山岳信仰の霊山である御嶽山へ、2歳5ヶ月の娘と2人で行ってきました。
家からは遠く、3時間運転して、ゴンドラ乗ってやっと登山開始ですが、ゴンドラを降りて娘が一言「もう帰る」…登山のスタートはいつも説得から入ります。笑
火山、霊山の雰囲気を濃く感じる山で、独立峰らしい素晴らしい景色、雲海を見ることができました。娘は山頂付近でいっぱい歩いて、砂遊びして、楽しそうにしてくれたので、こっちも嬉しいもんです。
サクッと下山した後、アンパンマンのチーズのぬいぐるみを落としたことに気づきましたが、時すでに遅し!探しに戻る元気はないが、泣き叫ぶ娘…。1週間後になんと、Twitter経由でチーズを落とした私達のことを知り、拾って送って下さる素晴らしい方が…人の温かさを感じました。
場所:長野県
日程:2022年9月25日(日)
獲得標高:1014m
歩行距離:8.2km
登山時間:6時間45分
登山のハイライト
剣ヶ峰からの眺め。良き。
The火山な景色。
多くの人が登っていました。
登山者に混ざって歩く2歳児は違和感です。
砂遊び、石積みと、中々動きません。
いっぱい歩いて、いっぱい遊んだね。
日程と装備
ルート
(07:50駐車場→30分待ってロープウェイ)08:40ロープウェイ駅→09:40女人堂→11:30剣ヶ峰、15分撮影→12:10ニノ池ヒュッテ、ランチ+のんびり→14:00下山開始→15:30ロープウェイ駅
登山時間:6時間45分(標準CT:5時間50分)
駐車場
御岳ロープウェイに駐車。通常は08:30始発ですが、この日は07:00始発。07:40に到着しましたが、まだまだ空いてました。
装備
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行動着上(インナー、半袖)
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行動着下(長ズボン)
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足元(トレランシューズ)
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サングラス
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カメラ(α7Ⅲ、SEL24105F4)
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ミニ三脚
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ドリンク(2.5L)2.0L使用
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行動食(バー、ジェル、タブレット)
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小物(ヘッドライト、救急セット)使用せず
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ウィンドシェル、手袋(使用せず)
子供用準備
ゴツい服は暑いかなとも思いましたが、汗はかいてなかったので丁度良かったかな。
- 子供服装(薄い長袖+ゴツい長袖、薄い長ズボン+ゴツい長ズボン)
- 帽子
- ザック(モンベル、ベビーキャリア)
- おやつ、ジュース0.5L
- オムツ関係(オムツ、ウェットティッシュ、オムツ袋)
- ウィンドシェル、カッパ、手袋(使用せず)
登山
07:50ロープウェイ駅到着。モンベル会員かJAF会員なら2600円が10%OFFの2320円です。この時間が1番混んでいるようで、30分待ちでした。
ゴンドラを楽しんで到着した山頂駅で一言「もう帰る」…え!ゴンドラであんな楽しそうだったのに!笑。登山はいつも説得から始まります。
08:40気を取り直して登山開始。リュックに乗せてしまえばこっちのものです。最近は「大きい温泉に行こう」が説得の常套句です。(登山の後の温泉を何よりも楽しみにしており、登らないと温泉に行けないと思ってるよう)
森の中、よく整備された登山道を進みます。
08:55すぐに休憩ポイントの行場山荘。通過してサクサクと進みます。
登り出して20分ほどでお休みです。いつも始めの1時間ぐらいはねむねむです。
09:40宿泊可能な女人堂。昔はここから先は女人禁制だったようで、霊山の雰囲気が濃く残っています。ここでは多くの方々が休憩していました。
女人堂で宿泊しても、十分に良い景色が拝めそうです。
ここからは、日陰のない領域!娘よイヤでも帽子を装着だ!
