今年は特に長い梅雨。その合間の晴れ。
いざ、日本三百名山に選ばれている「冠山」へ。駐車場から軽く縦走できそうなので、金草岳も行ってきました。
正直、1200mの低山と舐めていましたが、良い意味で期待を裏切られ、森を抜けた先にある雲海、ポツンと森深くに来たような感覚が感じられる縦走路、素晴らしい景色が待っていました。
日程:2020年7月19日(日)
獲得標高:1060m
歩行距離:12.1km
登山時間:5時間20分
自然の美
ガスの中まで光を差し込む、幻想的な太陽。
緑のトンネルを抜けた先の光、そこには何が待っているのか?
まさかの雲海、そしてわずかなブロッケン現象。
冠山側から見る冠平。あの平地の先にも稜線沿いの道があり、ルートの夢は膨らむ。
白倉岳側から見る冠山。なんて綺麗な森の縦走路。
日程と装備
ルート
05:20冠山峠(駐車地)→6:40冠山山頂→40分のんびり→07:20発→08:00冠山峠→09:30金草岳→10:50冠山峠
登山時間5時間30分(標準CT6時間55分)0.8
駐車場
30台程駐車できそうなスペースあり。北側からアクセス。道はそんなに広くないですが、バイク乗り、ロードバイク乗りが多く、景色が良いのでドライブで来るのも気持ちが良いのでしょう。
装備
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行動着上(インナー、半袖)
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行動着下(半ズボン)足に葉が擦れてかゆくなったので、タイツ履くべきだった。
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足元(トレランシューズ)
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カメラ(α7II、SEL24105F4)
- 三脚
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レインコート上下(使用せず)
- 水筒2.0L、全て使用。
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小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
- ツェルト(緊急用)使用せず
登山
冠山
05:20冠山峠。雲が溜まりやすい場所のようで、途中の道は晴れていても、峠はガスの中。
だからこそ幻想的な景色が見られるので、こういう天気の方が好きだけどね。
冠山を目指します。車が一台停まっていたので、1組入っるはずだけど、なぜそこにいるクモの巣!私の弱点の一つはクモの巣です。
森を抜けるとそこに広がっているのは雲海。急に開けた先に雲海があったので、思わず声を出しちゃいました。
冠山が見えました。初めて見ましたが、あれが冠山で間違いない形をしてます。
緑のトンネルの先にある光。その先には美しい景色が広がっていると期待できます。
来ました、冠平。ドカンと視界が広がり、美しい山並みが見えた時にも、思わず声が出ますね。
山頂直下にある岩場。難易度は低く、手を使わずに登ることもできそうです。下山の時もそんなに危険は感じませんでした。
06:40冠山到着。そんなに広くはないですが、360度開けた良い場所です。
南側に広がる雲海。こんな景色が見られるなんて想定外!来てよかった!
一緒に登ってきた大学生グループも感動していました。「登山っていいな」「女の子と来たい」とか言ってました。うん、妄想は膨らむよね。
うっすらとブロッケン現象が見えました。
冠平の方向。気持ち良い稜線が広がってて、最高だ。
07:20出発。カッコ良く自撮りしてから戻ります。
岩場はロープを掴みながら慎重に行けば大丈夫。上から見る冠平は良いなー。
あの雲の通り道が冠山峠。さくっと戻るよー。5組ほどすれ違いました。
08:00冠山峠に戻ってきました。冠山往復だけであれば3時間ほどなので、初心者には最適な山ですね。まだHPが残りまくってるので、次は金草岳を目指します。
金草岳
こっちには人が誰も入ってないようで、2mに一つクモの巣がある。。。枝の二刀流で薙ぎ払いながら行ってやるぜ!何回か引き返そうかと思った。人の足跡は見ないけど、シカの足跡めっちゃあったよ。
水場があったので、顔を洗い、手を洗い、クモの巣の呪縛から解放される。スッキリリセットして先へ進みます。
気付いたら気持ちの良い稜線に出ていて、徐々にクモの巣が減ってきて、写真を撮る余裕が出てきました。二刀流でクモの巣を薙ぎ払うのに必死でカメラ出す気になりませんでした。
ここを登れば白倉岳です。急登ですが距離は短くただただ気持ちが良いです。
白倉岳から少し行けば金草岳。
09:30金草岳。ここにもありましたシカの足跡。マジで長い間人入ってないよね?
景色は最高!人工物が見えない森の中にポツンと入ってきたような、こんな良い場所だとは来るまで知りませんでした。来てよかった!
気持ちの良い稜線を歩いて帰ります。冠山までずーっと続く縦走路、最高!帰りはクモの巣ないし最高!
5組ほどすれ違いました。クモの巣を片付けた私を褒めてもらいたい。笑
10:50冠山峠。戻ってくるころには車が沢山!バイクの人はツーリングでしょうか?みんな梅雨の晴れ間を狙って楽しんでますね。
下山後
温泉は、帰り道で1番近くにあった「渓流温泉冠荘」へ。
入館料:600円、安い!
体を癒してくれそうな泉質で、内湯も広く露天風呂もあり、サウナは熱めで、私好み。備え付けのアメニティは馬油で好きなやつ!とても良かった。
昼ご飯は、少し車を走らせてたら見つけた「水車」へ。920円の山菜そば大盛りを注文。味は美味しいし、何とお団子をサービスで付けてくれて、大満足です。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒です。kuromenboo.hatenablog.com
SEL24105F4はSONYユーザー必携の扱いやすいレンズです。
登山装備
トレランシューズは、軽くて足運びが楽なので低山で大活躍です。他にも、攻めの登山の時は使っています。ただし、足首の守りは弱く、足を挫きやすいので注意。