もう冬支度の能郷白山へ。丁寧に手入れされた山で、大事にされてる山だなと感じました。登り出しからずっと見える、水墨画のような山々の重なりは素晴らしいです。
日程:2018年11月12日
獲得標高:637m
歩行距離:5km
登山時間:3時間
出会った自然の造形美
登り出しから見える山々の重なり。個人的な主観ですが、ここまで山が重なる景色は珍しいです。
山頂付近一枚。風がなかった為か、ポカポカ陽気で景色も良く、最高の日向ぼっこスポットです。
臥龍(がりゅう)。ダケカンバに名が与えられ、龍のように地面を這う木。面白い景色です。
登山計画
ルート
福井側からアクセスし、マイカーを温見峠に駐車しました。道路の端に駐車スペースがあるので、10台ほどは止めれそうです。
岐阜側からのアクセス:今年は、災害により2018/9/14より通行止めだったようです。
http://douro.pref.gifu.lg.jp/Road_Maintenance/kisei.asp
福井側からのアクセス:2018/12/7から冬季通行止めのようです。
http://bousai-portal.pref.fukui.lg.jp/public/roadinfo.php?user_id=53
06:50温見峠→08:20山頂→のんびりタイム→08:40下山開始→09:50温見峠
登山時間:3時間(標準コースタイム3時間30分)
装備
- 服装上(半袖)
- 服装下(長ズボン)
- 足下(3シーズン靴)
- 帽子
- カメラ(α7II、SEL1635F4)
- 三脚
- 防寒着上下(全く不要でした)
- ドリンク1.2L(0.6L使用)
登山
温見峠→能郷白山山頂
06:50温見峠発予報では午後から雨だったので、曇りを予想していましたが、駐車場に着いたら太陽が見えて晴れ!運が良かったです。
雲も少なく登山日和と言って良いでしょう。
登山口に看板と登山届け箱があります。始めは稜線まで一気に登るようですね。
ここから能郷白山へ登山開始です。
適度な傾斜の登山道をノリノリで進んで行きます。天気がいいためか暖かく、登り出しから半袖に長ズボンスタイルです。
登っている間中、左側から太陽が戯れてきて眩しいです。
この看板まできたら登りはほとんど終わりです。お疲れ様でした。あとは平坦な道で気持ちのいい稜線が待ってます。
登り出しから見えていたのですが、山々の重なりが非常に美しいのです。幾重にも重なる景色は珍しく素晴らしい。
気持ちのいい稜線歩きです。
温見断層の破砕帯の溝?踏み跡のように見える溝は大地が動いた証のようです。
臥龍(がりゅう)ダケカンバ!名が与えられただけはあり、龍が地を這うような景色ですが、太陽があたっていなくてコントラスト弱めなので帰りに写真撮ります。
山頂は目の前です。熊笹の高さが高くて、周りの景色は見えるような見えないような感じです。
山頂でのんびり撮影
08:20山頂到着
山頂!眺望は悪くはないですが、いまいちなのでこの先にある広場に向かいます。
山頂から5分もかからない位置に広場があります。ここからの眺望は最高で、ランチ場所に最適ですね。このあたりで三脚構えてのんびり撮影しました。
太陽に手を掲げてジャンプ。
座って荷物も持って、いい感じですよ。
登山道が切れ落ちて見えるこの場所が1番のお気に入りです。山の名前はわかりませんが、全てがいい景色を構成してくれています。
山頂→温見峠
08:40下山開始
ダケカンバ臥龍ゾーンに来ました。地を這う龍のように見えたのですが、写真ではイマイチですかね。精進します。
行きは気づきませんでした。コロンブスピーク。その心は?
登りは危険度は低かったですが、傾斜があり滑りやすい地面なので、下りは少し危険です。滑らないように慎重に下ります。
紅葉の生き残り発見!もう虫の息です。
こういう景色も好きです。木が避けてくれているような道です。
09:50下山完了
駐車場はこのような場所で、広い路肩スペースに停めるような仕組みです。
標準コースタイムでも往復3時間半なので、のんびりと登山を楽しむには丁度良い山なのではないでしょうか?特に山々の重なりの景色は素晴らしいのでぜひ訪れてもらいたいです。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIの寒冷地性能は貧弱ですが、今日の気温では問題なく使えました。kuromenboo.hatenablog.com
逆光耐性が強い、SEL1635F4。