の観音菩薩像が並んでいます。数えたところ28人並んでらっしゃいました。それぞれが異なる姿で、見ていて面白いです。一気にどうぞ!
みんな薄い紅色のたすき?がかかっています。一つずれていたので、なおしました。頭にかかっている菩薩、手にかかっている菩薩、複数のパターンがあります。
全てが外側を向いて並んでいるので、人が住む街を守ってくれているようです。
奥に写っている菩薩様を撮っていませんでした。遠かったし、写っているからいいなかと。形も違ったので種類が違うと思ってしまいましたが、一番のレアキャラでしたかね?
祈り疲れたので帰ります。
もう春ですね。お花が咲く季節がやってきました。
15:00駐車地。
石川県の観音山
石川県には、4つの観音山があります。
この記事の寺尾尾観音山
遣水観音山。
岩倉観音山
西尾観音山
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒です。kuromenboo.hatenablog.com