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自然と遊ぶ

登山の楽しさ、美しさを伝えたい。登山、写真。

冬の雪山登山のオススメ〜関西(奈良、三重、滋賀、兵庫)〜

2016年から雪山登山を本格的に始め、今に至るまでのめり込んできました。

雪山は、凛と冷え、生物の気配はなく、色のない真っ白な世界で、時には過酷な環境だからこそ、山の恐ろしくも美しい部分を見ることができて、とにかくめちゃくちゃ良い!

シェイクスピア氷柱群:上級者向け(2022年に正式に立入禁止)】f:id:kuromenboo:20210104224908j:image

雪山登山と言っても、残雪期や厳冬期で環境が大きく変わりますが、この記事では、厳冬期(主に12月〜2月)でも登れて、私が実際に登った山をまとめています。

高見山:初級者向け】f:id:kuromenboo:20210104220902j:plain

2020年12月時点の私の拠点は、石川県ですが、2016年〜2018年は大阪府が拠点でしたので、その時に登った関西地方(奈良、三重、滋賀兵庫)をメインに、大阪府から車で日帰りで行ける場所を主に記載します。

厳冬期の雪山登山は、非常に危険です。積雪量により難易度は大きく変わり、天候の変化も早く、雪崩のリスクも伴います。自分の力量と山の難易度を見極めて、楽しく登りましょう。

伊吹山:中級者向け】f:id:kuromenboo:20210104220928j:plain

※難易度は、危険度、体力度、ルートの明確さ、登山者数から個人的に判断しており、あくまで目安です。自分自身が登れるかは、詳細記事を読んで判断して下さい。

※山の場所は複数の県にまたがっていることが多いので、登山口を代表県にしています。

奈良県の山

琵琶の滝、巨大氷瀑(勝負塚山)★★★★★

登山した日:2018年2月

難易度:上級者向け(接近する場合)

登山者数:ほぼいない

オススメ度:★★★★★

大寒波が来た時しか氷瀑化しない琵琶の滝。通常は、高見台から眺めるだけの大滝だが、近年稀に見る大寒波で氷瀑化し、中腹に立つことができた。足元を滝が流れる感覚は忘れられない。f:id:kuromenboo:20210314132158j:plain

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黒滝、翼の氷瀑明神岳)★★★★★

登山した日:2018年2月

難易度:中級者向け(道が不明瞭)

登山者数:ほぼいない(2023年時点ですが、有名になりすぎて人が多く入るらしい)

オススメ度:★★★★★

登山者は入ることはない場所にひっそりと鎮座する、翼の氷瀑、黒滝。大寒波により姿を表し、翼を広げたように見えるその姿は、とても美しい。f:id:kuromenboo:20210104220852j:plain

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シェイクスピア氷柱群(大普賢岳)★★★★★

登山した日:2018年2月、2017年1月

難易度:中級者向け

登山者数:多い(登山マナーの問題から、2022年に正式に立入禁止になったようです)

オススメ度:★★★★★

シェイクスピア氷柱群と名の付く氷瀑たち。劇場の幕開けのようなその姿、また周囲に並ぶ氷瀑の壮大さ、そしてその上部にはアイスクライミングでしか到達できな場所に鎮座する閻魔大王と名の付く氷瀑。誰だよカッコよい名前つけた奴。素晴らしい名前じゃないか。f:id:kuromenboo:20210104224908j:image

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普賢岳★★★★★

登山した日:2018年1月、2017年12月、2017年3月

難易度:中級者向け

登山者数:普通

オススメ度:★★★★★

巌窟で見れる氷筍、適度なパウダーラッセル、山頂からの大展望、良い山です。f:id:kuromenboo:20210104220940j:plain

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八経ヶ岳★★★★☆

登山した日:2018年1月

難易度:上級者向け

登山者数:ほぼいない

オススメ度:★★★★☆

冬に日帰りで到達できる距離ではないからこそ、雪山のひっそりとした自然そのものを味わえる山。凍てつく寒さの中、全てが白くなった世界は美しい。f:id:kuromenboo:20210104220923j:plain

