厳冬期でも多くの人で賑わう取立山。夏とは違うショートカットコースを進めるのは楽しく、山頂から見る白山は美しく、良い山です。山頂からはさらに先まで縦走できるので、次回は縦走を楽しもうと思います。
日程:2019年2月18日(月)平日
獲得標高:715m
歩行距離:7.3km
登山時間:2時間50分
地図:詳細はYAMAPリンクをどうぞ(https://yamap.com/activities/3143648)
駐車場:冬は雪のために登山口まで行けないので、道路横の駐車スペース(20台ぐらい駐車可能)に停めます。
登山計画
ルート
06:30駐車場→08:30取立山山頂→1時間撮影→09:30下山→10:20駐車場
登山時間:2時間50分(コースタイム3時間10分)0.9
装備
- 服装上(インナー、長袖、ソフトシェル)
- 服装下(インナー、厚手防風ズボン)
- 足元(冬靴、ゲーター、アイゼン、ワカン)ワカン使用せず
- カメラ(α7II、SEL24105)
- 三脚
- ドリンク(サーモス0.75Lアクエリ、予備ペットボトル0.5Lアクエリ)
- 手袋(インナー)
- 冬帽子
- 緊急用(ツェルト、防寒着上下、冬用手袋、ハードシェル上下)使用せず
- 小物(ヘッドライト、救急セット、タオル)使用せず
登山
駐車場→取立山山頂
06:30駐車場発。私を入れてもう一台いました。
数日間雪が降っていないので、ガッツリトレースのついた登山道を登っていきます。
冬限定のショートカットコースがたくさんあり、迷路みたいで楽しいです。他の人のトレースを辿って行きます。
トレースは適度に固まっており滑りそうなので、アイゼンを装着しました。ツボ足でも行けなくはないですし、軽アイゼンで十分だと思います。
今年は雪が少ないようで、少しヤブヤブですがさくさく進めます。
あっという間に登山口まで到着しました。1ヶ月前の降雪直後はここまで1時間半かかりましたが、今回は50分でした。
天気が良いのは最高です。
遠くの山に、生き物のような光があたり移動しています。
夏道もトレースはついていますが、積極的にショートカットコースを進みます。ヒップソリを使ったようでただの急な坂道です。適度な傾斜なので、ヒップソリを使いたくなる気持ちはわかりまくります。
山頂が見えてきました。いい感じの大雪原です。
この雪庇ゾーンを抜ければ山頂です。雪庇は怖そうに見えますが、横は落ちれば終わりな崖ではないので、安心して通過できます。
取立山山頂、のんびり撮影
08:30山頂到着。ここから1時間ほど撮影タイムです。今回は新しく購入したレンズSEL24105を試すためにきたのです!105mmの画角は新鮮で楽しかったです。
24mmで撮ると見たままのこの景色でも、
105mmで撮影すれば圧縮効果が得られて、白山が目の前のようです。この2枚は同じ位置で撮影していますがこれだけ違うのです。楽しい!
のんびり撮影している間に、山頂で出会ったお兄さんははるか遠くまで進んでいきました。大長山まで縦走できるようなので、次回はぜひ行こうと思います。
わざわざ持ってきた三脚と、携帯でのリモート撮影を駆使して自撮りします。望遠側楽しい!
のんびりしている間に白山の雲もとれてきてきました。もう少し待てば全貌が見えそうですが、そろそろ帰ります。
取立山山頂→駐車場
09:30下山開始。真っ白な地面の先にある街。まるで別世界です。
わかりにくいですが、下山はノートレースの急斜面をズボズボとショートカットしまくります。いやー楽しい。
8人ほどすれ違いました。平日でも多くの人が登る良い山ですね。
10:20駐車場到着。こんなにも車が!今日は月曜日で平日なんだけどなー。
トレースがあればサクッと登れる良い山ですが、降雪直後のノートレースでは撤退したこともあるので、雪山は難しいです。まぁそれもまた雪山の醍醐味ですよね。
今回の山行で活躍した道具
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIのバッテリーは貧弱でも、何とか撮影は続けられます。今回は暖かったのでバッテリー問題なしでした。
この画角が便利すぎる。SEL24105F4
登山装備
値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。
さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。
アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。