LIFE LOG(自然と遊ぶ)

自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

大日ヶ岳〜のんびりポカポカ雪山登山〜(2019年1月)

ゲレンデの山頂にあたる山(高鷲スノーパークとダイナランドの山頂)。ゲレンデの最上部からのルートもありますが、下から登るルートを選択し、途中からノートレースを楽しんできました。

場所:岐阜県高山市

日程:2019年1月4日

獲得標高:826m

歩行距離:11.2km

所要時間:5時間25分

地図:YAMAPリンクをどうぞ

https://yamap.co.jp/sp/activity/map/2930482f:id:kuromenboo:20200212222751j:plain

登山計画

ルート

07:20駐車場→08:50小ピーク→10:50大日ヶ岳山頂→45分撮影→13:30駐車場

登山時間:5時間25分(コースタイム5時間10分)1.05

装備

  • 行動着上(インナー、長袖、ソフトシェル)暑くなり、途中でソフトシェル解除。
  • 行動着下(インナー、防風ソフトシェル)
  • 足下(冬靴、ゲーター、ワカン
  • 手袋(インナー)
  • サングラス
  • 小物類
  • ストック
  • カメラ(α7II、SEL24105F4)
  • 三脚
  • ドリンク1.2L(0.5L使用)
  • アイゼン(使用せず)
  • ツェルト(使用せず)
  • ダウン上下(使用せず)
  • 冬用手袋(使用せず)
  • レインコート上下(使用せず)
  • ハードシェル上下(使用せず)

登山

駐車場→小ピーク

07:20駐車場。

駐車場までの道路は除雪されており、難なく到着できました。6台ぐらいは駐車できそうです。少し進んだ所には夏用の駐車場がありましたが、雪で埋まっていました。

到着時の気温は-11℃。風が当たらない場所なので、そんなに寒くは感じない。太陽が顔を出したぐらいで出発!眩しいぜ。先行者1名は少し前に登って行ったので、追いかけます。f:id:kuromenboo:20190114232815j:image

大日ヶ岳登山口。トレースはしっかりしており、ツボ足で余裕です。
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ほとんど代わり映えのない景色が続きますが、急登もなくトレースに沿ってのんびり登っていきます。
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すぐ横の斜面にあるゲレンデから、音楽やら放送やらがずっと聞こえてきます。個人的には静かに山を感じたいところですが、少し安心感はあります。
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あっという間に一ぷく平。確かに広々とした平地になっており、大勢できてものんびり休憩できそうです。
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ここから少し冷え込む空間があり、雪の上に氷の結晶が積もっていました。キラキラしていて綺麗です。
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代わり映えのない登山道なので、面白いものがないかなーと探しながら行けば何かしらあるものです。雪を息で飛ばして遊びます。
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遠くに白山が見えてきました。
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また少し景色が変わり、白いものが宙に浮いているかのような光景。雪はいろんな形で楽しませてくれます。
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先行者を抜き、先頭に立ちました。踏み跡はないですが登山道はわかります。沈み込みは30cmぐらいなので、ツボ足で突き進みます。
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またまた雪の結晶で遊びます。雪が舞う、個人的に好きな写真です。
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結構登ってきました。天気が良く、遠く北アルプスまで見えます。樹林帯を抜けましたが風もなくポカポカ陽気です。
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普段は風が強いためか、トレースは消えています。このこんもりが小ピークです。
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小ピーク→山頂

08:50小ピーク

やっと大日ヶ岳が見えてきました。まだ遠いと思うのかもう少しと思うのか。わたしの場合はもう目の前やん!という心境です。
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ここで膝ぐらいまで埋まってきたので、ワカンを装着します。
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いい感じです!ツボ足と比べてどれぐらい埋まるのかは、雪質で大きく左右される印象ですが、この日の、ある程度締まった雪であれば、沈む量はツボ足の半分ぐらいです。
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さくさくと登りますよー。
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大日ヶ岳山頂

10:50山頂

平和な登山をありがとうございます。ゲレンデ側からきたスキーヤー(登山者?)たちが5人ほどいました。
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ちょっと進んだところにいい感じの縦走路があったので、自撮りで遊びます。
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白山がとても美しい。
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山頂のんびりと景色を堪能します。
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御嶽山。さすがに富士山は見えませんでした。物理的に見えるかはわかりませんが。
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大日ヶ岳山頂→駐車場

11:35下山開始。
トレースがあるのでワカンを外し、サクサクと飛びながら下山します。下山の時は新雪に突っ込みながら下るのが好きで、ワカンがあるとテンポが崩れちゃうので、脱いじゃいました。f:id:kuromenboo:20190114232842j:image

4組ほどすれ違いました。やはり人気のある山なんですね。
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ずっと美しい青空でした。
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13:30駐車場。下る頃には4℃。暑いわけです。
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下山後はいつもの温泉、美人の湯しろとり。ヌルヌルがとても気持ちよく、疲れを癒せます。温泉も広くサウナもありオススメです。
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初めての美濃の山、大日ヶ岳。危険個所もなく緩やかな斜面を登るので、特にしんどいポイントもありません。のんびりスノーシューハイキングにはちょうど良いかもしれませんね。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7IIの寒冷地性能は貧弱ですが、今日の気温では問題なく使えました。kuromenboo.hatenablog.com 

この画角が便利すぎる。SEL24105F4

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っていますが、今回はミドルレイヤーポジションでした。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

使用したワカン。フレームが曲がったものもありますが、裏返してアイゼンを装着できるフラットタイプがいいと判断し購入しましたが正解でした。