遡ること去年の7月、妻と一緒に白山に登り、その後すぐ子宝に恵まれました。白山の神様に本当に感謝です。
無事に元気な赤ちゃんが生まれたので、「ありがとう」を伝えに登ってきました。
場所:石川県
日程:2020年6月18日(木曜日)平日
獲得標高:1662m
歩行距離:14.6km
駐車場:別当出合。2020年は4/17に通行止めが解除されましたが、コロナ問題のため駐車場は開放されず、白山は自粛モードでした。(登ってる人いたけどね)
その後、緊急事態宣言が解除され、落ち着いてきて、6/1にやっと開放されました!
出会った造形美
キヌガサソウ。さすが花の百名山の白山。至る所にお花が咲いています。
ホクリクサンショウオウ。水たまりがあるとじっくり見てみて下さい。卵→おたまじゃくしみたいな子供→成体が季節により楽しめます。
翠ヶ池。曇っていてもわかる青さ。
大汝峰側から見る剣ヶ峰と御前峰。縦走感あるけど実際はそうでもない。笑
登山計画
ルート
05:50別当出合→08:35室堂→09:15御前峰→10:15大汝峰→12:30別当出合
登山時間:登り4時間25分(CT5時間35分)0.8、下り2時間15分(CT3時間50分)0.6
装備
- 服装上(インナー、半袖)
- 服装下(機能タイツ、半ズボン)
- 足元(3シーズン靴)
- レインウェア上下(上のみ山頂付近で使用)
- カメラ(α7II、登りSEL55F18、下りSEL1635F4)
- ドリンク(ハイドレーション2.0L)1.7L使用
- 予備水0.7L(使用せず)
- 手袋(インナー)
- 緊急用(ツェルト、防寒着上)使用せず
- 小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
- 食事(行動食)
- 冬装備(アイゼン)使用せず
登山
え!?今日曇りじゃないの!?めっちゃ爆焼け!登山口に向かう途中に、車を止めて思わずパシャリ。くそー、夜間登山攻めるべきだったかと後悔。
別当出合→御前峰
05:50別当出合駐車場。平日で、曇りのち雨の予報なので車の数は少ないです。
鳥居をくぐって、白山の領域へ!
観光新道行こうかと思ったけど、結局選んでしまう砂防新道。吊り橋を渡りたくなってしまう病気なんだと思う。
緑が良い。
左のエンレイソウと目があった。右はツクバネソウ。花が散った後かと思ったけど、こういう花みたいです。
ニリンソウ。日が当たると花開きますが、開く前の垂れてる状態も可愛くて好き。
左はキヌガサソウ。お花が大きく、おっと目が止まります。右はサンカヨウ。水に濡れると透けて透明になるお花です。
天気予報では16:00から雨。曇りきっててガスで何も見えないかとも思ったけど、薄ら太陽がいらっしゃる。ラッキー。
池にはホクリクサンショウオウ。卵→卵の中に幼体→おたまじゃくしみたいな子供→成体と、毎回違った姿が見れて面白いから、座ってじっくり見ちゃう。
黒ボコ岩に至る道で、3箇所ほどトラバースあり。滑ると危険!軽アイゼンはあってもいいと思いますが、私はなしで通過。
延命水飲んで寿命延ばしとこう。秋ぐらいになると枯れちゃっうことが多いけど、この時期はコンコンと湧いてます。
あんな小屋あったっけ?何だろう?
黒ボコ岩。危なくないし、上に立って登ってきた道を見て欲しい。
弥陀ヶ原。もう雪もなく、夏山モード。ここまでくれば御前峰が見えます。まだガスってない!
08:35室堂。室堂は7/1から営業開始です。営業準備の食料がてんこ盛り。つい通過しちゃったけど、入ったらダメだったかも。。
山頂へ!
上層と下層の間の雲海だー。別山は雲の中。気温は13度ぐらいですが、風が出てきて寒くなってきました。
09:15御前峰。子宝をありがとう。元気生まれたことに感謝。想像より景色がよくて、遠くの山まで青く綺麗に見えます。貸切最高。
剣ヶ峰と大汝峰。でかい。
山頂にある少し大きな岩。その上から見る景色は全てが見えるようで好き。
ここから2018/8/14に見たご来光は一生忘れない景色。
室堂と別山。人がいないので、隠れスポット「転法輪の窟」に行っちゃおうかとも思ったけど、、、(登山道はなく、正規のルートではないので大きな声では言えない場所)
御前峰→大汝峰
大汝峰に向かうことにしました。
お鉢巡りを楽しみます。
翠ヶ池。曇っててもわかる水の青さ、綺麗さ。
10:15大汝峰。ここでも感謝。
ここからだと、白山の象徴である翠ヶ池、剣ヶ峰、御前峰が一望できて良いですよ。
大汝峰から北方向を見る。高いところに来ました。
大汝峰→別当出合
室堂に戻ります。縦走感のある道でカッコ良い!
千蛇ヶ池。泰澄が悪さをしていた蛇を万年雪で閉じ込めた池だとか。余裕で埋まってます。
危なくない雪渓をルンルンと歩き、室堂へ。
室堂に着く頃には山頂がガスってる!いい景色に間に合ってよかった。
さくっと下山します!
12:30別当出合。白山ありがとう。
下山後
下山後は、白峰温泉街の「みのすけ」で昼ごはん。イワナの甘露煮は珍しく、頭まで柔らかく食べれてびっくり。味は普通だった。
その後白峰温泉へ。ヌルヌルで気持ち良くて疲れが癒される気がして好き。コロナのバカヤロウのせいでサウナ営業してなくて、楽しみを取られた。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒、一心同体。kuromenboo.hatenablog.com
SEL55F18の単焦点は、写りはいいんだけど、あまり寄れなくてお花に接近して撮れない。登山向けではない気はするが、人を撮るならいい一本。
SEL1635F4。広角レンズは自分の見える範囲全てが写せて、登山の景色の広さを簡単に伝えられる素晴らしい一本。
登山装備
機能タイツCW-Xのジェネレータ。いいかと言われると良くわからんが、久々の登山でも次の日に筋肉痛にあまりならなかったのはこのおかげ?
プラティパスのハドレーション。登山では欠かせない相棒。洗うのと乾かすのだけが困り物。もう2年ぐらい使用していて、ホース内部にカビがあるかもしれないけど、まだ使える。
過去記事
白山別山テント泊縦走。やっぱり泊まりが1番ですね。
去年のGW残雪期、夜間登山はしんどいけど、ご来光の景色は偉大だ。
白山から見えるでかい山、別山。厳冬期に行ってやったぜ。
白山の隠しスポット転法輪の窟。白山を開山した泰澄が祈願した場所。環境保全が厳しくなってきた今は、コンプライアンス的によろしくはないかもしれない。