振り返ると見える雲海が素晴らしい。
高いところまで来ました、後少しで剣ヶ峰山頂です。
シェルターは良い日陰の休憩場所になっていました。
11:30剣ヶ峰山頂到着!標札の撮影待ちが長い…人気のある山はどこもこうなるのか…
標札の後側に撮影の邪魔にならない空間があったので、そこでパシャリ、寝てます…
独立峰の中では、富士山の次に高い御嶽山。素晴らしい眺めです。ニノ池方向。
一ノ池方向。火山感が半端なく、ここが噴火したのかと思っていたら違う場所でした。
通行止めで行くことはできませんが、南側のピークの手前付近で噴火したようです。
15分ほどのんびりしたので、お昼ご飯を食べにニノ池ヒュッテに向かいます。
ご飯食べる場所があるのは確認してきましたが、ニノ池山荘とヒュッテの2つあるんですね。ニノ池山荘。ホームページにも食事の記載があり、ラーメンやカレーが食べれます。
12:10ニノ池ヒュッテ到着。本格坦々麺が食べれるようですが、既に売り切れ…諦めてカップ麺を頼みました。小上がりを使わせて頂けて、ゆっくりできたので助かりました。
娘は本格的に目覚めて、自由に動き回ります。そっちは宿泊者専用エリアだよー!
小屋を出ると自分で歩く!と元気いっぱい!パパは嬉しいよ!
砂遊びしたり、歩いたり。
登山者に混ざって歩く2歳児の姿が違和感しかなく可愛い。笑
ケルンを見て岩積みし始めました。
記念にパシャリ。
14:00下山開始。思った以上に動こうとせず、かれこれ1時間遊んでいました。五の池小屋まで行こうと思ってましたが、断念して下山開始!
さらば御嶽山。
少し紅葉も始まっています。
下山者の渋滞。どこかでチーズを落としました…
15:30ロープウェイ駅到着。ここでチーズを落としたことに気づくも時すでに遅し…探しに戻る元気もないが、チーズ!アー!と泣き叫ぶ娘…笑。どうにか先に帰ったことにして事なきをえました。
下山後はホテル木曽温泉へ。ゆっくり入れました。専用の館内着か水着着用で混浴露天風呂もあり。中にキッズスペースがあり、中々帰ろうとしない…いいのか悪いのか…笑
1週間後、御嶽山でチーズを発見し、そしてTwitter経由で私がチーズを落としたことを知り、連絡を下さり、何と回収して送って下さる方がいらっしゃいました。とても細やかな配慮をして下さる素晴らしい方で、本当にありがとうございました。娘と一緒に多くの山を登ってきた相棒なので、嬉しい限りです。
今回の山行で活躍した道具
子供登山装備
モンベルのベビーキャリアを使っています。家で試用した時から、乗るのを楽しんでくれて、きゃっきゃ楽しんだ後いつの間にか寝てくれます。ちゃんと固定すれば、横に傾けても子供が落ちる心配はありません。
うちの子は帽子をかぶりたがらないので、サンシェイドで日除けしています。乗り降りの邪魔にならず、いい日除けです。ただ、高さが出るので木に引っかかりやすいので注意が必要です。
カメラバッグとして活躍している「ノースフェイス のカメラバッグ」、フロントバッグとして、子供用ドリンク、おやつなどすぐにアクセスできて便利です。
登山装備
子供と登る場合、増して安全面に気を配った装備が必要になります。夏山ではスキンメッシュが重宝します。汗びえしないのはやはり良い。
何かあった時のお守りツェルト2ロング。テント代わりにもなるので、買っといて損なし。
ファイントラックのナノタオルは、汗を拭くのもよし、頭に巻くのもよし、帰りの温泉でタオル代わりにも使用可能。テント泊で2日使用しても臭くならない、必需品です。
子供撮影機材
子供登山の時は撮影する余裕がないため持って行きませんでしたが、子供撮影や、登山ではα7Ⅲが大活躍しています。登山ではミラーレスで軽量ですし、寒冷地でも十分使用できます。子供撮影時は瞳AFの追尾機能が優秀でピント合いまくりです。
今回のレンズはSEL24105F4です。
子供撮影は単焦点が良く、いつもはSEL35F18を使っています。
子供と登った山
子供と登った山の記録です。適度な距離で、何かあっても良いように人が多い場所を選択しています。
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子供登山記事ではないですが、これまでの登山の記録です。