落差70m、憧れの双門の滝へ。日本の滝100選の中でも、たどり着く道は最難関と言われている滝です。
一般登山道ではありますが、体力が必要で、ハシゴが多く、バリエーションに富んだアスレチックコース。綺麗な水、多くの滝、そして双門の滝、最高な登山でした。
場所:奈良県
日程:2016年11月5日(土)
獲得標高:1746m
歩行距離:13.5km
登山時間:6時間30分
出会った自然の美しさ
双門の滝。その名の通り、門の間を流れるような滝は、遠くから見るだけでも美しい。
日程と装備
ルート
05:50駐車場→08:40双門の滝、仙人嵓のテラス→10:30狼平→12:20駐車場
登山時間:6時間30分(標準CT:12時間)0.54
駐車場
熊渡に駐車。6時前ですでに3,4台いました。林道のスペースは広いですし、多く人が入る場所でもないので、停められなくなることはないと思います。
装備
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行動着上
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行動着下
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足元(登山靴)
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カメラ(α6000、SEL35F18)
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小物(救急セット、ヘッドライト)
登山
05:50駐車地。ほとんど人がいないかと思っていたら、結構いて驚きました。弥山に登る人がほとんどでしょうか?
滝ルートの分岐までは広い林道なので、暗くても問題なく行けます。
双門ルートへの分岐を進みます。
そこから先は、まず河原歩きです。
泳ぎたくなるような美しい滝があると、そこからはハシゴの連続です。
ハシゴが付け替えられている場所もあり、岩場もあります。
とにかくハシゴが多い…
また河原沿いに出ました。
岩と岩を飛んで川を渡るので、増水してたら厳しい印象でした。この日は、一週間晴れ続きだったおかげか問題なく渡渉できましたが、雨続きの時は渡るのは難しいのかもしれません。
少しルートを迷いそうになりますが、テープが多数設置してあるので、迷ったら、止まって周りを見ればテープがあるはずです。
河原の水の上、岩を這うように越える場所です。慎重に行けば大丈夫ですが、滑って落ちる危険が高そうです。
またまたハシゴを越えると、
中々見応えのある滝です。接近して滝見を楽しみます。
吊り橋からの景色は良く、紅葉も楽しめます。
岩の間に沿って配置されたハシゴを登って行くと、
この覗きが滝見テラスです!
08:40双門の滝、仙人嵓のテラス到着。覗きすぎる落ちるので危険です。結構距離はありますが、双門の滝がバッチリと見えます。本当に名前の通りだと思いました。
ここから狼平へは少し平和になります。このハシゴ箇所から双門の滝壺に降りられますが、ロープ必携なので今回はスルーです。
やっと太陽が覗いてきました。
完全に川に沿って進むルートなので、川の横を行ったり、巻いてハシゴを登ったりです。
イェイ!
ちょっと平和だと思っていたら、
岩場だったり、鉄の棒が打ち込まれた足場を進みます。
川と森の行き来。
鉄ハシゴは手を挟まないように注意。
鉄の棒の足場を踏み外すと落ちる場所ですが、思っていたよりは怖くなかったです。
川と太陽と遊んでいるともう平和な道に辿り着きました。
10:30狼平到着。
狼平からは、安全すぎて世界が変わりました。
ただ、落ち葉の絨毯で道がわかりにくい場所もあり注意が必要ですが、ちゃんとテープがあるので大丈夫でした。
紅葉が綺麗で岩に映えます。
林道まで来たら帰ってきたようなものですね。
12:20駐車地。川がとてつもなく綺麗で、飛び込んで遊んだりしたくなります。
日本の滝100選の中でも最難関と言われている双門の滝。確かに一般登山者でも不安になる道なので、登山していない人では到達困難かもしれません。私にとってはとっても楽しいアスレチックルートでした。
隠れスポットで、このルート上に岩の双門というのもあるので、今度行きます。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α6000(APS-C)小さい分登山では使いやすいけど、フルサイズの方が良いですね。
SEL35F18。APS-CのEマウント用単焦点レンズ。十分綺麗に撮れます。