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三峰山★★★★★

登山した日:2018年1月、2016年12月

難易度:初級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★★★

霧氷と、下界の緑の対比が美しい。初心者が多く入る山なので安心して登れるのも良い。f:id:kuromenboo:20210104220910j:plain

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稲村ヶ岳★★★★☆

登山した日:2017年12月

難易度:中級者向け

登山者数:普通

オススメ度:★★★★☆

展望台からの景色は最高。登山道を少し外れた場所にある宝剣を探すのも楽しい。f:id:kuromenboo:20210104220940j:plain

明神平★★★★★

登山した日:2017年12月

難易度:初級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★★★

私はガスっており最高の景色は見れなかったが、明神平から見る青空、霧氷のコラボはとても美しいことだろう。f:id:kuromenboo:20210104220837j:plain

弥山★★★★☆

登山した日:2017年3月

難易度:中級者向け

登山者数:少ない

オススメ度:★★★★☆

距離があるためやや難易度は高いが、静かな雪山を楽しめる。f:id:kuromenboo:20210104220949j:plain

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高見山★★★★★

登山した日:2016年12月

難易度:初級者向け

登山者数:とても多い

オススメ度:★★★★★

こんな手軽に美しい霧氷が見られるなんて。登山者数は多すぎるほどなので、早めに登りたい所。f:id:kuromenboo:20210104220902j:plain

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三重県の山

風折滝、氷瀑(池小屋山)★★★★★

登山した日:2019年2月

難易度:中級者向け

登山者数:少ない

オススメ度:★★★★★

登山道に雪はなく、本当にこんな場所に氷瀑があるのかと思う場所に、急に現れる風折滝。その存在感に圧倒される。f:id:kuromenboo:20210104220845j:plain

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御在所岳★★★☆☆

登山した日:2018年2月

難易度:中級者向け(ゴンドラ使用しない場合)

登山者数:普通

オススメ度:★★★☆☆

岩と雪のミッスクになる箇所もあるので注意が必要。ゴンドラで上にいけば手軽に美しい景色が味わえる。f:id:kuromenboo:20210104220916j:plain

滋賀県の山

蛇谷ヶ峰★★☆☆☆

登山した日:2018年2月

難易度:初級者向け

登山者数:普通

オススメ度:★★☆☆☆

ガスっているとあまり面白みのない山だった。ただ、急傾斜なのでヒップソリには最適。f:id:kuromenboo:20210104220849j:plain

伊吹山★★★★★

登山した日:2018年1月

難易度:中級者向け

登山者数:普通

オススメ度:★★★★★

独立峰なので、風が強くトレースは消えやすい。天気によって難易度は大きく変わるので注意が必要。冬専用の直登ルートを登り切った先、山頂からの景色はお墨付きだ。f:id:kuromenboo:20210104220928j:plain

