山で知り合った仲間達と伯耆大山へ。登り出しは雪、ご来光は見れないかも?それは登ってみないとわからない。一歩一歩登るも、山頂付近は爆風で、ガスのために視界も効かない。心が折れるかと思ったとその時、急にガスが晴れ、風が止んだ。そして世界が明るくなってくる。ご来光を拝めるのが珍しい大山で仲間達と見た、ただただ美しい絶景。やはり登ってみないとわからない、だからこそ山が好きだ。
場所:鳥取県
日程:2018年2月18日(日)
獲得標高:1008m
歩行距離:7.9km
登山時間:7時間40分
出会った自然の美しさ
伯耆大山の御来光、美しすぎて言葉になりません。
一瞬で色合いは変わりどの瞬間も美しい。
日が登ってからはカッコ良い雰囲気も良い。
YAMAPで知り合った仲間たち。
日程と装備
ルート
03:50駐車場→05:40避難小屋→06:40弥山、2時間10分のんびり→08:50下山開始→11:20駐車場
登山時間:7時間30分(標準コースタイム5時間40分)
駐車場
県営大山第4駐車場。
装備
- 行動着上(インナー、長袖、ソフトシェル、ハードシェル)
- 行動着下(インナー、長ズボン)
- 足元(3シーズン靴、ゲイター、アイゼン)
- 手袋(インナー、アウター)
- カメラ(α7II、SEL55F18、SEL1635F4)最初は単焦点で途中から広角。
- 三脚
- バラクラバ
- サングラス
- ピッケル(使用せず)
- ガスバーナーセット
- 昼ごはん(カップ麺)
- 小物(救急セット、ヘッドライト)
雪山を知らない時期、行動着下は防風性能なしで、足は3シーズン靴。よくこんな装備で登ったものです。寒いのでオススメしません!
登山
03:50チラチラと雪が降る暗い中スタート。
ひたすら登りです。
5合目でパシャリ。
05:40 6合目の避難小屋、ガスは濃くなってきて、ここから爆風です。
ガスの切れ目にわずかに都会の光が見えます。
視界の悪さと爆風の寒さの中、黙々と頑張って登ってますが、心が折れそうです。
と思っていたら、不思議なことに急に静かになり、ガスが晴れ、風が止み、大山が姿を現しました。(この辺りで単焦点レンズを広角レンズに交換しました)
神様のきまぐれでしょうか、早くこの先へ行きましょう。
テンションが上がり飛ばしたため、みんなとかなり距離ができちゃいました。
06:40弥山到着。太陽が登る前に間に合いました。一番乗りです。
気持ちが抑えられず特等席に向かいます。先端にいるのが私です。
あれが大山、剣ヶ峰か。
何と美しい山。大山で御来光を見れるのは珍しいようです。運が良い!
刻々と変わる絶景を必死に撮ってます。
撮る人を撮る人を撮る人。
来ました!太陽おはよう!
仲間達と一緒に。
もうね、美しくて言葉にならないです。いつまでも見てられます。
さすがに寒いので、一旦避難小屋に行きます。
07:20雪に埋まりそうな避難小屋へ。
人が多くレンズが曇るー。ここでカップ麺を食します。
08:00太陽が登るとカッコ良さが際立ちます。
この時は満足してましたが、今思うと剣ヶ峰まで行けばよかったと後悔です。
大山と太陽と私。
08:50 2時間ものんびりしてました。下山します!よく持ち堪えたと思いますが、この辺でα7Ⅱが寒さで電源が落ちました。
バッテリー交換後は数枚取れるので、騙し騙し撮影です。さらば避難小屋。
暗くて見えませんでしたが、ミニスノーモンスターがいました。
下山はサクサクと楽しいですね。
こんなところ登ってたのか。
太陽と風。
それにしても良い天気。
霧氷もしっかり育ってます。
ローアングルから!
撮ってるところを撮られました。
下の方は霧氷の世界で、これはこれで美しい。暖かくなってきたのか、α7Ⅱ復活です。
大山にかかる雲がオーラのようで、良い。
下山は大神山神社の方へ。踊りながら下ってるように撮れました。笑
ここから見る景色も良いですね。
大神山神社。
ガラスに氷のアートが面白い。
11:20駐車場到着。最後にみんなで記念撮影ですが、パイセンの厳しいチェックが入りました。
おつかれ、さまでしたー。
伯耆大山、素晴らしすぎる絶景でした。次は剣ヶ峰まで行きたいと思います。
カメラ装備
カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。
ノースフェイスのカメラバッグ
α7IIは登山の相棒ですが、寒冷地性能が弱く、雪山ではバッテリーがすぐ切れます。3年間使用した後、α7Ⅲに買い替えました。kuromenboo.hatenablog.com
SEL1635F4。逆光耐性が高く、使い勝手の良い広角ズームレンズです。
SEL55F1.8はちょうど良い画角で写りがとても綺麗です。登山開始から明るくなるまでこのレンズを使いました。
登山装備
値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。
アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。
関西から行くおすすめの山行
実際に登った雪山をまとめました。
kuromenboo.hatenablog.com
実際に行った沢登りをまとめました。kuromenboo.hatenablog.com
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