この時、沢2回めの筆者(初心者)でも行ける沢、藤川谷へ!
難しい滝には巻道がありますし、適度に楽しく登れる滝が多くあり、とても楽しめました。下山は登山道なので安心です。ただし、沢は分岐があるため、間違えないよう注意が必要です。
レベル:沢1級(初心者向け)
オススメ度:★★★☆☆(初心者としてはあり)
場所:滋賀県
日程:2017年6月17日(土)
人数:1人
所要時間:4時間40分
心に残る自然との対峙
滑落しても安心な斜爆。それなりに大きいため登り甲斐があり楽しい。
沢の最後にある白い壁。不思議な空間です。
登山道にある岩屋は、コウモリさんの住まいでした。
計画
ルート
06:50駐車地、即入渓→10:00終了、すぐ登山道→10:40岩屋→11:30駐車地
登山時間:4時間40分
駐車場
藤川橋のすぐそば道路脇のスペースに駐車しました。
装備
- 服装上(インナー、半袖)
- 服装下(インナー、半ズボン)
- 足元(サワーシューズ)
- 防水カメラ
- ヘルメット
- ドリンク
- 緊急用(タオル、緊急セット)使用せず
上記のみで、沢用ハーネス等はなし。使う場所もありません。
沢登り
06:50駐車地発。駐車地のすぐ横、藤川橋の下から入渓です。
早速沢歩きスタートです。
すぐに堰堤があるので、この写真の左側から巻きます。
踏み跡もあり、安全に巻けました。
適度な大きさの斜爆がいくつか出てきます。滑落したとしてもウォータースライダーなので安心です。
接近すると迫力があります。ど真ん中は突っ切れず、滝の横から登りました。
小さいのはど真ん中からシャワー!
木が埋没したばかりの空間。根から滴り落ちる水や、葉が付いたまま水没しているのは面白いです。
4m滝。泳いで取り付きましたが断念。左から高巻きします。
高巻き中、踏み跡があり、難しくはないです。
4m滝の奥にこの谷最大の10m滝がありました。道を探しましたが、懸垂下降しないと降りれないので、スルーしてこの滝の奥から沢に戻ります。
また斜爆が出てきました。
これぐらいのサイズ感がちょうど良く、シャワークライミングを楽しめます。
水の中はおたまじゃくしがいたり、良い光が入ったりと水中カメラは楽しいですね。
適度に濡れながら平和に進みます。
水が少なくなってきますが、まだ少しだけ続きます。
少ない水を浴びながら直登!階段上で簡単な滝たちです。
サクサクと進み、
えぐれた壁の場所まで来たらもう終わり。滑らかにえぐれていて、面白いです。
不思議な空間。
10:00水が途切れてきて、遡行終了です。藪漕ぎなく、すぐに登山道に出れました。
サクッと日本コバの山頂到着。良い天気。
ここで登山靴に履き替えます。モンベルのサワーシューズ。
10:40登山道の途中にある岩屋です。少し中に入るので見逃しがちなので、注意。
中には、大勢のコウモリが住んでました。
フラッシュゴメン!
気持ち良い天気の中、サクッと下山します。1時間ぐらいで駐車地です。
途中にお花も愛でながら。ユキノシタ。
11:30駐車地到着。平和な沢登りの後、下山も楽なので初心者にちょうどよい沢でした。
活躍した沢登り道具
沢登り装備は色々試してきて、自分に合った装備がわかってきました。 kuromenboo.hatenablog.com
今回は通常の登山リュックを代用していますが、後日この防水リュックを購入して使っています。完全防水で水は入ってきませんし、重量が軽いので、沢登り以外にも使い勝手がよく日帰り登山ではよく使ってます。
今回の沢靴はサワーシューズでしたが、ラバーソールのサワタビの方がオススメです。ただ、安いのは良かったですが、ソールが薄いので長時間歩くと足裏が痛くなります。
今回はハーネスしていませんが、沢用ではなく、ロッククライミング用がオススメです。強度も高く、カラビナをかける場所も最適化されてるし、重さは気になりません。
今回は不要でしたが、ロープで確保しながら登るとき用のマイクロトラクション。滑りが抜群に良く、小さいので買って良かった一つです。ロープに固定し、登る側には動くが、落ちる側では止まり、安全を確保できます。
沢で使っている防水カメラはこれです。大きな不満はなく、マクロ撮影もできて便利です。
カメラの水滴対策はガラコがオススメです。
今回は、運動のピッタリタイツ上下でしたが、沢でのインナーはアクティブスキン上下がオススメです。雪山でも使えますし、沢登りでは、インナーとして使えば、肌部分の乾きをキープしてくれます。これ単体で使うとあまり効果の実感はありません。
沢登り関係ないですが、オススメのカメラバッグです。
沢登りまとめ記事
これまで登ってきた沢登りのまとめです。5段階でオススメ度を評価しています。
kuromenboo.hatenablog.com
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登山記事
心が震えた登山のまとめ記事です。