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綿向山★★★☆☆

登山した日:2018年1月

難易度:初級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★☆☆

人気の高い初心者向けの山。下山時のヒップソリはハマる楽しさ。f:id:kuromenboo:20210104220833j:plain

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武奈ヶ岳★★★★☆

登山した日:2017年3月

難易度:初級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★★☆

滋賀の雪山登山と言えばこの山。稜線歩きは気持ちよい。f:id:kuromenboo:20210104221011j:plain

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蓬莱山★★☆☆☆

登山した日:2017年1月

難易度:初級者向け

登山者数:少ない

オススメ度:★★☆☆☆

夏道に雪がついただけなのであまり面白みはない。f:id:kuromenboo:20210104220841j:plain

兵庫県の山

氷ノ山★★★★★

登山した日:2016年12月、2018年3月

難易度:初級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★★★

稜線歩きも気持ちよく、人気がある山。f:id:kuromenboo:20210104220931j:plain

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その他、大阪から日帰り可能な山

大山(鳥取)★★★★★

登山した日:2018年2月

難易度:中級者向け

登山者数:多い

オススメ度:★★★★★

ぜひ日の出を狙って登って欲しい。剣ヶ峰の先から登ってくる太陽の姿はたまらなく美しい。f:id:kuromenboo:20210104220825j:plain

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2020年12月現在の拠点は石川県なので、北陸地方(石川、福井、富山)の雪山のオススメまとめです。kuromenboo.hatenablog.com

オススメの登山装備

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7IIの寒冷地性能は貧弱で、4時間ぐらい経過して一度冷え切るとダメです。バッテリー交換しながら何とか撮影はできますが、雪山には全く向かなかったので、α7Ⅲの乗り換えました。kuromenboo.hatenablog.com

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kuromenboo.hatenablog.com雪山でも安心して使えるα7Ⅲ。

雪山では即死のα7Ⅱ。寒冷地以外だと十分の性能でした。

この画角が便利すぎる。SEL24105F4。

広角レンズは登山に合うと思います。逆光耐性が高いSEL1635F4。

登山装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、アウターとして雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

インナーグローブは、いくつか試しましたが、スマートウールに落ち着きました。カメラを使うので薄めを好んでます。

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乾いた雪であれば、終始このグローブで行くこともあります。防水でも撥水でもないので、もちろん防水の雪山グローブは必須ですが、カメラ撮影がしやすく最高です。

安定のストックです。

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モンベルのチェーンスパイクは、使いやすく軽いので買っといて間違いなしです。

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登山で出会った絶景

これまでの登山で特に心に残った山行です。

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α7Ⅲを登山に使用したレビュー〜雪山で使える性能〜

登山で見る山の絶景を写真に残したい。

3年間使用したα7Ⅱからの買い替えで、2020年12月に美品中古でα7Ⅲを購入しましたので、登山で使用したレビューをまとめます。現時点での使用期間は浅いため、随時加筆していきます。

なぜα7Ⅲにしたのか?

元々α7Ⅱを使用しており、レンズも揃っているので、わざわざ他メーカーにする理由はありませんでした。α7Cかα7Ⅲのどちらにするかは悩みましたが、α7Ⅲにしました。決めた理由はこの記事をどうぞ。kuromenboo.hatenablog.com

α7Ⅲの登山での使い心地

私は登山しながら撮るスタイルです。

  • 1回の登山時間は約8時間
  • 雨の日は基本登らない
  • たまに一泊テント泊(雪山は日帰りのみ)
  • 一泊の時は2時間ほど星空撮影
  • 撮影枚数は、1日約150枚
  • 画像サイズはJPEGの1番いい形式のエクストラファイン
  • カメラはカメラバッグに入れてお腹付近に固定(下記リンク)

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大きさ、重量

  • 小さくて、登山の邪魔になるレベルではない。
  • カメラバッグで固定して負荷を分散しているため、カメラが重いと感じることはほとんどない。
  • 小指があまって使いづらいという話も聞くが、α7Ⅱと同じでそれ以外のカメラを使ったことがないので、特に不便に感じない。
  • 雪山で厚手のグローブをつけた状態でのダイアル操作(絞り、シャッタースピード)は可能だが、WB変更やピント位置変更などの細かい操作は誤操作してしまう。

私が雪山で撮影するときは、インナー+このソフトグローブを使うことが多く、この組み合わせであれば操作は問題ないです。寒さについては、-12度環境下でも問題なかったですが、濡れに弱いですし、それなりに寒いので、使える状況の判断が必須です。

湿雪の場合や、ラッセルが伴う場合はこのグローブは使用せず、雪山用の厚いグローブで対応しており、その場合は操作性は悪いと感じます。ただ、操作性のために一眼レフを選ぶ必要性までは感じないレベルです。

