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自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

冬の西穂高岳〜残雪期の雪山登山〜(2019年4月)

憧れていた冬の西穂高岳。残雪期の心地よい天気を狙って行ってきました。

場所:長野県松本市北アルプス

日程:2019年4月13日(土曜日)

獲得標高:857m

歩行距離:7.5km

地図:f:id:kuromenboo:20200714211804j:plain

駐車場:市営新穂高第3駐車場(P5)

冬季の登山者用駐車場はここのみです。4月下旬まで第2ロープウェイ側の道路は通行止めのようです。www.okuhida.or.jp

登山計画

ルート

(08:30新穂高ロープウェイ乗場)→09:00ロープウェイ西穂高口→09:40西穂高山荘→10:40独標→11:50西穂高岳→13:00独標→14:10西穂高岳山荘→14:40ロープウェイ西穂高口→(15:15新穂高ロープウェイ乗場)

登山時間:5時間40分(7時間30分)0.76

料金

新穂高ロープウェイ

  • 往復2900円(モンベルカードかJAFカードで300円割引)
  • 荷物往復600円(6kg以上は必要)

合計3200円

装備

  • 服装上(インナー、長袖)
  • 服装下(インナー、厚手防風ズボン)
  • 足元(冬靴、ゲーター)
  • カメラ(α7II、SEL24105)
  • ドリンク(ハイドレーション2.0L)1.5L使用
  • 手袋(インナー)
  • 緊急用(ツェルト、防寒着上下、冬用手袋)未使用
  • 小物(ヘッドライト、救急セット、タオル、バラクラバ
  • 食事(行動食)
  • 冬岩場(ピッケル、ヘルメット、アイゼン)

出会った自然の造形美

下界から見る雪山。めっちゃカッコ良い!山が近い!f:id:kuromenboo:20200714212533j:plain

西穂高岳独標。西穂高岳までの日帰りは時間的に難しいので、ここまで来る人は大勢いました。景色最高だなーおい。f:id:kuromenboo:20200714212540j:plain

上高地、左に霞沢岳、右に乗鞍岳。それらを上から見下ろすこの場所の良さよ。f:id:kuromenboo:20200714212938j:plain

登山

駐車場→ロープウェイ西穂高

06:50 P5駐車場到着。土曜日で高気圧が入って晴れなので、大勢の人で溢れると思い、始発ロープウェイに乗るべく早めに到着しました。すでに5組ほどの人たちが準備していました。駐車場から道路下の道を10分くらい進めばロープウェイ駅です。f:id:kuromenboo:20190415001817j:image

新穂高センターと後ろの笠ヶ岳コントラストが美しすぎる。この時点でテンションが上がります。山が近い!
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07:00に到着し、この時点では5番目でした。開門は08:10!1時間待ちです。あわよくば早く開門しないかなーと待ちましたが、開門は08:05とほぼ定刻通りでした。良かったこととして、この待つ場所の地面が温泉の地熱なのか暖かいのです。
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07:30の時点ではこの人数。f:id:kuromenboo:20190416150810j:image

08:00にはこれだけの人が並んでいます。どこまでが始発に乗れたかはよくわかりません。
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チケット売店は2階です。(1階に自動券売機がありますが、割引適用は2階のみです)ここで重量計測して、6kg以上の場合は搭乗券と荷物券を合わせて買います。モンベルカードの提示で300円引きです。
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08:20には多くの人で溢れていました。登山者だけでなく観光客も増え、始発で乗るなら08:00には来ないと無理そうです。
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第1ロープウェイから第2ロープウェイに乗り換えて、さくっと上まできました。第2ロープウェイの方が大きいので、乗り換えは急がずとも乗れるため、乗り換えの時にトイレ行けます。08:55ロープウェイ西穂高口到着。霞沢岳が美しい。どこ見ても美しいですが、早く登って登山者しか見れない場所からこの景色を拝みます。
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ロープウェイ西穂高口→西穂山荘

09:00ロープウェイ出発。アイゼンはあった方が登りやすい場所はありましたが、なしでも全く問題ありませんでした。
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時折くる太陽が最高に眩しいです。
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樹林帯はほとんど見応えのある景色はありませんが、たまに開けて、白山も美しく見えます。
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09:40西穂山荘到着。ここで、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備します。ここでのテント泊が羨まし過ぎる。
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西穂山荘→西穂独標