バッテリーの減り、寒冷地性能

α7Ⅱからα7Ⅲでバッテリー容量が2.2倍になっており、素晴らしい進化です。

-10度以下の雪山で6時間程使用しましたが、30%程度しか減りませんでした。また、寒冷地でもバッテリーが急に減ることもなく快適です。α7Ⅱは、氷点下環境下で長時間使用すると、すぐバッテリー切れになり、使い物になりませんでした。

 

・2020年12月:長野、東天狗岳

温度計は-12度、山頂は風速7mはありましたが問題なしです。

 

防塵防滴性能

特に、防塵防滴性能については困っていません。

  • 天気が悪い日は登らないし、雨の時はザックにしまうので、積極的に濡らしたことはありません。
  • お腹付近のカメラバッグがいい仕事をするので、小雨や雪だとしまわずに使っても濡れる心配なし。

作例

α7Ⅲで撮影した写真たちです。f:id:kuromenboo:20201227215642j:plain

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結論

α7Ⅲは、登山に最適です!α7Ⅱは寒冷地性能の面でダメでしたが、α7Ⅲでは改善され、より登山で使用しやすくなりました。

登山でα7Ⅲを使う点についてまとめると、

  • 問題なく十分楽しめます。
  • 軽いので重量にシビアな登山では適任。
  • 雪山の寒冷地でも使用可能。(-12度ではokだが、それ以下は未確認)

α7Ⅱとα7Ⅲで比較すると、雪山で使用しないならば、α7Ⅱでも十分な印象ですが、暗闇でのAF性能向上や、マルチセレクターが便利だったり、細かい進化はありますが、値段との相談になると思います。

これからカメラを買おうとしている人は、どのカメラでもいいです。とりあえず買うという一歩を踏み出してほしいです。綺麗な景色を写真に納め、ほかの人と共有することは楽しいです。

ナイスネイチャーしましょう!

2020年12月時点で使用しているレンズ達。

SEL24105F4。この画角の広さ、写りの良さは間違いないです。

SEL1635F4。広角レンズは目の前の景色全てを写せるので、登山に最高。

SEL55F18。扱いやすい単焦点としては丁度良いです。登山でも使える。

SEL135F18。登山では使い辛いですが、撮っていて楽しいGレンズ。

写真の勉強は楽しいです。美しいを言語化することは大事ですね。

登山のオススメ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

終始このグローブで行けてしまいました。もちろん防水の雪山グローブは必須ですが、カメラ撮影がしやすく最高です。

ツェルト2ロングは、緊急用のお守りとして安心ですし、テント泊としても使えるので汎用性が高い。

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安心のトレイルプロショック。

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牛岳へ雪山登山〜うしと名のつく山へ〜(2021年1月)

登り初めは、冬の牛岳へ!丑年ですからね、ここを選ばざるを得ないかなと思いまして。

天気予報通り曇り時々雪でしたが、眺望は少しあり、霧氷もあり、楽しめました。フルラッセルではなかったのが残念でしたが(笑)、ラッセルは良いもんですね。

場所:富山県

日程:2021年1月3日(日)

獲得標高:948m

歩行距離:9.6km

登山時間:4時間20分

日程と装備

ルート

08:00小牧ダム発→10:20牛岳山頂→10:30牛岳大明神→12:20小牧ダム

登山時間:4時間20分f:id:kuromenboo:20210103213652j:plain

駐車場

小牧ダム近くの道路横にスペースがあるので、そこに止めました。

装備

  • 行動着上(インナー、半袖)

  • 行動着下(インナー、防風ソフトシェル)ソフトシェル薄めので良かった。

  • 足元(冬靴、ゲーター、ワカン)
  • 手袋(インナー)
  • カメラ(α7IⅢ、SEL24105、バッテリー予備1個は未使用)
  • ドリンク(水筒0.8L+予備0.5L)0.4L使用。
  • レインウェア上下(使用せず)
  • バードシェル上(使用せず)
  • ダウン上下(使用せず)
  • 小物(ヘッドライト、救急セット)
  • ツェルト(使用せず)
  • 冬用手袋2個(使用せず)
  • サングラス(使用せず)
  • 食事(行動食)

登山

小牧ダム→牛岳山頂

08:00小牧ダム発。出発と同時に1人来て、ワカン装備している間に颯爽と抜き去って行きました。

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まずはダムの上をてくてくと進みます。滑らかに水が流れる様は美しいですね。f:id:kuromenboo:20210103221504j:image

橋を越えます。渡り切った先に、積雪時は通行禁止の看板あり、え⁉︎ってなりました。
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道路を少し上に進んだ所に登山口があるので、そこからトレースに沿って進むと、看板がある夏の登山口です。

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杉林はそれなりに太く、歩いていると高いので気持ちの良いです。落雪注意!白い木々は、まだ霧氷ではなく、雪が積もっただけのようです。

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先行者に追いつきました。抜きつ抜かれつ協力しながらラッセルで進みます。こういうの良いよね!うっすらトレースがありますが、膝ラッセルぐらいです。

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だんだんと霧氷になってきました。f:id:kuromenboo:20210104055433j:image

ラッセルは早々に、前から反対側から登ってきた人が来たので、ラッセルタイムは終わりです。ラッセルしたかった私としては複雑な気持ちです。f:id:kuromenboo:20210103221711j:image

10:20牛岳山頂。ガスっていてもそれなりに美しいので、晴れているともっと綺麗そうですね。

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牛岳大明神

この先の牛岳大明神(鳥居)に向かいます。
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10:30牛岳大明神。牛はいない?これは狛犬だよね?牛…じゃないね…まぁ、今年も良い一年になりますようにと手を合わせます。

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反対側から大勢が登ってきています。向こう側の方がメジャールートなんでしょうか?f:id:kuromenboo:20210103221628j:image

晴れていると綺麗なんでしょうが、ガスっている景色も好きです。
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牛岳大明神→小牧ダム

10:45下山開始。雪道の下山はめっちゃ楽だし、ノントレースを下るのがまた楽しい!
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虫みたいなスノーモンスター達。落雪で人を襲わないようにね!
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登りでテムレスを落としたんですよ…誰かが看板にかけておいてくれました。ありがとう。
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近くまで気づかなかったけど、カモシカちゃん。初めてちゃんと見つめあったかも。
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12:20小牧ダム。
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標高987mの小さな山ですが、霧氷もあり、景色も良く、十分に楽しめる良い山でした。

今回の山行で活躍した道具

カメラ装備

カメラバッグは自力で編み出した方法で使っていますが、本当に便利です。

ノースフェイスのカメラバッグ

α7Ⅲは寒冷地で十分使用できるので安心です。

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この画角が便利すぎる。SEL24105F4

登山装備

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

その他関連記事

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心が震えた登山まとめ(2020年)

2020年に登った山の中で、特に心が震えた登山をまとめます。

感動をくれた山に、人に、自然に感謝します。

(それぞれの詳細記事は、ブログ下部にまとめています)

石鎚山、人生初の初日の出

2020年1月1日、愛媛県

四国の霊峰石鎚山。子供の頃に何度も登り、友達のような山の神様は、白いお山とともに素晴らしい景色を見せてくれた。f:id:kuromenboo:20201230055456j:image

 

乗鞍岳、夜間登山から始まる絶景

2020年2月2日、長野県。

日の出を見ようと夜間登山。登りついた先はガスに包まれて、景色は何も見えなかった。しかし、太陽が登ってくるとガスは晴れ、橙色の素晴らしい世界が現れた。さらにサンピラーまで。雪煙舞う爆風の世界だからこそ、まして景色は美しく、心躍る。f:id:kuromenboo:20201230055706j:image
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海ノ溝谷、大ゴルジュの絶景