ここまで来ると360度美しい景色が広がっています。後ろを見ると、焼岳と乗鞍岳
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まずは独標に向かって登ります。すでに多くの人が登っています。
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もう冬も終わり、霧氷も溶けてきています。
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最初は広々とした滑落の心配もない道を登ります。地味に傾斜があってしんどい。
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広々した道の途中に丸山。
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笠ヶ岳はずっと見えており、登りたくなる美しさ。今度日帰りアタックしようかな。
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真ん中の岩場が独標です。だんだんと近づいてきました。風もなく快適すぎて暑いです。
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心地よい天気と、最高の景色の中、のんびりと登っていきます。
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後ろを見ると、霞沢岳と上高地。夏になると人で溢れる場所もこの時期はとても静かな雰囲気です。
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独標の難所が近づいてきました。
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最後の登り。ここはピッケルも使ってちゃんと三点支持必須です。
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10:40独標到着。
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西穂独標→西穂高岳

西穂高岳を目指します。ここから先は危険な岩場が続く道です。ピークがいっぱいあって何が何やらよくわかりませんがピラミッドピークは綺麗な三角でわかりやすいです。
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右側を見ると奥穂高と前穂高。どこ見ても美しい景色です。
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三角きました。真ん中の白い山が西穂高岳です。小さく人が見えます。
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平和な道になりました。思ったより急で、はぁはぁ言いながら登っています。
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山頂はもうすぐです!
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トラバースはそこまで傾斜はありませんが、滑落すると下まで滑り落ちるかもしません。
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もう目の前!
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ピッケル使ってしっかり三点支持して登ります。
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11:45西穂高岳到着。誰もいない山頂で360度の大展望を楽しみます。
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正面には奥穂高と前穂高。ここから先はトレースはありませんでした。
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右を見ると富士山がうっすらと見えます。はるか遠くの山が見えるとは、やはりでかいです。
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左を見ると奥穂高の先に小さく槍さん。縦走の夢は広がります。
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後ろを向くと、霞沢岳、上高地、さらに奥に乗鞍岳。高いところに登ってきました。
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西穂高岳→西穂独標

12:10そろそろ下山します。登山は下の方が危ないので気合い入れて慎重に行きます。
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西穂高岳の少し下のここが1番やらしかった。掴むところがないので、前爪とピッケルで三点支持です。
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西穂高岳を振り返ると、みんなとても慎重に下っています。それにしても空が青い。特に画像はいじっておらず肉眼でもこんな感じです。
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この尾根沿いを下ります。人が小さく、山のスケール感の凄さがわかります。
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こう見ると危なそうに見えますね。
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前穂高岳が見えてきました。大勢の人で賑わっています。奥の乗鞍岳の大きいこと。
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13:05前穂高岳からの下りは渋滞していました。f:id:kuromenboo:20190417230256j:image

この状況で下ったら、自分の上の人が落ちると自分も危険な状態になりかねません。諦めて落ち着くのを待つことにして、景色を楽しみます。
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西穂高岳を振り返ります。雪山は美しいね。
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軽量化のために三脚を置いてきてしまいました。直置きしてどうにか自撮ります。笠ヶ岳と私。
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たまには相棒の写真も撮ってあげましょう。今日もエラーを吐かずに頑張ってくれました。寒さのために、西穂高岳山頂でバッテリーは切れましたが。(ポケットで暖めていた予備バッテリーに交換後は問題なしです)
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西穂独標→西穂山荘

13:25 結局20分待って落ち着いたので、下山します。焼岳と乗鞍岳。同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
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前穂高岳直下の下りが終われば、のんびり登山道です。ワイワイしながら下る人たちが大勢います。
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右を見ると笠ヶ岳
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何と、ここからパラグライダーをするというcrazyな方がいらっしゃいました。そういうの良いよね!どこか広い河原に着地するとのことです。
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西穂山荘→駐車場

14:10あっという間に西穂山荘に到着です。今日泊まる人は、素晴らしい夕焼けと星空間違いなしでしょう。
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まだまだ多くの人が登って行っていました。
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もう寒波も来ることないかな?
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14:40ロープウェイ駅に戻ってきました。西穂くんは元は雪だるま?今は溶けてピラミッド状態でした。
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ロープウェイの展望台から見る景色は十分に綺麗です。霞沢岳。
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笠ヶ岳。ロープウェイはこの山に向かって落ちていきます。
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14:45ロープウェイ乗り場はすごい人です。ロープウェイの運行時間は決まってないような感じで、来たら次乗せていたと思われます。1回分待ちました。
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ロープウェイ乗換えではダッシュ。そのおかげかすぐに次のロープウェイに乗れました。15:20ロープウェイ乗り場到着。
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15:30駐車場到着。良い登山でした。
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冬に行きたいと思っていた西穂高岳。もう残雪期のような暖かさでしたが、風もなく気持ちの良い山を楽しむことができました。次は、厳冬期の過酷な山にも登ってみたいものです。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7IIの寒冷地性能は貧弱でも、残雪期なら問題なし。

kuromenboo.hatenablog.com 

この画角が便利すぎる。SEL24105F4

登山装備

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。