2020年8月14日、岐阜県

ずっと大ゴルジュが続くウノミゾダニ。ゴルジュの圧迫さ、滝のカッコ良さ、水の綺麗さ、どれをとっても最高の沢登りは、まさしく大冒険。f:id:kuromenboo:20201230060817j:image
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白馬岳、雲上の散歩

2020年9月21日、長野県。

天気予報は曇り時々雨だが、山の上は雲上の世界。雲の上に浮かぶ山々を歩くのは非常に気持ちが良い。もう天気予報なんて信じないと心に決めた登山。f:id:kuromenboo:20201230062204j:image
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笠ヶ岳、朝焼けの美しさ

2020年10月11日、長野県。

後光を纏う穂高連邦のシルエット、朝焼けに染まる笠ヶ岳、堪らん。f:id:kuromenboo:20201230092556j:imagef:id:kuromenboo:20201230092427j:image

 

大猫山猫又山縦走、剱岳の美しきこと

2020年11月22日、富山県

ただただ、剱岳がかっこ良い。f:id:kuromenboo:20201230090902j:image
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天狗岳、ガスの先の景色

2020年12月23日、長野県。

ガスの間から見えた朝焼け、ガスだからこそ見れる白い虹、360度展望の八ヶ岳の広大な山々、全てが美しい。f:id:kuromenboo:20201230091444j:imagef:id:kuromenboo:20201230091437j:image
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今年は夜間登山からの日の出を見る登山が多く、美しい朝焼けをたくさん見ることができました。

太陽の登る方向、日の出を見る場所、そこの開け具合、登山時間、美しい朝焼けを見るために下調べに非常に時間をかけた一年でした。

2021年はどんな感動を味わえるのか楽しみです。

撮影機材など

登山ではこのカメラバッグでカメラを持ち運んでいます。めっちゃ便利です。

α7IIとSONYのレンズが私の相棒です。

写真の勉強でこの本が目から鱗でした。もっと勉強しよう。 

登山のオススメ装備

値段は高いが、それに見合う素晴らしいソフトシェル。防水ではないですが、防風性能は高く、よっぽどの爆風でない限り雪山でも活躍しています。4年使っても新品同様の丈夫さ。

さすがファイントラックの優秀なソフトシェル。防水ではないですが、雪はつかないし、防風性能は高いので、雪山でよく使っています。

アクティブスキン上下は雪山必須装備です。汗冷えを感じません。

雪山でも場合によって終始このグローブで行っています。もちろん防水の雪山グローブは必須ですが、カメラ撮影がしやすく最高です。

ツェルト2ロングは、緊急用のお守りとして安心ですし、テント泊としても使えるので汎用性が高い。

安心のトレイルプロショック。

過去登山記事

α安心プログラムの解約・退会方法

レンズを購入する時に、お得にワイド保証をつけるために、α安心プログラムに加入しました。1年間は解約できない制約付きです。

そして購入から1年が経過し、α安心プログラムをいざ解約しようとすると、窓口が見つかりません。

窓口がないだけで、メールで簡単に解約できたので、その方法を記載します。(電話でも可能ですが、個人的にはメールの方が気楽なので、メールの方法を記載しています)

解約方法

「マイページ」に移動(SONYのサイトにログインし、+ボタン、マイページを選択)

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下部にある、「ご利用ガイド」を選択。

ページ移動後、下部にある、「お問合わせ」を選択。

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「メールでのお問合わせ」を選択。

後は、表示に沿って入力していき、最後のお問い合わせ内容の記入欄に、α安心プログラムを何月から解約したいという旨を記入し、送信するだけです。
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7時に問い合わせすると、12時に「解約を承りました」の返信が来ました。

もう少し簡単に解約方法がわかれば良いのですが、わかってしまえば、解約は簡単でした。

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